2019.01.26

Cosmo-K DVIとCosmo-Z Miniの製造

昨日、Cosmo-K DVI 7台と、Cosmo-Z Mini 4台の実装が上がってきました。

Seizou

Cosmo-K DVIは、Kintex-7を搭載し、HDMI 2入力、2出力、MIPI CSI 2ポートの画像処理ボードです。

Cosmo-Z Miniは、14bit 125MHzなADCを4chとDACを2ch搭載したZYNQボードです。

とりあえず、戻り部品のチェックなどを済まし、出来上がった製品を並べてみました。

土日の間に動作確認できるといいのですが・・

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2019.01.25

Cosmo-Z Miniの光版を動作テスト

真夜中に会社に来て、Cosmo-Z Miniの光ファイバ搭載版を動作テストしています。

_20190125_044146

約1mWのレーザーをLN変調器で正弦波で変調して、周波数応答のゲインを見ます。Cszmini_opt_fspec

45MHzくらいで3dBダウンし、100MHzで-20dBくらい前後という性能となりました。

これはCosmo-Z Miniのアナログフロントエンドの特性で、125MHzサンプリングなので50MHzくらいから緩やかなLPFにしています。

調整して出荷しようと思っていたのですが、この個体は125MHz動作のときになぜかノイズが増えるし、LVDSで送られてくるシリアル信号のロックもかかりにくいようです。

今日新しく実装した基板が届いたので、新しいのと比べてみたいと思います。

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2019.01.21

MITOUJTAG BASIC 3.4の起動時にエラーが出てPocket JTAG Cableにつながらない

Windows7でMITOUJTAG BASIC 3.4をご利用のお客様から起動時に

システムエラー「コンピュータにDMGR.DLLがないため、プログラムが開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてください。」

というエラーが出て、Pocket JTAG Cableに接続できないとのご連絡をいただきました。

Windows10で確認したところ、確かにエラーの内容は「システム リソースが足りません」

Syserr_2

となっているものの、起動時にエラーが出てしまいました。

sun

この原因は、DMGR.DLLとDJTG.DLLがが無いためなのですが、これらはDigilentのUSB-JTAGケーブルを使うためのプラグインで、MITOUJTAG BASIC 3.4からはDigilentのJTAGケーブルに対応したため、このエラーが出るようになってしまいました。

当社のPCにはすべてXILINXの開発環境が入っていたため、このDLLも入っていたため気が付きませんでした。

Digilentのライブラリは、下記のページから

https://reference.digilentinc.com/reference/software/adept/start?redirect=1#software_downloads

Adept2 のSystem(Windows - V2.19.2)というのを入れれば入ります。

sun

また、Pocket JTAG Cableがつながらないというのは別の問題で、デバイスドライバのあるディレクトリでdpinst.exeを実行すれば入るようになっています。

ですが、MITOUJTAG BASIC 3.4のインストールCDにはdpinstが入っていなかったようです。そのため、デバイスマネージャからインストールしなければならないなど、かなり不便な仕様になっていました。

dpinstの入っているPocket JTAG Cableドライバは下記のURLに置きました。

http://www.tokudenkairo.co.jp/jtag/download.html

この中のPocket JTAG Cableドライバ(1月21日版)をダウンロードしてください。

解凍すると以下のようなファイルが出てきます。

Dpinst_0

お使いのPCが64bitならばdpinstを実行、32bitならばdpinst32を実行します。

画面が暗転して警告メッセージが出ますが、

Dpinst_1_2

dpinstはMicrosoftの作ったツールなのですが、発行元不明となっていますね。

これを実行すると同じフォルダにあるデバイスドライバがかたっぱしからインストールされます。実際のデバイスが接続されていなくても、システムに登録してくれるのです。

Dpinst_2

このように2種類のドライバがインストールされました。

Dpinst_3

これでPocket JTAG Cableが使えるようになります。

dpinstはデバイスドライバのインストール作業を簡単にしてくれます。

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2019.01.18

行政書士さんに内容証明を書いてもらった

前の特電の事務所の保証金が返ってこない問題で、行政書士さんに内容証明を書いてもらいました。

状況としては、保証金として約190万円をオーナーに貸しているのですが、そこからの無条件の控除が65万円ほどあります。これは仕方がありません。

不動産会社は「事業用物件は国土交通省ガイドラインの適用外。原状回復費は借主が全額払え」という主張で、原状回復費として45万円を要求しています。なので、110万円ほど引かれてしまって80万円しか返ってこないことになります。

