« 月刊アスキー4月号に載りました! | トップページ | ようやくmixiに参加 »

2006.03.23

ノートPC「PC-MM1-H1W」を自力で修理

私のノートパソコンMebius「PC-MM1-H1W」が、昨年の10月に壊れてしまいました。
電車の中で電源を入れようとしたら、バッテリランプがオレンジ色に点滅して、電源が入りません。
Googleで同様の症状を検索してみると、同じような症状の人がいるようです。

まずは、メーカーのサポート係に電話してみました。すると、「リセットボタンを押してアダプタを抜き差ししてみて、それで駄目なら基板交換」とのことでした。どこが壊れているかはわからない、ということです。

それっきり修理にも出さずほうっておいたのですが、今日ふと思い立って、自分で直してみたくなりました。
久しぶりに電源を入れてみても、相変わらず橙色の点滅です。

どうせ壊れているならと、壊すのを覚悟で分解し、マザーボードを取り出しました。

以下に述べる記事は、あくまでも私のPCでの場合です。絶対に真似しないでください。真似してどのようなことが起きても、一切責任はとりません。

PC-MM1-H1Wのマザーボード

これが、PC-MM1-H1Wのマザーボードです。写真に写っている一番大きなチップがCruesoeです。

症状を詳しく診てみると、電源ボタンを押してから橙色のランプが点滅するまで、およそ1秒間あります。このとき、基板からかすかにカチッという音が聞こえます。この動作から推測すると、最初は普通に起動したのに何らかの異常に気が付いて、シャットダウンするような感じの動作でした。

このスイッチング電源が停止して、橙色の点滅になる

とりあえずオシロで、いろんなところの電圧を測定してみました。上の写真に灰色の四角い部品が2個映っていますが、これはスイッチング電源用のトランスのようで、それぞれ5V用(下側)と3.3V用(上側)のようです。
基板上のスイッチング電源は、ACアダプタから供給されるDC20Vをスイッチして、DC5VとDC3.3Vを作り出しているようです。
5V側は、PCの電源が入っていなくとも、常にスイッチング電源が動作して5Vを作り出しています。
3.3Vの方は、電源ボタンを押すとスイッチング電源が動き出し、1秒ほど供給されるものの、すぐにOFFになってしまいます。カチッというかすかな音は、このトランスから出ているようでした。
3.3Vの電源を動かしたり止めたりする信号が見つからないものか、と探してみたのですが、さすがにみつかりません。

ところが、いろいろ調べているうちにあることに気が付きました。基板上に載っているフラッシュROMや、SDRAMのアドレス線やデータ線が全く動いている気配がないのです。それどころか、SDRAMやROM、CPUのまわりなどは一瞬も3.3Vなどの電源が来る気配がありません。

そこで、ちょっと基板全体を見てみると、同じ様なトランスがもう一つありました。上の基板写真では、Cruesoeの左側に映っています。

当該部分を拡大するとこんな感じです。
この部分が原因でした!
原因の部分(いくつかの部品を取り外した後)

このヒューズ(F6)が切れていたのです。

取り外したヒューズ

ヒューズが切れたのを修理する場合、何も考えずにジャンパしてしまうというのは、非常に危ない解決策です。なぜヒューズが切れたのかの原因を追求せずにジャンパするのは非常に危険です。しかし、危険を承知でとりあえずジャンパしてみました。このヒューズにはACアダプタからのDC20Vがモロに来ています。

そんなヒューズをジャンパし、ACアダプタをつなぎます。
すると・・、ACアダプタが電流リミットにかかったようです。つまり、このヒューズの先で何かがショートしているようです。

ショートモードで壊れる部品というと、タンタルコンデンサが想像できますが、今回の原因は、タンタルではなく、チップ積層セラミックコンデンサでした。
基板上でヒューズの向こう側につながっているコンデンサを全部外してみて、テスターで絶縁チェックしてみると、あるコンデンサでテスターからブリブリ音が鳴りました。調べてみると、80Ωくらいの抵抗で導通してしまっているようです。

中途半端な値で導通していた積セラ
この写真では大分傷がついていますが、これは取り外しの際についた傷です。
ちなみに、基板に実装されている外観を眺めてもわかりません。

コンデンサの容量jは10μFと思われます。DC20Vが加わるので、耐圧は50Vくらいはほしいところです。
同じようなコンデンサが3つ並列になっているので、30μFの容量を作っていたのでしょう。

