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2012.10.31

MITOUJTAG Airの新しいアイコン

MITOUJTAG Airの開発を続けています。

この2~3日頑張って、PHPやらJavaScriptやらSQLを駆使して、ログイン画面を作りました。

Mjair1031_login_2 

ユーザ名を入れると、ログインできて、メイン画面になります。

Mjair1031_main

今日の朝頑張ったのは、このアイコン。

Mjair1031_icons

左から順に、「クラウドに接続」「デバイスの自動検出」「インフラストラクチャテスト」「SAMPLE」「EXTEST」「BYPASS」「IDCODE」「HIGHZ」「ロジアナ起動」「連続実行」「停止」「ピン名表示」「デバイスプログラミング」「設定」「ズームイン」「ズームアウト」

です。

このアイコンをどうやって作ったかというと、Microsoft Excellのセルを小さくして方眼紙みたいにして作っています。Excelの最近のは図形に立体的な装飾ができるので、アイコンが綺麗になります。

Mjair1031_excel

次はいよいよクラウド経由でのバウンダリスキャン機能を作ります。

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2012.10.29

RaXino-iはまもなく販売開始です

mb●d互換のRX63N評価ボード『RaXino-i(ラクシーノ・アイ)』をAmazonに出品しました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B009YCS9OY

RaXino-iは10月31日より発売開始できる見込みです。

Raxinoi

このボードは40ピンのDIP形状なので、ロボットや、サイズに制約のある組み込み機器に最適です。CPUはRX63Nが96MHzで動きますので、組み込み制御用としてはとてもパワフルです。また、基板のレジストは綺麗な水色です。おそらくこの色のボードはいままで世の中になかったと思います。

イーサネットコントローラや、USBホスト/ファンクションコントローラも搭載しているので、ピンヘッダ部分にコネクタを取り付けるだけで、USBホストやイーサネットが利用できます。だから、Arduinoのように拡張基板は必要ありません。

そして、もちろんArduino互換のRXマイコン用ライブラリ『RXduino』が使えますので、お手軽なRXマイコン開発が可能です。RXマイコンのハードウェアを一切読まなくてもそれなりのものが作れます。

そして、この製品に付属のRXduinoライブラリは特電製品仕様で、がじぇるね用の桜ライブラリや春ライブラリよりも高機能です。より高機能で、サポートも充実しています。具体的には、GCC環境だけではなく、HEWでもコンパイルできるように拡張されています。また、これから開発されるSPIスレーブモードや、ハードウェアI2C、そしてハードウェアPWMやEXDMAにも対応予定です。今後も製品版のRXduinoライブラリはどんどん機能を拡張していきます。

また、ローカル環境でもWeb環境でもコンパイルできるよう、*.aや*.hのファイルも提供する予定です。

また特殊電子回路に直接問い合わせができるので、開発者の「なひたふ」が自ら、よりきめ細かいサービスを提供させていただきます。こまったことがあれば何でも聞いてください。

いたれりつくせりのRX63Nマイコン開発環境をぜひお試しください。

このボードは、↓の写真のような感じの水色の小さな箱にいれてお届けします。なお、プラスチック製のピン配置カードが入っています(裏面にはシリアル番号が印刷されている)。このカードは光沢があってつやつやです。

Raxinoi_pkg

付属品は、ピンヘッダ(20ピン×2本)と、ピンヘッダ(14ピン)、USBホストコネクタ、イーサネットコネクタです。回路図やライブラリ・サンプルコードは、特電のWebサイトからシリアル番号を入力するとダウンロードできるしくみになっています。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

そして、最後にビッグニュースをお知らせします!

