YRDKRX63NというRX63N評価ボードを購入
ルネサス(おそらくアメリカ)純正のRX63N評価ボード、YRDKRX63NというのがAVNETにあったので、購入してみました。
ボード価格は$99だけど、運送料が5000円かかるというもの。
とっても豪華なボードでした。RX63NB(つまり1MB品)が乗っていて、そのほかに、グラフィック液晶、RS232C、MicroSD、CAN、SerialFlash、LAN、スピーカ、オーディオ入出力、スイッチ、LEDなどがあります。
液晶の裏には、Segger社のUSB-JTAGのチップが隠されています。ちょっと液晶を外すのが怖いので、USB-JTAGの解析はしないでおきましょう。
基板の裏面には、いろいろと使い方がシルクで書かれているようです。
裏面には部品はありません。
電源を入れると、uCOSが動いているのでしょう、液晶に何か表示が出ます。
さて、このボードにRXduinoを移植しようと思います。
こんなにたくさんの周辺部品が乗っているのだから、きっと、面白いことができるはず。
しかし、書き込みがちょっと大変。USBブートモードにしても、リセットスイッチだけでは認識されません。
というか、USBを差していた状態でリセットしても、その抜き差し信号(つまり1.5kΩでのプルアップのところ)がホストPCに伝わらないようで、USBの状態が変わりません。
これはYRDKRX62Nでも同じでした。きっとOnTheGoに対応するためのハード上の何らかの事情があるのでしょう。
書き込みは、rxprog63nb.exeで行えました。
現在のRXduinoは、このYRDKRX63Nに対してLANも、SDメモリカードも、LEDも対応していませんが、今後対応していきたいと思います。
なお、CPUだけで実験できるところまではちゃんと動きました。USB仮想COMポートもばっちりでした。
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