このコンデンサを外して、ヒューズをジャンパし、生きている2つのコンデンサを戻しました。

電源を入れてみると、見事にMebiusが起動しました。

積セラを外して、Mebius起動

ところで、原因を調べている際に、オシロのプローブでDC20Vをショートさせてしまい、5V用のスイッチング電源の積セラも壊してしまいした。スイッチング電源の1次側には2つのコンデンサが並列になっていたので、もう1個は生き残っています。

というわけで、2箇所のスイッチング電源で、コンデンサを1個づつ外した状態で動かしました。


マザーボードを筐体に納め、丁寧にネジをしめ、ハードディスクを取り付け、起動させました。

Windowsが起動しました。


・・


しかし、どうも動作中に「きゅるゅる」という妙な音がするのが気になります。5分くらいすると、突然、ブツッと電源が落ちてしまいました。

再び筐体をあけてみると、外観は特に問題ありませんでしたが、3.3V用のスイッチング電源の部分にある積セラが20Ωくらいで導通してしまっていました。そのため、ACアダプタが電流リミットでシャットダウンしたようです。

そんな状態でACアダプタをつないで1分くらいしてみると、「バシュー!」と積セラから火が出ました。
いやぁ~、大容量の積セラって、タンタルみたいに火を吹いて壊れるんですね。
しかも、導通モードで壊れるの?

積セラを取り外してみると、基板が少し焦げてえぐれてしまっていました。

更に火を吹いた積層セラミックコンデンサの跡

今度ばかりはもうだめか、と思ったのですが、このコンデンサを取り外してみると、ちゃんと起動しました。
うーん、さすが日本製品。丈夫です。

コンデンサが少なすぎたのが問題かもしれないと思い、パーツ箱のなかから適当な10μ以上のコンデンサを探してつけることにしました。しかし、ここはDC20Vが加わる場所ですから、耐圧の大きなコンデンサが必要です。

そんな大容量で高耐圧の積セラなんてもっていないので、とりあえず、電解コンをつけることにしました。
絶対に真似しないでくださいね。

スイッチング電源のコンデンサを置き換え

上が5V用のスイッチング電源です。トランスに不思議なシミが出ています。
変ですね、さっきまではこんなシミはなかったのに。

まぁ、細かいことは気にせず、燃えた積セラを外して電解コンに置き換えます。

手持ちの電解コンで、耐圧が20V以上のものは2個しかなかたので、CPU用のスイッチング電源には47μF16Vのコンデンサを2個直列にしました。絶対に真似しないでください。
CPU部分のコンデンサを置き換え

ESRだとかインダクタンスだとかいろいろな意味で、電解コンは積セラの代わりには全くなりませんが、とりあえず容量だけは確保しました。絶対に真似しないでくださいね。

これで、電源を入れて起動してみると、ちゃんと起動しました。

notepc10

やっぱり基板から出る音が少し変ですが、今度はシャットダウンすることなく、数十分動かすことができました。無理やり電解をつけたので、筐体の蓋がしまらないので放熱が激しく、CPUへの負担を考えてそれ以上の動作テストはしないでおきました。

とりあえず、RSコンポーネンツに、似たような積セラとチップヒューズを注文しておいたので、明日届いたらもう少し実験してみることにしましょう。

とにかくわかったことは、
・PC-MM1-H1Wのバッテリランプが橙に点滅して電源が入らない場合は、CPU用のスイッチング電源が動作していない可能性がある。
・その原因は、私の場合はヒューズ切れだったが、ヒューズ切れの原因は積セラのショートモードでの故障だった。
・パソコンの電源がOFFになっている状態でも、回路の各部にはアダプタからのDC20Vが加わっている。壊れたコンデンサがあると危険。バッテリ駆動でも同様に電圧が各部に加わっていると思われる。まぁそのためのヒューズなのですが。


それから、このMebiusは、もう一つ不調な箇所があるんです。
ここでも話題になっているようですが、HDDが遅くなるんです。止まっているとしか思えないほど遅くなるんです。
しかも、カランカランなんて音が鳴るんです。
私の場合、特に冬場にこの現象が起きやすいようでした。夏は快調でした。
まぁ、それでも、不調になってから2年以上、HDDがクラッシュせずに動いているので良しとしましょう。

デザインもいいし、軽いし、使いやすいので、私はこのPC-MM1-H1Wをとても気に入っています。

|

« 月刊アスキー4月号に載りました! | トップページ | ようやくmixiに参加 »