RX63N評価ボードのRaXino-iや、RX62N評価ボードのRaXinoをご購入いただいた方は、現在開発中のMITOUJTAG Airが無料で使えるようになってしまうかもしれません。詳しくは続報でお知らせします。

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2012.10.28

MITOUJTAG Airはいろいろなところに接続できる

MITOUJTAG Air(仮称)の開発をすすめています。

今日は、サーバとの接続方法について考えていました。

Mjair1028_3

MITOUJTAG Airは、スマートフォンに(無線で)つないだJTAGケーブルを使ってバウンダリスキャンもできますし、スマートフォンから公衆回線経由でつないだ遠隔地にあるサーバにつなぐこともできます。

そのようなサーバや、ローカルの環境の使い分けをするため、上のような画面を出すJavaScriptを作っていました。

例えば、デスクトップPCでMITOUJTAGをお持ちの方が、JTAGサーバを起動し、MITOUJTAGのネットワークに接続すると、自分 or 特定の相手 or 特定のグループ or EveryOneから接続されて、スマホの画面でバウンダリスキャン結果が見られるようになるというものです。

こうして、JTAGを通じて世界中の人がつながるのです。

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2012.10.25

ケータイやスマホでJTAGバウンダリスキャンをしよう!

ケータイやスマホでJTAGバウンダリスキャンをするためのツール、MITOUJTAG Air (仮称)を開発しています。

Mjair_1

このツールを使うと、外出先や自宅から、会社や学校に置いてきた組み込み機器上のFPGAやCPUの端子の状態を確認できたり、操作したり、書き込みをおこなったりすることができます。

例えば、会社にデバッグ中の装置があって、「まだ動いているかな~」という確認を自宅の布団の中からできるようになるわけです。帰りの電車の中でFPGAのコンフィギュレーションを切り替えることだってできます。
自転車に乗りながら・・・は危ないのでやめましょう。

ようやく、スマホのUIがそれなりに動作するようになってきました。じつはこれ、ユーザ側のインタフェースはすべてJavaScriptで作られているのです。

※上のビデオで表示されている端子の状態はすべてランダムで、実デバイスをサンプリングしたものではありません。

だから、みなさまのAndroid端末や、iPhone、Windows Phoneには何もインストールする必要はありません。もちろんデスクトップPCやデスクトップLinuxでも動きます。ブラウザが起動しさえすればいいのです。

当然ながらInternet Explorerの中でも動いています。デスクトップPCが一番パフォーマンスは高いのですが、モバイル端末も便利ですよね。

Mjair_2

スキャンされる側のターゲットボート(ハードウェア)との接続は、ネットワーク対応した新バージョンのMITOUJTAG BASIC/Proが使えたり、または、RXマイコンを応用したスタンドアローンな装置を作ってもいろうかなと思っています。スマートフォンとJTAGケーブルとの接続は、無線LANや、公衆回線(3G,LTE)やBlueToothを使います。

このようなものを作って、ET2012に出展しようとしています。
開発の状況は、随時、このブログで紹介していきます。

なお、ET2012の特電ブースでは、お客様にこのMITOUJTAG Airをお配りする予定です。詳しいことはこれから考えてブログに随時更新していきますが、ET2012の特電ブースにご来場いただいた方はMITOUJTAG Airをお使いいただけるようになります、という方針で何ができるかを考えています。

電子回路の設計やデバッグの概念を大きく変えるこのソリューションに、どうぞご期待ください。

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2012.10.23

大画面Androidタブレットを購入

大きな画面のAndroidタブレットが欲しくなったので、KOUZIROのFT103というタブレットを購入しました。

なんと21.5インチもあります。並べて見るとトラ技よりもずっと大きいサイズ。まるでテレビです。

Ft103_1

ディスプレーは21.5インチの液晶で1920×1080ドットとハイビジョン。おそらく特電オフィスで一番解像度の高いディスプレイです。、

CPUはOMAP4428(デュアルコアの1GHz)で、メモリは1GBも積んでいます。

OSはAndroid4.0。Wi-Fiや有線LAN、BlueToothなど通信機能も揃っています。

ただ、いま開発中をアプリを動かそうとしたところ、BlueToothのSPPモードが入っていないということで、ちょっと難航しています。あと、画面が大きいからなのか、CPUやGPUの性能のせいなのかはわかりませんが、画像の更新はちょっと遅めな感じがしました。

Ft103_2

画面が大きくてタッチパネルなのでインパクトがあります。

ただ、画面系がちょっと弱そうで、以前作ったOpenGLで絵を描くテストアプリを動かしてみたところ、何も出てきませんでした。GPUがどうなっているのかわかりません。

