電子部品をスキャナにかけると
大変つまらない実験ですが、電子部品をスキャンしてみました。

これは、132ピンBGAの裏側で、ボール間隔は0.5mmです。物はCoolRunnerIIです。
普通のデジカメではここまで細かく(画像としては大きく)撮ることはできませんでした。
そもそもなんでこんなことをやっているかというと、ある基板の穴の位置を確認したくて、かといってノギスでは基板上の穴の位置を正確に測れなかったため、スキャナでめいっぱい高解像度で取り込み、その画像の座標から穴の位置やサイズを測ろうとしたのです。
仮に、1200dpiでキャプチャしたとしたら0.8milの解像度が期待できます。0.8milということは20μmですから、プリント基板の最も細い配線よりもずっと細いわけです。
実際にはあまりうまくいきませんでしたが、何かに応用できるといいですね。
例えばデスクトップ環境で、ソフトウェアだけで基板の実装検査ができるといいな。
かなり綺麗に撮れます。

0.65mmピッチならブリッジすればすぐに見つかるかもしれません。

0.5mmピッチも大丈夫です。
ちょっと画像処理してエッジ検出などしてみました。

うーん
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