コメント

はじめまして、私のPC-MM1-H6Wも全く同じ場所のコンデンサが壊れています。もしかして、この機種の欠陥かも、SHARPがリコールすべきではないかと思った。とにかく、大変参考になりました。ありがとうございます。

投稿: ちょう | 2006.11.23 11:02

私のPC-MM1-H1Wはバッテリ端子近くのヒューズが飛んでおり
NECのBGAチップ近くのチップコンデンサがショートしてました。
チップコンデンサはなひたふさんと同様3225サイズのものでした。

投稿: 自動ドア | 2007.02.26 02:36

DC20Vをショートさせてしまったのですが、どうやって修理したんですか??
あと、ヒューズが切れていることを調べる方法ってどうやればいいのでしょう???
何か本などがあれば教えてください

投稿: コモリ | 2007.08.15 22:34

同じ機種を使用しているので大変参考になりました。有難うございます。


ただ、異音とトランスのシミという事が凄く気になります。
もしかしたら、コンデンサが燃えた熱でトランス内の絶縁体が溶けるなどでトランスのレイヤーショートを起こしている可能性があるのかもしれません(もしそうなら危険です)

投稿: ふ~か~ | 2008.02.04 18:33

こんばんは

お役に立てたようで何よりです。
DC20Vは予想以上に強烈です。トランスも発熱すれば、何かの液体が染み出てくることもありますし、何が起こるかわかりません。

電源以外にも、ハードディスクがカランコロンと音がして極端に遅くなってしまったり、最近はあるFlashを見ていると落ち(電源ランプが赤く点滅)てリセットボタンを押さないと復旧しないなど、不調は続いているのですがまだまだ愛用しています。

投稿: なひたふ | 2008.02.04 18:44

メビ生前の赤ランプ点滅まで同じですね。
うちのメビは、USBのHDDなど比較的に電気をよく食べる物をつないで暫くそのままにしておくと赤ランプになります。(時間はまちまちですが・・・)

部品取り用に同型機のマザーを2枚ほど落札して調べてみたのですが、なひたふさんと同じ場所のコンデンサがショートしており3.15Aのヒューズと、自動ドアさんと同じバッテリのコネクタ近くの5Aフューズが切れていました。
ただアダプタコネクタ直近の5Aは切れていませんでした。

バッテリ付近の設計に問題があるのかなぁ。。。

投稿: ふ~か~ | 2008.02.14 15:58

なひたふさんありがとうございました。
googleでPC-MM1-H1Wの似たような故障の記事を探していたらなひたふさんの記事にめぐり合いました。故障時の状況、症状から見て、99%これに間違いないと確信し、秋葉の秋月で10μ25Vのチップコンを買い求め本体をバラシ(恐る恐る)、ヒューズがとんでいるのを確認の上、なひたふさんの記事の通りにコンデンサを交換(3個とも)し、ヒューズも付けました。ただヒューズは小さいのが手に入らなかったので、やむを得ずポリスイッチを寝かせて装着しましたが。
再組立てをし、SWを入れたらあっさり立ち上がりました。メーカーに持ってけば軽くボード交換等と言われ3~4万取られるところ(もっともそれだったら諦める)でしたが、部品代200円程度で済みました。
同じ症状が多くの方のPC-MM1-H1Wで見られるようですが、これはリコールが成立するぐらいの欠陥ですね。
私の場合はなひたふさんの記事を見て自力で直せたからいいようなものの、多くの人はわからないまま廃棄してしまうんでしょうね。
ともかくありがとうございました。

投稿: いっぱち | 2008.04.23 09:27

いっぱちさん
返事が遅くなりましてごめんなさい。

何はともあれ直ってよかったです。
古い機種ですし、メーカー修理に出すのはちょっとためらいますよね。

私も気になって、コンデンサメーカーの人に聞いてみたところ、普通は積層セラミックコンデンサが導通モードで壊れるようなことはないそうです。国内メーカーの2社の人が首をかしげてそういっていたので、コンデンサ自体は安心してよいものだと思います。

ともかく、そのパソコンでは、普通でないことがおきていたのかもしれませんね。

>ポリスイッチを寝かせて装着しましたが。
ポリスイッチは危険ですよ。

これはヒューズではないので、導通/切断というはっきりした状態だけではなく、中間の状態が存在します。
かなり発熱もします。さらにトリップ付近の発熱が大きい状態で使っていると、経年劣化します。
トリップ電流が下がってしまったポリスイッチを実際に見たことがありましたが、1つ下の電流ランクの品になったような感じでした。普通に使っていても10分くらいでトリップしてしまいます。

投稿: なひたふ | 2008.05.03 02:37

大変有用な情報をありがとうございました。
これからXP-SP3をあてようと思って検索して、ここに参りました.

