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2005.12.30

大掃除

今年は計画的に余裕をもって大掃除を進めていたので、今日中には終わりそうだ。

さて、大掃除で半田ごての先っぽを交換しようとしたら、3年間使い続けたこて先は、こて本体と癒着してしまっていて、金槌で叩かないと外れなくなってしまっていた。こて先は1年に1度はまめに交換したほうがいいかもしれない。

パソコンの排気口やら、キーボードの隙間を掃除機できれいにし、机にこべりついたハンダのヤニはフラックス除去液で洗浄。机の上も本棚もピカピカになった。散乱していたFPGAの評価ボードなどは、きちんと箱に戻し、買ってきた棚に整理整頓した。
掃除というのは実に気持ちがいい。これなら、JTAGの開発も一掃進みそうだ。

そうこうしているうちに、年末年始の勉強用に、アマゾンで購入した本が6冊ほど届いた。2冊はディジタル系の本、4冊は定本などアナログ系の本。昨夜3冊を読破。

そして、思い切ってLinuxを入れ替えた。
私はメインのマシンでは、当然Windows2000を使っているのだが、ファイルサーバや実験用サーバには24時間365日稼動のLinuxを使っている。
なぜなら、Linuxを常時立ち上げておくと、組み込みの開発にも意外と便利である。例えば、ARMやPowerPCのコンパイルをGCCでちょっと試してみたいときなどに重宝なのである。

今まで使っていたLinuxは、Debianだった。
Debianは、昔、知人に勧められてインストールした。正直言ってDebianは好きにはなれなかったが、一応問題なく動いているし、特に他のに乗り換える理由もないので、惰性で2年間ほど使いつづけてきた。
Linuxとはいえど、使いつづけていろんなものをapt-getしているうちに、だんだん怪しくなってくるものである。Debianに詳しい人なら綺麗に治せるのだろうが、別にDebianに詳しくなりたいわけではないので、思い切ってアンインストールすることにした。ようやく、ジグドーとかいうツールで苦労して作ったあのたくさんのCDROMを廃棄できる。

必要なファイルをバックアップし、Debianの入ったHDDをフォーマット。昔買っておいたRedhat9を入れなおした。古いバージョンではあるが、せっかく買ったのだから、有効に使わなければいけない。

Redhatは、やっぱりいい。
Debianと違って、そこらじゅうでGNU GNUと言わない。その辺がとても快適である。

ファイルサーバや、メールサーバ、メーリングリストなどをセットアップしていたら、数日かかってしまった。Turbo→Redhat→Debian→Redhatと使っているうちに、/etcの構成とかすっかりこんがらがっている自分がいた。

今年残された時間はあと僅かだが、JTAGの更なる研究とMITOUJTAGの改良に費やしたい。

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2005.12.23

Spartan3EのBSDLファイル

Spartan3E Saple PackのCDにあるWebPACK7.1をインストールしてみたところ、WebPACK7.1に入っているSpartan3EのBSDLファイルが正しくないようです。
MITOUJTAGでバウンダリスキャンを行う場合に、WebPACKやサポートパックをインストールした際に入っているBSDLファイルを使うと、バウンダリスキャンが正しくできないどころか、回路にダメージを与える危険性があります。

なお、iMPACTで書き込みを行うだけなら問題はないと思われますが、より高度なJTAGの使い方をする場合は、ご注意ください。

Spartan3EのBSDLファイルは、
WebPACK7.1に入っている
 ・xc3s100e_tq144.bsd バージョン1.1.1.2、2005年2月10日
サービスパックに入っている
 ・xc3s100e_tq144.bsd バージョン1.3 2005年8月26日
と、XILINXのサイトからダウンロードしたもの、
 ・xc3s100e_tq144.bsd バージョン1.5 2005年12月15日
があります。

結論を言うと、12月15日版のバージョン1.5のBSDLファイルが最も正しいようです。
古い1.3などBSDLファイルには誤りがあるので、正しくバウンダリスキャンができません。