そういう経緯で行政書士さんに相談したのですが、判例によれば『業務用物件だからといって無条件に原状回復費が借主負担にはならない』とのことでした。

これを100%借主負担にするには契約書に明記していなければならないのですが、この契約書では不十分で、この特約では100%借主負担にはできないとのことでした。

業務用物件であっても、原状回復費は家賃に含まれていると解釈し、貸主が負担するべきなのです。

つまり、

  • 住宅用物件→借主負担にする特約があっても無効
  • 業務用物件→特約があれば借主負担にできるが、はっきりと明記しておかなければならない

という考えです。

この考えに基づいて、減価償却や、故意や過失による汚損面積などを計算して適正な金額の原状回復費となるよう内容証明を書いてもらい、オーナーに送ってもらいました。

sun

行政書士さんに「それでは送ってください」とメールした直後、なぜか不動産のS氏から電話が来ました。まだ内容証明は届いていないはずですが、虫の知らせ的なものでも感じたのでしょうか。

「そろそろご退去から1か月となりますが、あらためて保証金の返還について説明させていただきたい」ということでしたが、

あれ?年明けに連絡くれるはずでは?もう、年明けというには遅すぎますね。

「代理の者に任せたから」と言って電話を切っておきました。

sun

そういえば、不動産業者は雨漏りによる汚損面積は計算したけど、故意過失による汚損面積の割合は計算してこなかったですね。

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2019.01.16

いろいろな実装

Cosmo-Zを6台、Cosmo-Z Miniを4台、Cosmo-K DVIを8台実装します。

まず、届いたDigikeyの箱。Mouserと日本のXILINX代理店も入れると8箱です。

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100万円分くらいの部品があると思います。

これを開けると数百アイテムの部品が出てきて絶望的な気分になりますが、自社管理の番号が付いたラベルシールを貼っていきます。

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Digikeyで注文したときのInvoiceをPHPで取り込んでデータベース管理するシステムを自社製で作っていて、どの製品の製造に、何を何個使ったかを管理するためです。

Tkzaiko

  こうして、シールを貼った部品を、リストに従って箱に詰めていきます。

_20190116_014000

できました。

_20190116_030006_2

青い箱はCosmo-Z用で、南武線沿線にある某実装業者さんに。Cosmo-Z Miniと書いた箱も、府中にある某実装業者さんに。小さい箱は山口県にある実装業者さんに。

それぞれ別々のところに送ります。

これで3種類が同時に実装されます。

sun

15日の夜の10時から初めて、仕分けが出来上がったときには朝の4時ごろになっていました。6時間くらいかかりましたので、だいたい1人日の仕事があります。

もう、部品はおなかいっぱいです。

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2019.01.13

ZYNQのボードを設計

ZYNQ搭載ADC+DACボード「Cosmo-Z Mini」の、特定の用途向けカスタム版を作っています。

高速ADC 2ch、低速DAC 16ch、高速ADC 16ch+ディジタルIOで、10cm角以内に収まるというものです。特電のアルバイトさんがここまで設計してくれました。素晴らしい。

残るはDDR3メモリやADC/DACの配線が主なので私が仕上げます。

Cs1

いままではZYNQの部分はTrenz社のモジュール「TE0720」に頼っていましたが、今回のボードからはTrenz社のモジュールを使わずに自前で回路化します。

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2019.01.12

Cosmo-Z MiniとCosmo-K DVIの基板を出図

Cosmo-Z MiniとCosmo-K DVIを製造するため、基板を出図しました。

Mentsuke

コストを下げるため、2種類の基板を1つに面付したのですが、PROTEL99SEで単純に面付すると、面付した後の基板のデザインルールになってしまいます。

そのため、以下のような場所が変わってしまいます。

  • GNDとベタの接続の方法(Direct、無接続、4本など・・)
  • 内層レイヤーのデフォルトのネット。GNDとかAGNDとか
  • その他、個別のネットをどう扱うかといったルール
  • ポリゴンと他のネットとの間の間隙