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2012.10.22

RXduinoがHEWに対応しました。いろいろ便利になった。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆ 特電ニュースからお越しいただいた皆様へ         ◇
◇ リンクを間違えました。 RaXino-iの情報はこちらです。  ◆
◆  http://www.tokudenkairo.co.jp/raxinoi/           ◇
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

RXduinoライブラリのHEW対応を進めています。

今日は、HEW版で以下の進展がありました。

  • printfが使えるようになった。
  • math関係やstdio関係が使えるようになった
  • rxduinoの拡張ライブラリ(WireとかSDMMCとか)も使えるようになた
  • RaXino用のバイナリライブラリも提供した

ライブラリのバージョンは1.04になり、がじぇるねのライブラリとほぼ同一機能にまで追いつきました。SDMMCやUSBホストもばっちり動くようになりました!

●RaXino用のライブラリはこちらからダウンロードできます

  rxduino-lib-v104-hew.zip (13.4MB)

●究極のRX62Nボード用のライブラリはこちらからダウンロードできます

  rxduino-src-v104-hew.zip (15.2MB)

さて、HEWでの使い方を簡単にします。

上のアーカイブを解凍すると、中にhewlibというフォルダがあります。この中のhewlib.hwsというのがhewのワークスペース(プロジェクトを束ねたもの)です。このhewlib.hwsをクリックしてHEWを開きます。

Rxhew_1

すると、(いろいろなダイアログが出るかもしれませんが、)最終的に次のような画面になります。

Rxhew_2

この画面に出ているとおり、testappというのがテスト用のアプリケーションです。普通にビルドボタンを押せば、ビルドができて、E1を通じてダウンロードして、実行できます。

さて、E1の使い方を簡単に説明します。

① E1エミュレータをパソコンにつなぎ、ターゲットボード(RaXinoや究極RX62Nボード)につなぎます。

② HEWの画面の右上にある選択ボックスを「SessionRX_E1_E20_SYSTEM」に切り替えます。

Rxhew_7

③ セッションが変更されたが保存するかどうかのダイアログが出るので、「はい」を押します。

Rxhew_8

④ E1エミュレータと接続が開始され、以下のようなダイアログが出ます。「デバッグモード」「ホットプラグインしない」「電源供給しない」にしてOKボタンを押します。

Rxhew_9

⑤ 次のような画面がでてE1と通信をしますので、しばらく眺めます。

Rxhew_10

⑥ 次のダイアログでは、EXTALを周波数12.000MHzに設定します。

Rxhew_11_2

⑦ すると、通信が確立されて、RXマイコンにリセットがかかります。

⑧ メインのデバッグ画面になります。この画面では、CPUに対してリセットをかけたり、プログラムを実行したり、ステップ実行したりできます。

Rxhew_12 

注意しなければならないことはE1デバッグモードになった直後には、現在のプログラムはロードされていないということです。ビルドしたプログラムをCPUにロードするには、Download Modulesのところで右クリックして「ダウンロード」を明示的に実行するか、もしくはE1接続モード(SessionRX_E1_E20_System)の状態でビルドしなければなりません。

つまり、E1が接続されてデバッグモードの状態でビルドをすれば、自動的にプログラムがロードされるのですが、これは知らないとハマります。
Rxhew_13

⑨ あとは、煮るなり焼くなり好きなようにデバッグしてください。

Rxhew_14

この快適さは病みつきになると思います。


上の手順は、既存のtestappプロジェクトをベースにプロジェクトを作る場合の手順でしたが、自分で新規にユーザプログラムを作りたい場合は、次のようにします。

① HEWで普通にRX62N/RX63N用のアプリケーションのプロジェクトを作ります。

② いったん、すべてのCファイルとC++ファイルをプロジェクトから外します。HEWが自動生成した.c,.cpp,.hなどのソースファイルはすべて削除します。

③ rxduino-lib-v104-hewの中からhewlib\フォルダと、include\フォルダを自分のワークディレクトリにコピーします。hewlib\commonディレクトリにあるdbsct.c、intvect.c、lowlevel.cをプロジェクトに追加します。
Rxhew_3