私のムラマサは、日立の販売したOEMビジネスモデルです。
メーカ保証が08年8月末まであります。

下記部品交換で保証対象外にはなりましたが、電話サポートは迅速に対応してくれています。

部品交換に際しても情報をくれました。
WIN XP Pro sp2搭載で、購入後、無線LANモジュール交換でa/b/g対応にし、HDD交換で80GBに増量しました。
非常に気に入っており、もっさりした動作も好ましい。
まだまだ使い倒す積もりです。

投稿: 川崎両尾 | 2008.05.23 20:05

 ノートPC「PC-MM1-H1W」を自力で修理というお話を参考にして私も修理してみました。焼損した積層セラミックコンデンサ1カ所C564二つのうち一つをニッポンケミコンの樹脂外装ラジアルリード形積層セラミックコンデンサTHDシリーズ50V10μFで代替えしました。ACアダプタをつないだ状態では動作しています。
 ところが、ACアダプタを外すと電源が落ちてしまいます。本来なら丁寧に追跡したいところですが、ついつい甘えさせていただいて、アドバイスをいただければ幸いです。
 なお、バッテリーには充電されているようです。交換用のバッテリーも100%充電できました。
 よろしくお願いします。

投稿: goodman | 2008.09.17 22:14

goodman さん、こんばんは
さすがにこの状況では原因はわかりません。交換したコンデンサ以外にも壊れている部品があるのかもしれません。

投稿: なひたふ | 2008.09.18 02:28

 なひたふさん、早速のご回答ありがとうございました。驚きました。
 その後、「くろぶろぐ2006年7月8日」に「MURAMASAのその後」という記事を見つけました。これを参考にして、バッテリ端子近くのF10 5Aのヒューズが切れていることがわかりました。「SOC 72V T 5A」という小さな白いチップヒューズです。
 線材で短絡したところ正常に動作しました。チップヒューズが手に入るまで、しばらく寝かせておくことにします。
 深夜に、お疲れのところアドバイスありがとうございました。

投稿: goodman | 2008.09.18 11:01

ポリスイッチ検索して来ました。
以前、チップ積層セラミックのショート破損、フィルム基板で見かけました。
3番目写真の実装位置が気になりました。基板の端で細くなってる所、更にビス付近、機械ストレスでコンデンサの層がずれてショートしてるかもと思います。
外装も基板も薄いノートPC、このままでは持ち歩くのにビクビクしそうです。
20Vとのこと、応力で耐圧不足にもなりそうですね。

投稿: ろじぃ~ | 2008.09.24 10:36

なひたふさん、ありがとうございました。ここの情報のおかげでテスタ一本で無事直せました。(オシロは必要に応じ友人から借りる状況なので...)私のMM1-H5WはC566ショートとバッテリ付近の5Aチップヒューズ切れでした。故障状態は起動、バッテリ充電も出来ずでした。地方ですと入手が厳しい部品ですが、仕事柄、代替部品を入手できました。積セラのショートモード故障はこれまで体験したことがありませんでしたので大変良い参考事例でした。(もちろん回路設計時は故障モードの想定はします。)しばらくの間、何が故障要因なのかを考えることになりそうです。なお当機は予備マシンだったので2003年5月頃から月に一回程度、updateのために稼動させてた程度です。では。

投稿: HAK | 2008.09.27 17:07

皆さん、コメントありがとうございます。

やっぱりコンデンサが怪しくなっている人が多いですね。
コンデンサ屋の人に聞いてみたのですが、普通は積セラがショートモードで壊れることはありえないとのこと。過電圧で使ってもそういうことはあまり考えられないとのことです。

巨大なサイズなので、基板の端&ネジ近くということで、機械的なストレスが加わって、弱くなっているのかもしれませんね。

切れたヒューズの代わりに短絡するのは大変危険ですが、私もそうしてしまいました。いつかヒューズを取り寄せて取り替えようと思っていましたが、気がつけば2年半そのままにしています。

