LatticeのXP2をはじめます
突然ですが、LatticeのXP2をはじめようと思います。
なんだかもう、XやAのFPGAでは新鮮味や、ワクワク感、ドキドキ感がなくて・・
というわけでLatticeのXP2というのを調べていたのですが、どうやらSpartan3ANと似たような分野のFPGAで、Spartan3ANよりも高度という感じがします。
Spartan3/ANと似たような点としては、
・ブロックRAMはある → EBRという
・分散RAMもある
・ハードウェア乗算器もある
・JTAGポートをユーザロジックで使用できる → ER1というプリミティブ
・フラッシュメモリを内蔵している → Spartan3ANやMAX2のように
・LUTは十分にある(表現が曖昧ですが・・)
そして、Sp3にない嬉しい特徴として、
・DDR2入出力FFに、クロックドメインを受け渡すためのFFが入っている
(Spartan3E/Aでは、ODDR2と隣のIOBのFFを使わなければできなかった)
・DDR2メモリから受信したDQSをうまく使うための仕組みがある
(90°ずらすみたいなことが書いてあった)
・PLLがある?
・内蔵フラッシュROMをEBRでエミュレートして、さらに簡単にライトバックできる(FlashBAKという?)
・コンフィギュレーションの暗号化?
と、痒かったところに手が届く感じです。
コンフィギュレーションに関して大きな違いは、Spartan3ANはSpartan3にSPI ROMをくっつけてワンチップ化した感じでしたが、LatticeのXP2は最初からフラッシュROMを内蔵することを前提として作っています。よって、内蔵フラッシュROMとブロックRAMの間のデータ転送が超高速にできるし、使い方は自由自在。これは面白いかもしれません。
同じことをやろうとするなら、Sp3よりも安価で、よりセキュア(コピー防止などが効く)に、より小さなFootPrintでできそうです。
これはもう、MITOUJTAGで対応するしかありません!
論理合成ソフトをインストールして、動くようになったので、書き込みの仕組みとかいろいろ調べています。
とりあえず、3日間で、MITOUJTAGで、
・論理合成ツール(ispLEVER)が出力するピン定義ファイルが読み込みできること。
・SVFファイルを使わずに、JEDファイルから直接FPGAにコンフィギュレーションできること。
・BLOGANAが動くようになること。
を目指します。
うまくいけば、EDS Fairでお披露目します。
乞う期待!
| 固定リンク
コメント
質問でつ
先生はDDTの付録製作に関与していますか?
投稿: | 2009.03.27 14:05
あの・・・どちら様でしょうか。
何はともあれコメントありがとうございます。
名前を書いてくれると嬉しいですっ!
ちなみに先生じゃありませんっっ!
投稿: なひたふ | 2009.03.28 00:12