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2012.08.10

YRDKRX63NというRX63N評価ボードを購入

ルネサス(おそらくアメリカ)純正のRX63N評価ボード、YRDKRX63NというのがAVNETにあったので、購入してみました。

ボード価格は$99だけど、運送料が5000円かかるというもの。

とっても豪華なボードでした。RX63NB(つまり1MB品)が乗っていて、そのほかに、グラフィック液晶、RS232C、MicroSD、CAN、SerialFlash、LAN、スピーカ、オーディオ入出力、スイッチ、LEDなどがあります。

Yrdkrx63n_1

液晶の裏には、Segger社のUSB-JTAGのチップが隠されています。ちょっと液晶を外すのが怖いので、USB-JTAGの解析はしないでおきましょう。

基板の裏面には、いろいろと使い方がシルクで書かれているようです。

Yrdkrx63n_2

裏面には部品はありません。

電源を入れると、uCOSが動いているのでしょう、液晶に何か表示が出ます。

Yrdkrx63n_3

さて、このボードにRXduinoを移植しようと思います。

こんなにたくさんの周辺部品が乗っているのだから、きっと、面白いことができるはず。

しかし、書き込みがちょっと大変。USBブートモードにしても、リセットスイッチだけでは認識されません。

というか、USBを差していた状態でリセットしても、その抜き差し信号(つまり1.5kΩでのプルアップのところ)がホストPCに伝わらないようで、USBの状態が変わりません。

これはYRDKRX62Nでも同じでした。きっとOnTheGoに対応するためのハード上の何らかの事情があるのでしょう。

書き込みは、rxprog63nb.exeで行えました。

Yrdkrx63n_4

現在のRXduinoは、このYRDKRX63Nに対してLANも、SDメモリカードも、LEDも対応していませんが、今後対応していきたいと思います。

なお、CPUだけで実験できるところまではちゃんと動きました。USB仮想COMポートもばっちりでした。

Yrdkrx63n_5

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