このパソコンは今となってはスピードが遅いので何度も買い換えようと思ったのですが、なかなか使い勝手が良く、しかも軽いので、ボロボロになりながらもいまだに使っています。

遅いけれども許せる範囲の速さで動くのが可愛いところです。
まだまだ手放せそうにありません。

投稿: なひたふ | 2008.10.01 01:28

なひたふさま

貴重な情報を有難うございました。

私、20数年前のラジオ少年でしたのでお書きに
なっていることは理解できるものの、実際の作業を
するにはもう歳を取りすぎてるような(笑)。

どこかでこの換装作業をしてくれるような業者なんて
あったらいいな、と思ってしまいました。

妻が重宝に使ってましたので。

投稿: どうえい | 2008.12.06 08:55

>どこかでこの換装作業をしてくれるような業者なんて
>あったらいいな、と思ってしまいました。

企業向けにはありそう(ただし高い)ですが、個人向けとなるとなさそうですね・・
昔は、半田付けをリワークして、ノートパソコンのCPUをアップグレードしてくれたりメモリを増設してくれたりというマニアックなパソコン屋さんがあったと聞いていますが、さすがに最近ではもうないのかもしれません。

このパソコンの修理では、メイン基板を取り外すのが一番難しかったのですが、メイン基板を取り出せてしまえば修復作業自体はそんなに難しくなかったように思えます。

部品を外して戻したときに直らなかったらどうしようと不安になることはありますが、分解しただけで壊れるという箇所はなかったように思えます。
長さやピッチが異なる細かいネジがたくさんあるので、どこにどのネジをはめるのかを忘れないようにするのが大変でした。デジカメで撮影しながら作業すればよいのかもしれません。

このパソコンはとても使いやすくて良いパソコンだったので、直ったときの感動は今でも忘れられません。ボロボロになりましたが、今でもまだ使っています。

投稿: なひたふ | 2008.12.09 00:02

うちのが壊れた時に検索でたどりついたのがこの記事でした。とても参考になり助かりました。
ひさびさに来てみたら、つい最近のコメントがついてて、MM1 愛されてるなーとしみじみ思い、記念に書き込みさせていただきました。

ちなみにうちの PC-MM1-H1W は、結局ヤフオクで液晶割れの H3W を落札してマザボ交換し、いまだ現役です。EeePC S101 に浮気してしまいそうな今日このごろ・・・。

投稿: QLO | 2008.12.19 14:55

私のPC-MM1-H1Wと、これのOEM版である日立のPC(型番忘れ)も場所こそ違いますが3225サイズのチップコンデンサがショート→付近のヒューズ切れを起こしていました。
誤ったスペックのチップコンデンサを仕入れてしまったのか、これらが不良品だったかなのでしょう。

投稿: | 2009.01.21 03:36

はじめまして。
私もPC-MM1-H4Eにて同様の症状で困っており、いろいろ調べているうちにたどり着きました。
がんばってマザーを取り出し、チップコンデンサのショートとヒューズ切れを確認したのですが、ヒューズの入手で行き詰っています。

どうやら↓のサイトのもの(SOCの11CT)
http://www.socfuse.com/j/products/pdf/P29.pdf
が全くの同一品であるようで、
チップワンストップで購入できるようなのですが、ここは個人購入できないそうですね。。。
誰か購入権を持った人が仕入れてヤフオクなどで売りさばいてくだされば、意外とニーズがあるような気がします。
ま、あくまで願望ですが。

投稿: たいやき | 2009.02.03 12:37

なひたふさん、こんにちは

マザーボード交換無し、ハンダ付け等対応してくれる業者さんがみつかりました。

自分のを修理に出したのですが、残念ながら電源がやはり時折落ちてしまうのですが、電話で丁寧に修理状況を教えて頂き、料金も調査費の2,100円だけですみました(完全に修理できると15,700円だったと思います。)

自分のMM1は電源が入ったり、入らなかったりなので、修理箇所が特定できず、上記の料金になりました。完全にアウトになったら又修理に出そうと思います。

千葉県のPCアシストという修理工房です。

先ずメールで故障内容を説明して、修理可能かどうかのやりとりがあって、その上でPCを送付します。

ここによるとノートの通電しないPCの修理持込が結構あるそうです。

投稿: どうえい | 2009.03.07 08:20

どうえいさん、こんにちは

動かなければ即マザーボード交換という現在でも、そういう修理をしてくれるお店があるのですね。
情報ありがとうございます。

投稿: なひたふ | 2009.03.13 17:38

積層セラミックコンデンサがショートモードで壊れる件ですが、鉛フリー半田に切り替わる時期に半田の不良でウイスカーが発生して、セラコンをショートモードで破壊してしまうと言う事例が結構見られたそうです。つまり悪いのはセラコンではなくて、半田側と言うこと。
同時期に発売されたNECのVY10Fの辺の起動不良も殆どがセラコンが焼損してますもんね。