どこが違うかを調べてみると、WebPACK7.1に最初から入っているバージョン1.1.1.2のBSDLファイルでは、まず、JTAGの命令コードが違いました。

バージョン1.3
"EXTEST (001111)," &
"SAMPLE (000001)," &
"IDCODE (001001)," &
バージョン1.1.1.2
"EXTEST (111100)," &
"SAMPLE (100000)," &
"IDCODE (100100)," &

つまり、古いBSDLファイルでは、ビットの上下が逆転して記述されているようです。

また、各入出力端子の記述のうち、端子の出力を禁止するレジスタの値(DISVAL)が、バージョン間で異なっています。

***** xc3s100e_tq144_1_3.bsd
" 270 (BC_1, PAD28, INPUT, X),"&
" 269 (BC_1, PAD28, OUTPUT3, X, 268, 0,Z),"&
" 268 (BC_1, *, CONTROLR, 1,),"&
***** XC3S100E_TQ144_1_1_2_1.BSD
" 270 (BC_1, PAD28, INPUT, X),"&
" 269 (BC_1, PAD28, OUTPUT3, X, 268, 0,Z),"&
" 268 (BC_1, *, CONTROL, 0),"&
*****

バージョン1.5のBSDLファイルではその極性が正しくなっています。

***** xc3s100e_tq144_1_5.bsd
" 270 (BC_1, PAD28, INPUT, X),"&
" 269 (BC_1, PAD28, OUTPUT3, X, 268, 1, PULL1),"&
" 268 (BC_1, *, CONTROLR, 1),"&
***** XC3S100E_TQ144_1_3.BSD
" 270 (BC_1, PAD28, INPUT, X),"&
" 269 (BC_1, PAD28, OUTPUT3, X, 268, 0,Z),"&
" 268 (BC_1, *, CONTROLR, 1,),"&
*****

つまり、
 ・バージョン1.1.1.2 → JTAG操作不可
 ・バージョン1.3 → 入出力の極性の定義が逆転
 ・バージョン1.5 → 正しい

ということで、Spartan3Eのバウンダリスキャンを行う際には、極力新しいBSDLファイルを使うようにする必要があるようです。さもないと、EXTESTの際に入出力が逆転して機器を損傷する危険があります。

参考までに、バージョン1.3のBSDLファイルを使ってバウンダリスキャン(SAMPLE)した際の画面を載せます。
バージョン1.3のBSDLファイルでバウンダリスキャン
バウンダリスキャンで観ると、ほとんどの信号が出力として認識されている(実際には入力またはHi-Zである)のがおわかりかと思います。

Spartan3Eをバウンダリスキャンする際には、是非とも
XILINXのサイトから最新のものをダウンロードしてご利用ください。

この問題、最初はSpartan3Eのsteppingの関係かと思いましたが、Spartan3E Sample Packで使われているFPGAは、"4CES"とマーキングされています。つまり、このFPGAはES品で、Stepping 0に相当するようです。それに、データシートによれば2005年の11月時点ではまだStepping 1の製品は出ていないようです。よって、BSDLファイルの問題はSteppingとは関係がなさそうです。

XILINXさんをはじめとして、JTAG対応デバイスのベンダーさん。
(有)ナヒテックは、次世代のJTAG技術を専門に開発しているベンチャー企業です。
もし(有)ナヒテックご連絡いただければ、リリース前でもBSDLファイルを検証させていただきます。ぜひともご検討ください。

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2005.12.22

Spartan3E Sample Pack

ET2005で抽選で配られていたボードについて、いろいろわかってきました。

まず、このボードの名前は「Spartan3E Sample Pack」というようです。これは、前に発売された例のSpartan3 Starter Kitと、2005年12月に発売が予定されているSpartan3E Starter Kitの間に位置するようなボードといったところでしょう。

このボードの名前が「Spartan-3E Sample Pack」ということがわかったので、Googleで検索してみると、DigilentのWebサイトの中にあるユーザガイドがヒットします

このボードを調べていて、どのようにしてSpartan3Eがコンフィギュレーションされてるかがわかりました。Spartan3Eは、M2,M1,M0のピンを010または011と設定することで、パラレルフラッシュROMからコンフィグレーションするようになるようです。
このとき、フラッシュROMとFPGAの接続は固定的に決まるようで、つまりFPGAのどの信号がフラッシュROMのどの信号につながる、ということは一意に決まってしまいます。
(ということは、Spartan3EとフラッシュROMの部品の位置関係やパターンもほとんど一意に決まる)

