Lattice XP2のUSB-JTAG書き込み(続々)
数日間、昼も夜もトラ技78Kマイコンで作るUSB-JTAG書き込みアダプタの高速化に費やしていました。
JTAGのコアとなる部分をアセンブラで組みなおし、手作業でギチギチに最適化したところ、およそ3倍の速度になりました。アセンブラは頭の体操になります。
さらにUSBの転送タイミングを見直して微調整したところ、LFXP2-17Eの書き込みでは、トータルで4倍の速度を実現できました。
アセンブラ、速い!苦労した甲斐があります。
このルーチンで、デジタル・デザイン・テクノロジの付録LFXP2-5Eを書き込んだ場合の時間を予想してみたところ、次のような計算結果となりました。
FPGAの書き込みに80秒くらいなら待てるでしょうか・・
もっと頑張ればこの2倍くらいにはなると思いますが、ここから先は大変かもしれません。
DDTが発売されて付録基板が入手できたら、実機で試してみたいと思います。
Latticeで上手くいったので、ほかにもいろんなFPGAやCPLDに書き込んでみました。
・Spartan3AN XC3S700AN ・・・25秒
・XC9500XL XC95288XL ・・・34秒
・MAX2 EPM240 ・・・40秒
・Spartan3 XC3S1500 ・・・47秒
・コンフィグROM XCF04S ・・・112秒
・MAX2 EPM2210 ・・・223秒
MAX2 EPM2210の書き込みはまだ遅いみたいですが、それ以外は耐えられるレベルに来ました。
ソフトにもう少し磨きをかけ、どのような形でリリースするかを考えることにします。
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