④ 自分のソースファイルを適当な名前で作ります。#include <rxduino.h>だけやればOKです。

⑤ 「ビルド→RX Standard Tool Chain」を開き、「ソース→インクルードファイルディレクトリ」に、圧縮ファイル中にあるinclude\rxduino、include\tkdnhal、include\libの3つのディレクトリを指定します。

    Rxhew_4

⑥ 次に「ソース→マクロ定義」で、TARGET_BOARDを追加します。
現在使用可能なボード名は、BOARD_RAXINO、BOARD_ULT62Nのみです。
※ 今後、BOARD_RAXINOI、BOARD_ULT62N0_MMC、BOARD_ULT62N0_SDRAM、BOARD_ULT62N0_MMC、BOARD_GRSAKURAなど対応ボードを増やしていく予定

    Rxhew_5

⑦ プロジェクトに eeprom.lib、ethernet.lib、liquidcrystal.lib、rxduino.lib、sdmmc.lib、servo.lib、spi.lib、stepper.lib、tkdnhal.lib、usbhost.lib、wire.libのライブラリファイルを追加します。

Rxhew_6

⑧ これでビルドすれば出来上がりです。

この手順はいささか大変なので、プロジェクトの雛形を作ったほうがいいかなと思いました。


このように、RXduinoのお手軽さと、HEWの秀逸さと、E1の便利さがついに融合するときが来ました。E1エミュレータをお買い上げいただいた方には、使い方をメールなどでサポートしますので、どしどしお問い合わせください。

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2012.10.19

DELLの液晶モニタE198FPbを自力で修理

DELLの液晶モニタE198FPbを使っていたのですが、この10月にはいってから立て続けに2台壊れました。

1台目は、全く電源が入りません。緑色のLEDがジッジッジッ・・という音とともに点滅しています。2台目は、電源が入ってから3秒くらいで真っ暗になります。

そんなモニタを自力で修理することにしました。

Epb_1

まず、背もたれを外します。するとネジが4本出てきますのでこれを外します。

Epb_2

プラスチックのパネルを、爪の位置を探しながらこじ開けていきますと、剥き身になります。

Epb_3

そうしたら、横にある4個のネジを外して鉄のカバーを外します。

Epb_4

電源基板をよくみると、コンデンサが膨らんでいるような気がします。

Epb_5

この膨らんだコンデンサは680uF 16vのもの×2個なので、この容量が抜けている疑いがあります。そこで、手近にあった1000uFのコンデンサを裏面に取り付けてみると・・

Epb_6

見事に動きました。したがって、この膨らんだコンデンサが原因で間違いなさそうです。このままだと蓋が閉められないので、千石に行って似たようなコンデンサを買ってきて、膨らんだコンデンサと取り替えました。

Epb_7

これで完璧。ちゃんと映るようになりました。

Epb_8

コンデンサが膨らんで、いろいろなものが起動しなくなるという事象は、過去のものではなくて、今でも起こりうることのようです。

ちなみに、この電源が壊れたDELLのモニタ「E198FPb」は、Made in Chinaで2008年4月製です。似たような事例の方、ぜひコメントください。

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風水に基づいたオフィスの模様替え

特電は、今のビルに入居してから、おそらく5年くらい経ちます。
それが何を思い立ったか、今週、突然大規模な模様替えを行いました。

いままで、特電オフィスはこういう机の配置になっていました。

Tkdn_office_1

この図では上が南、下が北です。入り口から入ると、5個の机があり、奥のほうには事務用の机2個と、応接セットがありました。部屋の隅にはラボがあり、また、東側の壁には窓がありますが書架などですべてふさがっていました。

しかし、風水的に考えるとあまりよい配置ではなかったのです。
まず、玄関が西向きになるということなので、「震宅(しんたく)」というものになるそうです。そして、その吉凶の方向を調べてみると・・・

Tkdn_office_2

なんと、最大凶の方向にスタッフが座っていたことになります。しかも、一人一人の生年月日からそれぞれの吉凶方向を割り出してみると、あまりよくない。私の向いている向きもよくありませんでした。