さて、Spartan3E FPGAコンフィグ用のビットストリームは、FPGAと共存するCPUのブートコードと重ならないように選択できます。つまり、メモリの0番地から下向き(?)に格納する方法と、FFFFF番地から上向き(?)に格納する方法が選べるようです。


そこで、MITOUJTAGのフラッシュROMライタで確認すると、アドレス0xE423からおなじみのコンフィギュレーションビット列が入っているのがわかります。
これは、ボードの電源を入れたときに起動する、"Circling LED Design"というサンプルアプリケーションです。

s3esp_1

また、どんどんしらべていくと、アドレスE0000からF1BDCまで、別のビットストリームが、TopとBottomが逆向きに格納されているのがわかります。これは"Dice Game"という別のサンプルアプリケーションです。

s3esp_2

なるほどSample Packの説明書を読むと、起動時にはUPモードでコンフィギュレーションし、ボタンを押すとDOWNモードで再コンフィギュレーションするようで、MultiBootという技術が使われているようです。

データシートを読むと、MultiBootは、STARTUP_SPARTAN3Eというプリミティブを使用することで使えるようになる機能で、コンフィギュレーション後に別のデザインをロードするしくみです。このMultiBootのトリガとなる信号は、FPGAの内部信号であってもよく、つまり、FPGAに、自分自身で再コンフィギュレーションを行うしくみが備わっているということです。誤ったコンフィグデータを書いてしまわないためのフェイルセーフに使えるでしょう。

つまり、マルチブートを発動すると、最初の起動とは逆の方向からコンフィギュレーションデータを探すというものです。このボードでは、最初、0x0000から下向き(?)にコンフィギュレーションデータを探したので、マルチブートの際には0xfffffから上向き(?)に探し、Dice Gameが起動するというものです。

データシートをざっと読んで理解したコンフィギュレーションの仕組みを絵に表すと、下の図のような感じです。

multiboot

(間違ってたらすみません)

コンフィギュレーションファイルをフラッシュメモリに書き込むのは、iMPACTではできないようです。
このボードでは、FPGAに「フラッシュ書き込み回路」をコンフィギュレーションしておき、FPGAに書き込み用回路がダウンロードされると、JTAGを通じてデータを受信してフラッシュメモリに書き込む機能がインプリメントされ、書き込みアプリケーションが動作するようです。実際のところ、私もまだ試していません。

このアプリケーションでは、FPGAの中でMicroBlazeが動いているようです。昨日の日記で、JTAGロジアナを使って観測されたアドレスバスの動きは、そのMicroBlazeの動作と思われます。

MITOUJTAG用で使う、Spartan3Eのフラッシュメモリ定義ファイルは、下記のリンクからダウンロードできます。
MITOUJTAG BASICをお持ちの方は、是非お試しください。
「s3esp.jfc」をダウンロード

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2005.12.21

XILINX Spartan-3Eサンプルキット

ET2005の会場で配られていたXILINX Spartan-3Eサンプルキットが届きました!
抽選にあたったようで、とてもラッキーです。

なんと、DVDのようなケースに入っています。
xsp3e_1

ケースを開けると、名刺サイズをちょっと長くしたようなボードと、CD-ROM 3枚、それからXILINX社とLT社とIntel社のパンフレットが入っていました。3枚のCDは、ISE7.1 WebPackと、EDKと、このボードのドキュメントのようです。EDKってWebPackで使えたのでしょうか?

