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2009.04.06

Ajax版のJTAGバウンダリスキャン

Ajax版のJTAGバウンダリスキャン環境ですが、地道に改良を続けてきた甲斐あって、かなり安定して動くようになってきました。

Ajax_jtag_1

AJAXというのは、ブラウザの中で起きた現象をサーバに送り、サーバから返ってきた結果をブラウザの画面上に表示するやつです。Googleマップや、検索エンジンにキーワードを入力しようとすると勝手に補完してくれるあの技術です。画面の遷移を伴わずに、ブラウザの中の一部の情報(画像や文字など)だけを書き換えることができます。
それを、JTAGバウンダリスキャンに応用しようとしています。

トラ技78kマイコン基板をパソコンのUSBコネクタに挿し、78Kマイコン基板の端子をFPGAターゲット基板につなぎ、AJAX版MITOUJTAGのページにアクセスして「開始」ボタンを押すと、サーバからJTAGコマンドが伝わってきて、XMLやJavaScriptやActiveXが動いて78Kマイコンを動かし、78KマイコンがFPGAに対してJTAGのコマンドを実行し、その結果をサーバに返し、サーバは視覚化してブラウザの画面に表示するという構想です。

現在はまだ文字ベースでFPGAのピンの状態を表示していますが、いずれは画像を送ってくるようにしたいと思います。また、FPGAやCPLDなどの書き込みのためのアルゴリズムもAJAXで送ってくるようにしたいと思います。
つまり、ユーザはブラウザの中から書き込みたいファイル(JEDやBITなど)をサーバに送れば、サーバは遠隔操作でJTAGケーブルを操作して、FPGAに書き込んでくれるというしくみです。

JTAGは、ハードウェアは簡単な構造をしていますが、ソフトウェアはデバイスごとに全く異なり互換性がありません。そういったデバイスごとの非互換な部分のアルゴリズムをサーバにもたせてしまえば、デバイスが変わった時や、アルゴリズムが更新されたとき、新規デバイスがリリースされたときにも速やかに対応できるだろうという考えです。
今週末にはデジタル・デザイン・テクノロジが発売されるので、誰もが無料でバウンダリ・スキャンの素晴らしい世界を体験できるようにしたいと思っています。
もっと安定してうまく動くようになれば、来週か再来週にはこのアプリケーションをリリースしようと考えています。

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