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2008.12.12

Ajax版JTAGツールのつづき

12月上旬にリリースすると言っていましたAjax版JTAGツールですが、計画が遅れています。

Linux上にサーバを用意し、PerlのCGIと、Cで書かれたデーモン間を名前付きパイプで通信しようとしていました。

78Kマイコン
 ↑
 ActiveX
 ↓
インターネットエクスプローラ
 ↑
 JavaScript
 |
 XML
 ↓
Perlで書いたスクリプト (サーバ上のCGI)
 ↑↓
 名前付きパイプ
 ↑↓
デーモン(JTAGアルゴリズムサーバ)

CGIとデーモンを接続する箇所で名前付きパイプを使ったのが間違いでした。

名前付きパイプは両端が同時にオープンしないとオープンできません。オープンしようとしてもブロックされてしまうからです。(非同期オプションとかいろいろ回避策はあるのですが、これもあまり上手くいきませんでした)

上の図のシステムでは、CGIはXMLのデータを返しますが、JavaScriptから呼ばれて起動してすぐに終了するので、パイプを開けたままにできません。
いろいろ試してみましたが、名前付きパイプでやるにはどうしても都合が悪いということがわかってきました。
手順を間違えるとすぐに不安定になってしまいます。

今度はメッセージキューで試してみることにしましょう。

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