このボードは、XILINXのSpartan3Eである、XC3S100ETQ144と、IntelのStrataFlashメモリ(32MBytes)と、いくつかのLEDなどがついています。
基板にはXILINXと、LINEAR TECHNOLOGYと、DIGILENTのロゴが入っています。CD-ROMには、XILINXのアプリケーションノートが満載なので、XILINX直々に作った評価ボードと思われます。ケースの裏には、XC3S500Eが載ったSpartan3E評価ボードの広告が載っています。

xsp3e_2

さて、Spartan3や3Eは、1.2Vの電源を必要とするのですが、このボードで使われている1.2V用のレギュレータはLinearTechnology社のLTC3407が使われています。これは3.3Vと1.2Vを作り出すことができるスイッチングレギュレータICですが、外付けコイルが小さく、基板上に占める電源回路の面積が小さくできるのが嬉しいですね。しかも、800mAもとれるようです。
そういえば、ドロッパ型のレギュレータで1.2V対応でそこそこ電流が取れるものって、今まであまりなかったので、今度自分で作るボードにも採用してみようかなという気になります。

また、発振器は、LT社の6905というチップタイプの発振器が搭載されているのですが、なんと! SOT-23パッケージじゃないですか!小さい! しかも外付けの抵抗で周波数を設定できる!?
なんかすごい発振器ですね。抵抗のかわりにFETでもつなげばPLL用のVCOにもなるのでしょうか?
※でもこの評価ボードでは抵抗をいれる部分が電源に直結されており、回路図を見ると"Set to 50MHz"とあります。オシロでみると、47MHz付近で発振してはいるのですが、周波数のブレがすごい・・

さて、MITOUJTAGをSpartan3Eに対応させたので、早速つないで動かしてみました。
ちゃんとバウンダリスキャンで、信号は見えますし、LEDの操作もできます。
Spartan3EをMITOUJTAGで観察

最初から入っているLEDの光が回転するサンプルを動かしてみると、LEDの光が何段階かで階調表示されているようでした。MITOUJTAGロジアナで見ると、確かに、LEDをパルス駆動して階調表示を行っているようです。
Spartan3E評価キットをMITOUJTAGロジアナで

また、CD-ROM内のサンプル集の中にある、systemとかいうbitファイルを書き込んでみると、フラッシュメモリのアドレス線にさかんにアクセスしにいくサンプルがありました。
アドレス線の定義が、A<31)がLSBのようです。MicroBlazeが動いているのでしょうか?

CPUが動いてる?

また、Spartan3Eは、汎用のIntelフラッシュメモリからコンフィギュレーションするとのことでしたので、MITOUJTAGのフラッシュメモリライタ機能を使ってフラッシュメモリの中を調べてみました。CFIコードなどを読み出すことはできたのですが、BITファイルに相当する、FFFFAA9955…とかいう並びはみつかりませんでした。
時間があれば、Spartan3Eの、フラッシュメモリからのコンフィギュレーションと、bitファイルとの関係をみたいとおもいます。

フラッシュの中も覗いてみよう

というわけで、ざっくりと動かしてみましたが、私はやっぱり、XILINXのコンフィギュレーションROM、XCFシリーズが好きです。なんといっても、JTAGで書き換えできるのですから。

でも今後は、FPGA内のマイコンのメモリと共用できるということから、汎用のフラッシュROMをコンフィギュレーション用に使う事例が増えてくると思います。
MITOUJTAGも何らかのサポートが必要かなと思いました。
高速にやるには、純粋にバウンダリスキャンだけを使ってメモリを書き換えると遅いので、FPGAの中にフラッシメモリに書き換えるロジックを入れ、JTAGを使って高速にFPGAとPCで通信して書き換えればよいのでしょう。そのためのロジックは、JTAGを使ってFPGAに直接コンフィギュレーションすればいいのです。
MITOUJTAGも、次の次のバージョンくらいで、この方法をサポートするかもしれません。

Spartan3E評価ボードとMobile JTAG Cable

ちなみに、ISEの6ではSpartan3E用の論理合成ができないみたいなので、自分の回路を作るところまではいっていません。時間ができたらWebPACK7でも入れてみます。

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2005.12.19

インターネプコンに出展します!

