ISE11.5に期待します
XILINXのISE11.4が出たようなので、早速インストールしてみました。
ISE11.4をインストールするには、最初にISE11.1(5.9Gある)をインストールして、そこからバージョンアップしなければなりません。ISE11.1→11.2→11.3→ISE11.4と使ってきた私としては、ハードディスク内にゴミがたまって、素直にバージョンアップできませんでした。
今となっては、何が原因で失敗していたのかはわかりません。
ISEに関するゴミとしては、以下の2つが挙げられます。
C:\Xilinx\11.1\ISE\.backup\backupfiles01、backupfiles02、backupfiles03、backupfiles04・・・のフォルダ。これがひとつ数ギガあります。バージョンアップしたり、バージョンアップに途中まで成功したりすると、どんどん増えていきます。
それから、
C:\Documents and Settings\ユーザ名\Local Settings\Temp\にあるxil_1456_9のような一時ファイル。ISEで論理合成するたびに溜まっていきます。
いったん、ISE11をアンインストールして、Xilinxフォルダと、上記のゴミファイルを綺麗に消去してから再びISE11.1を入れ、そこからISE11.4に上げたところ、うまくいきました。ひとつひとつの作業が1時間くらいかかるので、何度もインストールしたら2日間を無駄にしてしまいました。
Spartan-6のバウンダリスキャンの問題が解決しているかと期待していたのですが、全く改善されていません。
上の図で、実デバイスは未使用ピンはハイインピーダンスなのに、バウンダリスキャンで見たところ出力として認識されてしまいます。もう、ISE11.5に期待していますので、よろしくお願いします。>XILINXさん
EDK11.4はSpartan-6に対応したようです。もう苦労してこんな変なやり方をする必要はないです。ただし、EARLY ACCESSという警告は出ます。
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