そこで、大規模な模様替えをすることにしました。

練りに練った配置がこれです。

Tkdn_office_3

この配置にすれば、誰も凶の位置に座ることはないし、むしろ、大吉・小吉ビームの中にスタッフが皆座ることになります。また、それぞれの人が向く向きも、生年月日に合わせて吉方向になるように選んでいます。出荷用の製品が保管される棚も大吉ビームに当たる場所に配置しました。

ただ、部屋の半分はどうしても凶方位になるので、そういう場所にはラボや検証机を設置しています。検証机などは短時間しか座らないので、凶であっても我慢することにします。


さて、このプランを土日に練って、今週の月曜日からスタートしました。

模様替え前の、南側と東側はこんな感じになっていました。

Before_nBefore_e

南側には西向きの玄関があります。いろいろ雑然としています。東側には窓があるのですが、本棚や棚で完全にふさがれてしまっています。

北はこんな感じ。窓があって、向かいのビルで反射した日光が差し込んでくるので日よけのカーテンを下げています。

Before_ne

さて。この机、棚、ロッカー、その他すべての物を大移動します。

1日目。移動中の様子。まずみんなの机を移動しました。床にはひっこぬいたケーブルが散乱しています。

Moving_1

1日目の夕方。みんなの机と、ダンボール等のロッカーが移動できました。

Moving_2

2日目(火曜日)はトラ技等の本棚と、ラボ棚などを移動しました。

3日目(水曜日)は、残っていた配線を済ませたり、ラボの机を整理しました。これで完成です。ミーティング机のまわりは広くなって快適になりました。応接セットはまだ物置代わりにつかわれています。

After_1After_2

入居依頼、一度も使われていなかった東側の窓も自由にアクセスできるようになりました。実は、この窓と本棚の間の20cmくらいの隙間は物置として使われていて、大昔に使った展示会用の古いパネル(MITOUJTAGの初期のころ)などが安置されていたのです。もちろん恥ずかしいので即効捨てました。

After_3

玄関の方向もすっきりしました。大凶方向には誰も座っていません。

After_4

2日半かけた模様替えでしたが、風水パワーで運気が上昇するといいなと思います。

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2012.10.18

Windows7 64bit版へのPocket JTAG Cableドライバのインストール方法

「MITOUJTAGをWindows7 64bit版で使いたいけど、ドライバがうまくはいらない」というご意見をいただきました。

そこで、クリーンインストールしたWindows7 Home 64bitを用意して、その手順を書き記しておくことにしました。

まず、MITOUJTAGをインストールし、Pocket JTAG CableをUSBコネクタに挿すと、新たなUSBデバイスとして検出されます。

Inst64_1

ただし、Pocket JTAG CableのベンダIDはMicrosoftに登録されていないので、インターネット経由でドライバがインストールはできません。それゆえ、不明なデバイスとして認識されてしまいます。

Inst64_2 

① そうしたら、下記のURLからpockjdrv_x86x64.lzhをダウンロードします。

    pockjdrv_x86x64.lzhをダウンロード

② Windowsのスタートメニューから「コンピュータ」で右クリックして、システムのプロパティを開き、デバイスマネージャを開いてください。

Inst64_1_2_3 

③ 「ほかのデバイス」というカテゴリがあるので、それをクリックして開きます。

Inst64_31

④ これをクリックすると次のダイアログが開きます。「ドライバの更新」を押します。

Inst64_4

⑤ 「コンピュータを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R)」をクリックします。

Inst64_5

⑥ 次のダイアログが出たら、pockjdrv_x86x64.lzh を解凍したフォルダを指定して「次へ」を押します。

Inst64_6

⑦ ここで「このデバイス ソフトウェアをインストールしますか?」という警告が出ます。ですが、このドライバにはちゃんと署名が施してあるので大丈夫です。安心して「インストール」を押します。

Inst64_65

⑧ ドライバのインストールが始まります。

Inst64_7_2

⑨ ドライバのインストールが終了しましたと出れば成功です。

Inst64_8

⑩ ただし、この時点はまだ使えません。もういちど②のステップに戻ってデバイスマネージャを開いてください。まだ「不明なデバイス」がいると思います。

Inst64_12

なぜならば、Pocket JTAG CableはEZ-USB FX2のRe-enumerationという方法を使って、ファームウェアを書き換えています。そのため、この時点でVIDとPIDが変わって新しい不明なデバイスに変わっているからです。