ナヒテックは、2006年1月18日(水)~20日(金)に、東京ビックサイトにて開催されるインターネプコンに出展します。
(※㈱つくば研究支援センター殿との共同出展です。)

展示内容は、現在開発中のMITOUJTAGの次期バージョン(MITOUJTAG BASIC Version 1.2.4)による電子回路デバッグの実演を予定しています。
MITOUJTAGの次のバージョンでは、ブロックRAMを使ってFPGAの中にロジアナを埋め込む機能や、Spartan3Eの書き込み対応などの機能が追加され、さらにスゴいJTAGソフトウェアに進化します。

また、ナヒテックは最近、コンタクトプローブ(接触針)による回路検査と、JTAGとを組み合わせた、新しいプリント基板の検査技術を研究しています。その成果として、プリント基板検査ソリューションの実演もできたらと考えています。

そして、MITOUJTAG最新版の体験版の配布も予定しています。
というのは、前に配布していた無償評価版0.3.1と比べると、今のMITOUJTAGは比べ物にならないほど機能アップしています。あまりにも高機能化しているので、どのように変わったかを文章で書いて表現することが難しいくらいです。
そこで、最新のMITOUJTAGをできるだけ多くの方に体験していただくためには、お客様に実際にご利用いただいたほうが分かりやすいと思い、会場にお越しいただいた皆様に最新版をベースにしたMITOUJTAG体験版を無償で配布することを予定しています。(お名刺をご持参ください)

多くの方のご来場をお待ちしております。
皆様、ぜひともご来場ください。

展示内容の詳細は下記のURLをご覧下さい。

「展示会 インターネプコン出展のご案内」
http://www.nahitech.com/inj2006.html

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2005.12.10

技術士の口頭試験に行ってきました

今日は技術士の口頭試験を受けるため、渋谷まで行ってきました。
旧アキバ系(?)の私としては渋谷は苦手です。できるだけ地上を歩かなくて良いよう、地下鉄は2番の出口から出ました。

試験会場の「フォーラム8」に着き、受付を済ませ、控え室で待機すること30分。
周りを見ると、総合管理部門の人でしょうか、40~50代の人が多かったですね。

さて、案内の人が呼びに来て、試験会場に入り驚きました。
なんと、試験官が4人もいるのです。

詳しい質疑応答内容を書くのは合格発表後にしますが、業績論文に関する内容を深く突っ込んだ質問が多かったです。
意地悪な質問はなかったのですが、試験が終わってから、あれも言っておけばよかった~と思うことがいっぱいありました。帰りの電車の中で質問の意図がわかったことも多々ありました。
いろいろと質問されいろいろ答え、議論はできるだけせずに30分が過ぎました。

合格発表は2ヶ月後です。
2ヶ月なんて仕事をしていたらあっという間ですが、待ち遠しいですね。

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2005.12.09

AVNETのボードにEmbeddedSmartJTAG

AVNETのSpartan3E評価ボードに、Embedded SmartJTAGを組み込んでみました。

avnetboard

「Embedded SmartJTAG」というのは単体の商品ではありません。CY7C68013を使ったシステムの中に、SmartJTAG相当の機能を組み込むものです。
つまり、EZ-USB FX2にUSB-JTAGを同居させてもらい、MITOUJTAGやNAXJPからFPGAやROMやCPLDのプログラミングができるようにするというものです。もちろん、CY7C68013は本来のモードでも動作します。

今回実験に用いたAVNETの評価ボードに、Embedded SmartJTAGを組み込むのはとても簡単でした。
EZ-USBの汎用I/Oポートが出ているジャンパ(JP3)から、JTAGのコネクタへTCK、TDI、TMS、TDOを適当につなぐだけでOKです。ただし、USBチップは3.3VでSpartan3Eは2.5Vなので安全のため、間に33Ωくらいの抵抗をいれています。
jtag wire

Embedded SmartJTAGのイメージをFX2のROMに書込み、MITOUJTAGを起動させ、認識させます。
すると、SmartJTAGとSpartan3Eが認識されます。
これだけで、バウンダリスキャンができ各端子の状態を見ることができます。

spe3e-smaj
(Embedded SmartJTAGは開発中の製品なので、アイコンはSmartJTAGのものを使用している)

また、MITOUJTAGからSpartan3Eにも書込みができるように対応しました。
これで、簡単にSpartan3Eにbitファイルをダウンロードすることもできるようになりました。
とても楽です。