投稿: OKU | 2009.04.03 19:43

はじめまして、
親戚が新しくネットブックを購入するということで、メビウスを頂いたのですが、現状では普通に使用することができるのですがどうもバッテリーが充電されないようで、、親戚が言うにはバッテリーが駄目だからアダプター無しだと動かないよって言ってましたので、新しくバッテリーを入手して見ましたがどうも本体!?の故障のようでバッテリーランプがオレンジ色に数回点滅してグリーン色に点灯してを繰り返しています。もし何かお気づきの点がありましたら教えて頂きたいのですがよろしくお願いいたします。

投稿: けいりょう | 2009.04.08 13:43

電源自分も同じ症状。
修理されている方いらっしゃる様子です。
http://pub.ne.jp/hyo_chan/?entry_id=1935138

投稿: | 2009.06.27 08:50

本ホームペイジを見つけMM1-H1WをPCアシストさんに修理に出しました。2日で帰ってきました。約3年前に故障して使用していなかったので嬉しくて書き込みました。
今更ですがOS軌道の遅いのにびっくりしています。少し使用して問題なければSSDに交換してこれからも使って行きたいと思っています。これだけ薄いPCは現状ほかにないので。尚、修理代は15700円でした。

投稿: rohi | 2010.02.27 16:42

私は目の前でパソコンから煙が出てきました。
買ってから6年目のものです。
NECに文句を言うと、実はNECも原因はつかんでいてマザーボードをそのようなショートを起こさないものに交換してくれます。結構この故障は頻発しているようですがその情報を公開しないNECって一体何って感じです。
ということで自分で交換できない方であればとりあえず煙が出たということでNECを呼び寄せるのも手です。

投稿: CIVIL | 2010.03.30 23:09

ディスプレイが割れたため、他故障機器をヤフオクで
購入、ディスプレイだけ換装して使用しているものです。
ヤフオクで購入した機器はやはりコンデンサが死んでいました。
本当にこの故障、多いんですね。びっくりです。

そんなウチのH1Wですが、…起動までに30分以上。
何度クリーンインストールをしても直らないのです。
これを機にHDDも換装すべきなのでしょうかね…

投稿: きりゅう | 2010.04.07 01:15

かなり同じ症状の方が多いのですね。驚きました。
うちのMM1-H1Wはハードディスクが動かなくなってしまったので、もう起動しませんが、愛着あってなかなか捨てられないです。

投稿: なひたふ | 2010.04.07 05:45

> そんなウチのH1Wですが、…起動までに30分以上
私のMM1のHDDはバッドクラスタが多発し、動作が遅くなっていたのですが、
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se196626.html?site=n
でZeroFillしたあと、
http://www.dposoft.net/#b_hddhid
で、修復したところ回復しました。

よく言われる、「PIO病」かもしれません。

投稿: wakky | 2010.04.15 09:06

こんにちは。
ノートパソコンの修理をしていてこのページにたどり着きました。
質問なのですがセラコンの不良はどのようにして見分ければ良いのでしょうか?
また交換しようと思ったら容量はどのようにして調べるのでしょうか?
よろしくお願いします。

投稿: ぴよぴよ | 2011.08.07 17:41

>質問なのですがセラコンの不良はどのようにして見分ければ良いのでしょうか?
テスターで両端を測ってショートしていたら故障です。

>また交換しようと思ったら容量はどのようにして調べるのでしょうか?
ショートしたコンデンサの容量は測れないので、近くにある似たようなコンデンサを外してみて、容量を測って推測するしかありません。

投稿: なひたふ | 2011.08.08 12:44

遅くて使えない!
といって回ってきたMM1-H5Wですが、
BIOSをデフォルトにセットし、
HDDをチェックディスクすると見違えるように
早くなりました、
といってもネットやエクセルには、
まずまず使える程度ですが。

軽くて小さいので重宝しています

投稿: ためしてがってん | 2012.01.02 18:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 月刊アスキー4月号に載りました! | トップページ | ようやくmixiに参加 »