面倒ですが、「USB2.0-JTAG」と書かれたデバイスをクリックしてもう一度上記のステップを行ってください。これでドライバのインストールは完了です。

Inst64_9

⑪ いったんドライバをインストールすれば、次回からはインストール不要ですぐに使えるようになります。

Inst64_10

最近、64bitのご要望が増えてきたと思います。デスクトップ環境は64bitへの移行が進んでいるのかもしれませんね。

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2012.10.17

RXduinoがHEWに対応!ダウンロード開始します

大変お待たせいたしました!

RXマイコンをArduino風にプログラミングできるライブラリ『RXduino』をHEWに対応させる作業を開始しました。

Hew_2

こちらのリンクからRXduinoのライブラリソース付きでダウンロードできるようにしました。

rxduino-src-hew.tgzをダウンロード

※究極のRX62Nボードか、RaXino開発者セットの方のみダウンロードできます。

この圧縮ファイルを解凍していただいて、rxduino-src-v103-hew\hewlib ディレクトリに、今回のHEWのワークスペース(ライブラリ+サンプルアプリ)が入っています。

といっても、このライブラリは究極のRX62Nボード専用にビルドしたものです。また拡張ライブラリはまだなので、RaXinoのお客様はもう少しお待ちください。

具体的に言うと、Hewのツールバーの中にある「ビルド」とかかれた項目の中に、ツールチェーンの設定があります。ここを設定して、マクロ定義でTARGET_BORAD=BOARD_RAXINOや、TARGET_BORAD=BOARD_GRSAKURAなどと書けば、他のボード用にビルドされます。

Hewsetting

ただ、これを毎回やっていると面倒なので、HEWのツールバーに出てくる「Debug」とか「Release」とかいうビルド条件選択ボックスを利用して、ボードごとのビルドを簡単に切り替えできるようにしたいと思います。

今回、GCCからHEWに移植していて気が付いたことは、

  • GCCとHEWでは、割り込みのやりかたが異なるので、その点に注意して移植すればいい
  • 割り込みの関数は、#pragma文の後ろに割り込み番号を指定して関数を定義しないと、変なアドレスにジャンプしたり、戻れなくなったりして、クラッシュする。
  • 関数ポインタの呼び出しは、GCCよりもHEWのほうが文法的に厳格

ということでした。

これをやれば、USBもシリアルポートも、ちゃんと割り込みを効かせてバリバリ動きます。

なんていうか、HEWとE1エミュレータを使うと、RXマイコンの開発がすごく楽ですね。これにRXduinoが加われば鬼に金棒だと思います。

Rxe1_2

あまりにもサクサクと効率よく開発できたので、RX62Nでも20チャネルサーボと20チャネルPWM、tone()関数、12bit ADCなど、いままでGR-SAKURA用にのみ提供してきた関数たちをRX62Nにも移植することができました

なお、RX63NではソフトウェアPWM(analogWriteのこと)は15チャネルまででしたが、RX62Nは20チャネル取れるようになりました。TPUではなくMTUタイマを使えるためです。この点はRX63Nよりも62Nのほうがメリットがあるところです。

皆様のRXマイコン開発環境がさらに快適になるよう、特電は頑張ります。

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2012.10.15

RXduino-V1.03をリリース!