評価キットのCD-ROMに入っているサンプルデータをダウンロードし、ロジアナを起動。

sp3e-logana

ちゃんと、LEDの動作が見えました。
これは使えるぞ・・と自分でも思いました。

サンプルのデータを書き換えてみようかと思ったのですが、Spartan3Eのデータをコンパイルするには、ISEのバージョンは7.1が必要なようで、今使っている6.2iではできないようです。
ということで、今日はここまでにしておきます。

Embedded SmartJTAGと、MITOUJTAGのSpartan3E対応については、ナヒテックまでお問い合わせください。

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帝●データバンク再び

今日、郵便受けに帝●データバンクの人の名刺が入っていた。

肩書きを見ると、千葉支店調査第一部になっている。

会うつもりはないといったのに、門のところまでここまで来ていた。
わざわざ電車賃と時間をかけて、千葉の中央からこんな辺境の地まできたらしい。
ここに来ても得るものは何もなかっただろう。

しかし、誰かわからない依頼者に調べられているなんて、極めて不愉快です。
ナヒテックのことを知りたかったら、直接聞いてください。 > 依頼者

さて、帝●データバンクに調査されると、代表者はこんなことを調べられてしまうらしい。
http://www.tdb.co.jp/privacy/main.html#03

>代表者に関する項目
>氏名、役職、性別、生年月日、出身都道府県、最終学歴、経歴、現住所、電話番号、関係事業・趣味スポーツ、経営者タイプ、申告納税額、自宅所有状況、自宅付記、後継者有無

スポーツとか趣味とかって、ひたすらググってたりして・・・
とりあえず書いておく。
・趣味=もちろん電気
・経営者タイプ=プロトタイプ
・スポーツ=高校のころ柔道やってました。私は弱かったけど。楽しかったなあ、柔道部。

申告納税額って税務署にいけば、第三者が知りえるのかな?

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2005.12.08

AVNETのSpartan3E評価ボード

Interface誌の広告にも載っていたAVNETのSpartan3E評価ボードを購入しました!
豪華な箱に入って届きました。

このボードの概要は、www.avnet.comへ行って、ADS-XLX-SP3E-EVL100と検索すれば英語で読むことができますが、詳しく知りたいので買ってしまいました。

sp3eevl100

このボードは、FPGAはSpartan3Eの100。
CY7C68013によるUSB2.0。
そしてコンフィギュレーションは、ST MicroelectronicsのSPI ROMが載っています。
(たしか、Spartan3Eというのは、汎用のパラレルフラッシュやシリアルフラッシュを、FPGAのコンフィギュレーション用ROMとして使えるものだったと思います。(ちがってたら申し訳ない))

USB2.0をコントロールするユーティリティーが付属しており、PCとFPGA間のデータ転送や、SPIのPROMに対してUSB経由で書き込みを行うことや、FPGAのコンフィギュレーションを行うことができます。

これで9000円くらいですから、ものすごくお得です。

気になるFPGAのコンフィギュレーションは
・SPI ROMからの起動
・シリアル方式(USB経由)
・バウンダリスキャン方式(XILINXのParallel Cableを使用する)
のいずれかをジャンパで選択するようです。

デフォルトでは、FPGAはSPIのROMからコンフィギュレーションしようとします。
CY7C68013には、FPGAのCCLKやPROGといった端子が接続されていますので、シリアルモードでUSB経由のコンフィギュレーションもできます。ただし、JTAGの信号はCY7C68013には直接つながっていないので、USB経由のJTAGコンフィギュレーションはできないようです。


FPGAに必要な電源は2.5Vと3.xVと1.2Vですが、TPS75003という一つのICで作り出しています。ただし、これはスイッチングレギュレータなので、ICの外にはコイルやMOS-FETが必要なようです。また、結構な面積を必要とします。自分で作る回路に採用するとなると、スイッチング電源の実装のノウハウが必要そうです。

サンプルアプリケーションは、LEDの点灯や、RS232C通信のものが同梱されています。
USBと通信するサンプルはないようです。

さて、実際に動かしてみました。
"Distribution Package USB2Util v3.1_fs.ZIP"というファイルを展開すると、"EZ-USB_devtools_version_261700.zip"と"USB2Util v3.1_fs.ZIP"というファイルが出てきます。
この"USB2Util v3.1_fs.ZIP"を展開すると、いろいろなフォルダが出てきますが、"ads"というフォルダをC:\の直下にコピーします。
それで、"USB2Util v3.1_fs\Release"フォルダにあるUSB2Util.exeを実行します。
このとき、先ほどのadsフォルダをCの直下にコピーしておかないと、エラーが出ます。

