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2009.03.16

Lattice XP2のUSB-JTAG書き込み

気分を変えて、今日はトラ技78Kマイコンを使って、Lattice XP2のUSB-JTAG書き込み器を作ろうと実験しています。

実験に使ったFPGAボードは、富士エレクトロニクスさんのXP2評価ボードです。
トラ技78K基板で、USB-JTAGをつくり、LatticeのXP2を書き込み

しかし、現在の78K-USB-JTAGのプログラムにはバグがあって、Lattice XP2には正常に書き込めないことがわかってきました。

バグの原因を修正し、LFXP2-17Eに書き込んでみました。
78kusbjtagxp2_1

結果は、
・消去 5秒
・書き込み300秒
・ベリファイ300秒
と、異様に遅いということがわかりました。

試しにXILINXのParallel IVでやってみたら、
=
Xilpar4xp2_1_2

・消去 5秒
・書き込み11秒
・ベリファイ17秒
と、耐えられる速さでした。

来月はデジタル・デザイン・テクノロジとかいう雑誌が創刊されるようですが、そのおまけ基板がLFXP2-5Eだそうです。
それに向けて、トラ技78Kマイコンや、XILINX Parallelケーブル、ALTERA ByteBlasterなどでXP2に書き込みができるようなプログラムを作り、無償でリリースしたいと思っています。

今の78K-JTAGのプログラムでは、書き込みとベリファイにそれぞれ120秒ほどかかってしまう計算になります。
FPGAの書き込みに4分は待てないので、なんとかしたいと思います。

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