RX62Nボードの設計がかなり完成に近づいた
RX62Nボードの設計がかなり完成に近づいてきました。
先日の状態から比べて、
・EXDMA用のバス出力コネクタにダンピング抵抗挿入
・E1エミュレータ用のJTAGコネクタを追加
・RS232CのライントランシーバICを追加
・圧電ブザーを追加
・USBのラインにESD保護素子を追加
・MicroSDソケットの配線を直した
・その他いろいろ回路の間違えを修正
ごちゃごちゃしてきたので、基板表面・裏面のシルクを出します。
コンパクトなサイズの基板に、いろいろなものが凝縮されてきました。
それから、この基板はRX62NのBGA176ピンのすべての信号を引き出しました。
SDRAMとの接続は32bit幅です。ほとんどの端子はピンヘッダに出しているので、基板上で搭載していない(CANとか含めて)RXマイコンのすべての機能を(やろうと思えば)実験できるはずです。
悩んでいるのは、RX62Nマイコンは、ブートモード(何もない状態からシリアル経由でROMを書き換えること)用のRXD信号と、JTAGのTDI信号が同じ端子を使っていることなのです。だから、JTAGとシリアルのポートが同時に使えない。切り替えスイッチを使ったりする方法などがありますが、どうしたらいいのか。
あと、シルクを直したり、部品番号を付け直したり、バスをプルアップするべきかどうか悩んだり、量産化に向けて面付けしたりする必要がありますので、基板屋さんに発注できるまでにもう2~3日はかかりそうです。
この基板が出来たら、RX62Nの回路設計の方法 「RXマイコンの複雑怪奇に多機能化されたI/Oポートの役割と使い方」 を忘れないうちに文章に書いていきたいと思います。
| 固定リンク
コメント