RX62Nマイコンでバウンダリスキャンに成功したか!?
RX62マイコンは、本来はJTAGバウンダリスキャンに対応しているのですが、いままで入手できたボードではどれもダメでした。
というのは、RX62Tはバウンダリスキャン非対応だし、RX62NのQFP100もバウンダリスキャン非対応なのです。
だから、私はQFP144か、BGA176の登場を待ち焦がれていました。
そこで、インタフェースの付録基板で試してみました。
その結果がこれ。
なんとなくできているような、できていないような。きっとできているのだと思います。
実は、RX62NのQFP144はバウンダリスキャンには対応していますが、BSDLファイルがルネサスのWebサイトにないのです。そこで、バイト君に作ってもらいました。まだ完成してはいないので、全部のピンが見えるわけではないのですが、なんとなく動いているような感じというところです。
明日、より詳細に実験してみることにしましょう!
そして、もしこれが動いたらMITOUJTAG Light版の販売を来週から再開しようと思っています。
MITOUJTAGを使ってバウンダリスキャンをすれば、RXマイコンがどんなふうに動作して、どのI/O端子にどんな信号を出しているかをパソコンの画面上でリアルタイムにモニタできます。さらには、マイコンのプログラムを書かなくても端子を操作できるようになります。これはきっとハードウェアのデバッグに便利に活用できるはずです。
そして、RXマイコンのソフトウェアのデバッグ用には、以前作った「RX62N用 簡易JTAGデバッガ」も使えるはずです。
RX62N用JTAG ICEのダウンロードも、来週あたりから再開しようと思います。
ご期待ください。
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