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2012.02.20

EZ-USB FX3の評価ボードの設計中

新規に開発しているEZ-USB FX3の評価ボードですが、だいぶん出来上がってきました。
Fx3_5

結局、6層基板になりました。
EZ-USB FX3は1.2Vの電源が4系統も必要です。

それから、ブートプログラムがどこから起動するかというのは、PMODE[2:0]という信号で選択できるそうです。この端子を変更すると、I2C ROMから起動したり、SPI ROMから起動したり、USBからブートイメージをもらってくるようになったり、GPIF2につないだROMから起動したり、ということが選べます。
汎用の評価ボードなので、このPMODE[2:0]を切り替えやすいように、大き目のDIPスイッチを乗せました。

あと、EZ-USB FX3にはFSLC[2:0]というセレクト信号があります。これは、メインのクロックをどうやって選択するかということを決めます。基本的には19.2MHzの水晶をつないでおけば万事事足りるので、動的に選択はしないだろうと思われます。そこで、チップ抵抗で固定にしておきます。はんだ付けをすれば変更可能です。

SPIメモリとUARTのポートは共用されるらしいので、4個のジャンパピンで切り替えられるようにしておきます。UARTのラインバッファも基板にのせたので、モニタプログラムや簡単なRTOSならこの基板上で完結できると思います。

SPIはUARTと排他制御なので、I2CのROMから起動するのが通常の使い方になると思います。

それから、EZ-USB FX3にはI2Sというオーディオ用のシリアル通信バスが出ています。この端子をただのGPIOに設定して、USB-JTAG機能を搭載したいと思います。この基板がUSB3.0のUSB-JTAGにもなるようにしようというわけです。

あと謎なのは、VBATTというバッテリをつなぐ端子があるのですが、このICは何をバックアップしようとしているのかが不明。内蔵SRAMの内容を保存しておきたいという要望があるのでしょうか。
それから、ウォッチドッグタイマー用に32.768kHzのクロック入力(CLKIN_32)というのもあるのですが、本当に必要なのかどうかも不明です。

EZ-USB FX3にはいろいろ謎なことがあるので、やはり、動かしてみるまでわかりませんね。

基板の配線は全部引き終わって、デザインルールチェックも通ったので、このまま出図しても動いてしまうでしょう。あとはシルクを調整したり、配線の太さを調整したりして、より使いやすい基板に直し、今週中の出図をめざします。

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