大変お待たせしました。

Arduino風にRXマイコンをプログラミングできるライブラリ「RXduino」のVersion1.03をリリースしました。

http://rx.tokudenkairo.co.jp/download.html

特電製品をお買い上げの方は、このライブラリをダウンロードしていただくことができます。

RaXino開発者セットか、究極のRX62NボードRX-MEGAのいずれかの商品をお買い上げいただいた、とても有難いお客様は感謝を込めて、ソースコードもダウンロードしていただけるようにしました

いつも特電製品をお選びいただき、誠にありがとうございます。

旧バージョン(0.82)からの更新点はいっぱいありすぎて書ききれませんが、簡単にいうと、RX62N用のライブラリが、某がじぇるねで使われている桜ライブラリに追いついたといったところです。(PWMとADCなど一部の機能は除く)

本当にお待たせしました。

今回の対応ボードで言えば、YRDKRX62NやYRDKRX63NといったRDKといわれる評価ボードや、某がじぇるねのGR-SAKURAにも対応しました。それから今度発売されるRaXino-iに対応できるようifdefのマクロを埋め込んでおきました。

さて、機能的には、(V0.82と比べて)Arduinoにかなり近くなったということで、Arduinoのスケッチがほとんど変更しなくてもコンパイルできるようになりました。

また、rxbuildというスクリプトも同梱しました。このスクリプトを使うと、

> rxbuild userapp.cpp -rom

のようにCygwinのプロンプトから一発でコンパイルできるようになります。

Rxbuild

ソースファイルが複数ある場合でも、

> rxbuild src1.cpp src2.cpp src3.cpp -rom

・・といった具合に並べていけば、全部をくっつけてコンパイルしてくれます。

なお、RaXino開発者セットや、究極のRX62Nボードをお買い上げいただいた方は、ソースコードもご利用いただけます。

この新しいライブラリで、RXマイコンの開発スタイルはぐっと変わります。

使い方を簡単に説明すると、

① まず、Cygwinを起動して、ライブラリを解凍したディレクトリに移動します。

② そのディレクトリで

> . setenv_rx.sh

と入力します。すると、環境変数やライブラリやインクルードのパスが設定されます。なお、このときピリオドとスペース忘れないようにしてください。

③ コンパイルしたいファイル名を列挙して、rxbuildを実行します。

> rxbuild src1.cpp src2.cpp src3.cpp

次の画面はアーカイブ中にある/sample/tcpipディレクトリのサンプルコードをビルドするときの例です。main.cとbase64.cをビルドしてリンクしています。

Rxbuild2

rxbuildスクリプトは、.oファイルと.cまたは.cppの日付を見て、新しくなっていればコンパイラを起動します。日付によらず常に再コンパイルさせたい場合は-rebuildオプションをつけてください。

また、がじぇるね用のbinファイルを生成したい場合は-grオプションをつけてください。

簡単でしょ?

もう、気絶するほど難解なmakefileも、リンクしたいライブラリの列挙も不要です。

ローカル環境で思う存分コンパイルしちゃってください!

次回の更新時には、がじぇるねでRX63N用に作成した諸機能(35ch PWM 、tone関数 、12bitADC)をRX62Nへ移植することや、HEWでコンパイルしてE1でデバッグできるようにする、などの改良を行いたいと思います。

これからも、お客様が使いやすいと思っていただける環境を目指して、RXduinoはどんどん進化させていきます。

http://rx.tokudenkairo.co.jp/download.html

特電製品をお選びいただき、本当にありがとうございます!

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2012.10.06

CEATECお疲れ様 & HDDで遊ぼう

CEATECお疲れ様でした。

特殊電子回路は、2日(火)~5日(金)の4日間、出展してきました。

ブースの様子はこんな感じでした。特電製品をアクリルのケースに入れて演出してみました。各種ボードの展示、PCI Express IPコア、USB FX3.0ボード、MITOUJTAG、RaXino-i、そして4日目はKoboのバウンダリスキャンも投入しました。

Ceatec2012_1

右側はこんな感じ。RaXino-iのデモがさりげなく動いています。

Ceatec2012_2

プログラマブル・デバイス・プラザの講演会場からみると、こんな感じでした。

Ceatec2012_3

さて、今回のメインの出し物は、FPGAからSATAのHDDを動かすIPコアのデモ機でした。

Ceatec2012_4

FPGAがランダムにHDDをWrite/Readして、そのときのセクタ番号が7セグメントLEDに表示されるというものです。HDDの動きがわかりやすいように、HDDの蓋がアクリル板に取り替えられています。

また、右側にあるスライドボリュームを動かすと、そのボリュームの位置に応じたセクタへHDDのヘッドが動いてRead/Writeします。つまり、半固定抵抗の位置にあわせてハードディスクのヘッドがすうっと動くわけです。

