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2007.09.26

V850用JTAG ICEが記事になりました

たいへんお待たせいたしました!
Interface誌2007年11月号に、V850ES/JG2用JTAGデバッガの記事が掲載されました。
近いうちにダウンロードができるようになると思います。

記事はこちらのページで最初のさわりの部分を読むことができます。
http://www.cqpub.co.jp/interface/contents/2007/200711.htm
いろいろ詳しいことは後ろほうのページに書いているので、V850JTAGデバッガを使ってみたいという方は、ぜひともInterface誌をお買い上げください。
サポートページは、明日までに開設予定です。

いやあ、このデバッガは作るのにとても苦労しました。
SHのときの3倍くらい大変でした。
でも、JTAGから内蔵フラッシュROMに書き込めるようにしておいたので、便利に使えるとは思います。内蔵フラッシュROMを書き換えるために、USB-シリアルを毎回Disconnectする必要はなくなります。
TeraTermは立ち上げっぱなしでよいのです。

なお、このJTAGデバッガはC言語で書いたプログラムをソースコードのままデバッグすることはできません。C言語のプログラムをデバッグするのであれば、今はGDBやInsightに接続して、デバッグすることになります。
というわけで、本格的なJTAGデバッガというよりは、「JTAGダウンローダ&簡易モニタ」というつくりですので、過大な期待は禁物です。

さて、これまでいろいろなJTAGデバッガを作ってきて思ったのですが、やはりJTAGデバッガはCのソースコードを読み込んでソースを1行1行ステップ実行してデバッグするようなことができなければ、あまり実用的ではないですね。
いずれ、そういうのを作ろうかとも思います。

自分で言うのもなんですが、V850を本格的にJTAGデバッグしたいなら、各社から発売されている商用のV850用JTAGデバッガを購入されたほうがよいでしょう。
今回のV850用JTAGデバッガは、V850ES/JG2専用で、なおかつ、Interface誌の付録基板専用になるように設計しています。くれぐれも他のボードで使わないでください。何が起こるかわかりません。

そういうわけですので、今回のV850用JTAGデバッガを付録基板に使ってみて、JTAGデバッグというものを気に入っていただければ幸いです。

(ふぅ、これでようやく抱えていた仕事が1つ終わって、残り8件になった。)

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コメント

製造用によいのではないでしょうか。
ダウンロードケーブルのキットを組み立て業者さんが購入される例が結構あります。

投稿: shirou | 2007.09.26 19:27

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