ナニワ金融道を実践してみた(先物の勧誘の断り方)
自営業の皆さん、先物の勧誘って来ますか?
2年前、ある展示会で、ある会社の人と名刺交換しました。
○○商事と名乗っていたし、展示会に来ていたので、電子部品の商社かなと思っていました。
ところが、2年前のある日、その人から電話がかかってきて、やたらと雑談をしながら、投資がどうのこうのといっていってくるのです。何の会社かはっきり言わなかったのが特徴でした。「もうかけないでくれ」、と言って切ったのですが、1ヶ月くらいするとまたかかってきます。強く断ったら、手紙が来て「一度合いたい」と書かれていました。
当然無視しましたが、かなりしつこかったですね。
さて、最近、「実践!ナニワ金融道+α~四発目 はまればドつぼ!恐怖の先物取引編~」というマンガを読んだのですが、このマンガは先物取引にはまった人がどのように破滅していくかが描かれていて、とても参考(?)になります。
読み終わってから、先の○○商事はひょっとして先物の会社じゃなかったかな・・と思い出し、調べてみると、案の定先物の会社でした。
ナニワ金融道の最後に、「誰にでもできる電話セールス完全撃退術」というのが書かれてていて、それによると『電話は1分で切れ』とのことでした。
そして、今日、なんと、その○○商事さんから1年半ぶりに電話が来たのです!!
もう電話は来ないと思っていたのに、ちゃんとリストに残っていて、クロールしてるんですね!
これは、先物勧誘の「お断り」を実践する、千載一遇のチャンス!
○○商事「ナヒテックさんですか」
私「はいそうです」
○○商事「以前お名刺交換させていただいた○○商事の○○と申しますが」
私「○○商事さんて、先物の会社ですよね」
○○商事「・・はい、そうですが」
私「私は、先物はやらないんですよ。」
○○商事「いえ、あの今回は・・」
先手を打たれて、相手に先物商社であることを見抜かれると、かなり困惑するようです。
去年電話をかけてきたときには、○○商事は自分を先物の会社だと言わなかったし。
私「貴方の所属部署とお名前を教えていただけますか」
商事「○○商事、○○営業所 ○○です」
私「えっと、復唱します。○○商事、○○営業所の○○さん、ですね。もうかけないでください。」
いかにも、メモしているという感じで私は答えました。
ナニワ金融道には相手の会社と名前をメモしろとあります。先物の営業マンは、証拠が残ることを嫌がるのだそうです。
○○商事「いえ、あああ・・それでは、発信規制リストに登録しますから、ワンコールだけさせてください。そうすれば、うちからは絶対にかからなくなります」
その会社のダイアルの仕組みはよくわかりませんが、ワンコールすると発信されなくなる仕組みを導入しているのでしょうか。しかしながら、ワンコールといってかけさせるのは良くないでしょう。その会社からは来なくなっても、他の会社から来るようになったら困ります。
私「もうかけないでください。今度来たら、消費者センターに連絡です」
消費者センターと全協商というのに連絡されるのを嫌がるらしい。これも、ナニワ金融道に載っていました。
○○商事「ああ・・ちょっと待っ」
私「さよなら」
ここで、無理やり電話を切りました。
これ以上深く会話してみるのも楽しいのでしょうが、「いまSDRAMが値上がりしてます!コンデンサがまたとないチャンスなんです!」とか言われても嫌だし、危うきに近寄らないほうがいいと判断したためです。
たぶん、もう来ないでしょう。手紙は来るかもしれませんが。
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コメント
私に数学を教えてくださった内藤さんに、私が申すのも妙ですが、おっしゃるとおり先物は非常に危険です。どうしてもなさりたいなら、株価総合指数連動債で塩漬け、が忙しい人向けです(大爆笑)。私などが今更内藤さんに申すことでもないと思いますが。
連投すみませんでした。お邪魔致しました。
投稿: takizawa_shinichiro | 2007.07.14 01:59
あ、すみません。"株価総合指数連動債で塩漬け"<-「現物で」です。
投稿: takizawa_shinichiro | 2007.07.14 05:44