そこで、上記のGCPrevueというツールを使って念入りに見比べて(重ねて)チェックしているのですが、チェックに何時間もかかります。

ガーバはテキストファイルですが、CADが出力する丸や線の順序は毎回変わるので、単純な比較ができません。ガーバに相違がないかどうかを一発でチェックするツールが欲しいですね。

sun

前の基板と変わっていないかどうかを念入りにチェックをした後、出図をしたら、基板業者さんから「前回の残りがあるので、それを使ってもいいか?」とのこと。

なんと、将来のリピートに備えて余分に何枚か作ってくれていたようです。前回の残りがあるのなら、それを使いたいです。

sun

Cosmo-Z MiniとCosmo-K DVIの製造と、Cosmo-Zの製造のため、現在の部品の在庫を数えたり、足りない部品をDigikeyに発注していたら、だいたい6時間かかりました。

200アイテムくらいの発注を6つに分けて発注しました。幸い、すべて土曜日の未明に発送されました。火曜日には着くでしょう。Digikeyの中の人、ありがとうございます。

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2019.01.11

前の事務所の保証金の件で行政書士に相談

本郷にある石川ビルの保証金が返ってこない件ですが、不動産会社の担当者は年明けには再度説明するといっていたのですが、連絡はありません。

言いくるめられて不当な金額を返されても困るので、こちらからの連絡は断つことにしました。そういうわけでまだ1円も返ってきていないわけですが。

A社と交渉しても平行線になると思われるので、行政書士の先生をみつけて相談しました。

いままでの経緯をまとめてみるとA社の主張は「事業用物件だから経年劣化・通常損耗は100%借主負担」ということでした。

Acorp1

Acorp2

しかしながら、判例(大阪高等裁判所 平成18年5月23日判決)によれば、事業用物件だからという理由だけで経年劣化・通常損耗も含めて100%借主に負担させることはできず、借主に全額負わせるには契約書に明確に経年劣化・通常損耗が借主負担であると明記される必要があるとのことでした。

契約書には明確な記載はありませんでした。

8_1

で、付則がこれ。

Fusoku

これでは通常損耗や経年劣化を乙(借主)に100%負担させるには不十分だそうです。

sun

ここから先は、私の個人的見解です。

法律的には事業用物件だから100%借主負担、住宅は貸主負担、なんていうことはありません。その会社の慣習や何となくオーナーの利益になるように決めているのがこの業界の腐ったところだと思います。

唯一の法的根拠となるのが上記の大阪高裁の判例で、明確な記載がなければ100%借主負担にできないというものですから、「事業用物件は100%借主負担」というのは、オーナーと不動産業者の願望に過ぎないのです。

  • 事業用物件→明確な記載があれば100%借主負担にできる
  • 住宅→明確な記載があっても100%借主負担にできない

しかし、この契約書。何度読んでも「償却費に関わらず乙の費用にて」というのが、良心を感じさせないですね。

退去時の償却費2か月分は、内装工事とは関係なく、オーナーの利益として頂くよ、ということですから。

あと、調べていてわかったことは、敷金と保証金との違い。

敷金は物件に縛られた担保ですが、保証金はテナントがオーナーに強制的に貸し出しさせられている「金銭消費賃貸借」に過ぎないということです。物件に縛られた担保ではなく、ただの金銭消費賃貸借です。

だから、私が不動産会社に「保証金は金銭消費賃貸借だから、速やかに返さないなら契約違反だから利子も含めて払え。(契約期間は無利子だが契約終了後も無利子だという記載はないから、利子もしくは遅延損害金は当然とってもよい)」といったのも筋が通っているなと思う次第です。

それに、この契約書では、保証金の請求権を第三者に譲渡することが禁じられていないことにも気が付きました。これは契約書作成時の大きなミスです。つまり、誰かに売ってしまってもいいわけです。銀行とかに担保として差し入れることもできます。私が交渉しても埒が明かないと思ったら、その専門のプロの人に売ってしまって、その人が取り立てにいくと・・・。おお怖い。

もし、行政書士さんによる交渉がうまくいかなければ、弁護士の先生に利子も含めて内容証明でも書いてもらおうかと思います。

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