そのようすを動画にしました。

でも、残念ながら4日目にHDDが壊れてしまいました。埃でも入ったのではないかと思います。今回のデモ機用に新品のHDDを3台くらい壊したので、次は壊れたHDDの復旧方法について研究しようと思います。

本当は、FPGAの中に自社製のSATA-IPコアを入れて、そのIPコアのデモだったんですけど、思わぬ方向に突き進んでしまいました。

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2012.10.03

CEATEC出展報告1日目

特殊電子回路はCEATECのホール6で出展しています。

一日目、私は遅めの時間に行ったのですが、何をしていたかというと、SATA IPコアデモ用の機材を作っていたのです。

それなりに動くようになったので、できたての機械を持って会場に赴き、いざ、電源の12Vをつないでみると、基板からジジジ・・と音がして、うんともすんとも言いません。

Hdd_broken

なんと、このデモ機には5VのDCジャックと12VのDCジャックがあって、12Vを5V用のほうにつないでしまっていたのです。

したがって、5Vのラインに12Vがきたので、壊滅的な損傷をうけてしまったのです。

EXPARTANで使っているTIのスイッチング電源ICは絶対最大定格が7Vです。こいつが壊れたのですが、防波堤の役割をしませんでした。3.3VのラインとGNDとともにショートモードで壊れました。結局、FPGAのIO電源にも12Vが加わったのです。

ADコンバータとOPアンプは無事でした。

USBはパソコンとつないでいましたが、幸い、ジャンパをはずしていたので5Vラインを通ってパソコンに12Vが加わるのだけは防げました。

HDDは無事でしたが、今日の朝、突然壊れました。

このことから得た教訓は、DCジャックにはどんなものがつながるかわからないから、それに備えた回路設計をしなければならないということでした。もし、絶対最大定格をオーバーして電源ICが壊れるときには、ショートモードで壊れて被害が拡大する危険性も考えなければなりません。

展示会のように急いでいるときにはなおさら注意が必要です。

さらに、USBのターゲット機器でも、故障したとき、VBUSのラインからどんな電圧が来るかはわかりません。

これからは故障時の振る舞いも考慮した設計を心がけようと決めました。

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2012.10.01

CEATECに出展します!

特殊電子回路は、明日10月2日から開催されるCEATEC2012に出展します!

Ceatecbanner_460x60

場所は、ホール6、6E14にある「プログラマブル・デバイス・プラザ」です。
FPGAコンソーシアムとして出展します。

Kaijou

出展内容は、

  • MITOUJTAGのデモンストレーション
  • PCI Express IPコアのデモ
  • Seiral ATA IPコアのデモ
  • USB FX3ボード+FPGA接続のデモ
  • (あと、ちょこっとだけRX63Nマイコンボードのデモ)

を予定しています。

MITOUJTAGと、「高速シリアル通信製品群」という2つの大きな分類になると思います。PCI Expressコアと、SATAコアは、ソースコードも公開することを決めました。

場所は、幕張メッセのホール6、その中のプログラマブル・デバイス・プラザです。
会期は10/2(火)~10/5(金)の4日間です。

皆様、CEATECにお越しの際には、ぜひともプログラマブル・デバイス・プラザの特殊電子回路ブースへお越しください。

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なお、今回、少し展示の見栄えを工夫することにしました。

いままでは机の上に展示の目的物である基板をぐちゃっと置いていたので、どれが自社製品で、どれがデモなのかわかりにくかったと思います。そこで、今回からはアクリルのケース(レストランの店頭で寿司とかオムライスを入れておく箱を入手!)を導入して、その中に基板を飾ることにしました。

Booth

また、デモ用のボードはアクリルの板の上に作りこんで、お客様が触っていただきやすいように工夫をしました。上の写真はブースのセットアップ中のものです。

1m×1mの狭いブースなので、3つの面の壁をすべて使い切るようなデザインにしています。知る人ぞ知る「あばらや君」の家のようです。

明日、どのようになっているでしょうか。!??

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では、明日から4日間、幕張メッセでお待ちしております!

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