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2006.09.23

MITOUJTAGがVirtex4に対応!

一昨日、Virtex4を搭載した基板が実装から上がってきました。

Virtex4

Virtex4のXC4VLX25SF363は、メタル製のBGAパッケージに入っています。
パッケージは綺麗です。結構熱くなります。

このFPGAをいろいろとデバッグするため、まずMITOUJTAGをVirtex4に対応させました。
JTAGバウンダリスキャンでVirtex4

MITOUJTAGサポートページから、「サービスパック4」と「パッケージファイル」をダウンロードして、インストールすると、MITOUJTAGでVirtex4の書き込みができるようになります。サービスパック4を適用しなくても、バウンダリスキャンはできます。

これは新規に作成した基板ですが、はじめて使うデバイスや使ったことのない機能が満載なので、FPGAの端子から本当に信号が出力されているか、隣の基板からちゃんと信号が届いてきているか、など非常に不安になる箇所がいっぱいありました。

「この信号、本当に基板上で正しくつながってるのかな」などと思ったとき、FPGAのその端子から波形を出すようなテストデザインを作ってオシロで確かめてみる、というのも手ですが、Virtex4のような大きなFPGAだと、ISEで1回コンパイルするのにかなりの時間がかかりますので、気軽にはできません。

そんなとき、MITOUJTAGのバウンダリスキャン機能をつかえば、望みの端子をクリックするだけで、FPGAのどのI/O端子からでも自由にHとLを出力することができます。

好きな端子からHやLが出せますし信号の状態もモニタできます。オシロやロジアナをあてなくても、隣のICが信号を出してきているかどうか、すぐにわかります。

つまり、「FPGAの設計をしなくても、FPGAが動く」ということです。

BGAだらけのこの基板のデバッグでは、私自身かなりMITOUJTAGに助けられました。
だいたい、作業を始めてから約12時間くらいで、PCI ExpressのIPコアが動くところまで達成できました。MITOUJTAGを使わなければ、不安な心持のまま10日くらいはかかったでしょう。

これはPCI Expressの基板なのですが、この基板にパソコンをつなぎ、パソコンの電源を入れると、ごらんのとおりいろいろな信号が動き出すのが見えます。
PCI EXPRESS PIPE信号のJTAGロジアナ

ここまでくれば一安心です。

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