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アプリが起動したら、ボードの種類を選択して、プルダウンからConfig FPGAを選択して、.bitファイルを選択します。間違ってConfig FX2を選択すると、私のPCの場合は再起動しなければいけなくなりました。
この操作でFPGAはコンフィギュレーションできるようです。

また、INITやDONEなどの信号の操作や、FPGAとの通信はEZ-USB FX2のGPIFを使っているようで、どういう仕組みかはよくわかりません。FPGAとの通信のスループットを測りたかったのですが、GPIFの勉強不足のため保留しておきます。

ちなみにMITOUJTAGはまだSpartan3Eに対応していません。
来週以降になりますが、Spartan3Eに対応させ、次のバージョンへ向けて更新をはじめまる予定です。
Spartan3Eも簡単にコンフィギュレーションできるようになるでしょう。

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2005.12.07

帝●データバンク

突然、帝●データバンクから、電話がくる。

帝「帝●データバンク●●支店の●●と申します。ある依頼者からの依頼で、ナヒテック様のことを教えていただける範囲でいいので、信用調査させていただきたいのですが」
私「依頼者はどなたですか?」
帝「私のような担当者にはその情報は伝わってこないのでわからないんです。」
私「じゃあ、答えられませんよ。貴方が本当に帝●データバンクかどうかもわかりませんし」
帝「それは直接お会いしてお名刺だけでも」
私「依頼者も誰だか分からないのにお答えできません」

それにしても、失礼な調査会社だ。
有限会社を調べるなんて、どんな会社だろう。
買掛で高額の発注もしていないし、心当たりは全くない。

こういう依頼者は、大抵、何とかキャピタルといった投機筋の会社だろう。
関わってもいいことない。

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2005.12.03

神社参り

今日は鹿島神宮と船橋大神宮へ参りました。

鹿島神宮と言うと、総武線の終点にもあるので、名前は知っているという人はかなり多いと思います。電車だとかなり遠く感じるので、鹿島神宮行きの電車に乗って寝過ごすと帰って来れないなんていわれたりするほどです。ですが、車だと習志野から高速道路で30分程度ですから意外と近いものです。

今日は習志野から高速道路でいきました。
途中で津田沼自動車教習所の教習車と何台も出会いました。思いおこせば、私が自動車の免許を取らせていただいたのはその教習所なので、教習車を見るたびに懐かしく感じると共に、教習所で教わった「運転のテクニックは安全運転で示せ」という言葉を思い出します。いい言葉です。

さて、最近つくづく思うのは、自営業の人は神社仏閣へ参る人が多いですよね。
確かに私も会社に勤めていたころは今ほど神社仏閣参りはしませんでした。

会社という組織の一員として働いていた頃は、上司や組織に守られている状態で仕事をしていました。会社員であれば上司や社長がいて指示をくれ守ってくれますが、自営業の人は上に守ってくれる人がいないので、自分ですべて決断しなければなりません。そうなると、当然いろいろな心配事も多いわけです。

人間は自分の上に守ってくれる誰かが必要なのでしょう。
そこで、自営業の人は神社仏閣に詣でて、神様仏様を自分に守ってもらおうとするのではないでしょうか。正月に初詣にいくと何と自営業の人が多いことか。正月の初詣グッズには、ほとんどのものに商売繁盛とかかれていますからそういうものなのでしょう。

来週から、私が手がけているプロジェクトがそろそろいろいろと動き出します。某大手さんと交渉も進めていかなければなりません。油断大敵。ちょっとでも気を許すと簡単に飲み込まれてしまいます。お互いに利益になる末永い関係を築いていきたいものです。さらに、来週末には技術士の口頭試験もあります。そろそろ勉強も始めなければなりません。

鹿島神宮でご祈祷をしてもらい、それから地元の船橋大神宮へ参りました。
しめ縄や熊手が出始めていました。もうすぐ正月ですね。

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