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2016.10.25

Cosmo-ZのIBERTテスト

インターンの学生さんが、ZYNQ搭載のADCボード「Cosmo-Z」でIBERTテストを試してくれました。

Ibert1

IBERTテストというのは、ギガビットトランシーバのエラー率を測るテストです。

Cosmo-Zには、GTXのポートが2個と、PCI Expressのポートが1個、SATAのポートが1個で、計4個のGTXポートが出ています。

Ibert2

今回のCosmo-Zは社内用に使っている特別品で、XC7Z030-1FFG676Cを使っています。FFG676というのはFBG676より特性が良くできていて、-1でも8.0Gbpsまで出せます。
(FBG676は-2や-3でも6.6Gbpsまで)

このボードは社内検証用なので、電源モジュールとかいろいろ改造されています。

使った同軸ケーブルは、千石や秋月で売られている50cm~2mくらいのケーブルで、数百円のものです。

まず、長いケーブルで1.5Gbpsで行った結果です。75%UI開いていて、優秀な結果です。

Long15

次は、短いケーブルで1.5Gbpsで行った結果です。こちらも75%開いています。

Short15

sun

次は3.0Gbpsの場合。68%開いています。短いケーブルだと62%になります。まだまだ余裕です。

Long30

sun

次は4.5Gbps。開きは50%になりました。

Long45

sun

最後は6Gbps。まだ37%ほど開いています。

Long60_2

IBERTのテストでどのくらい開いていれば良いかという目安はよくわからなかったのですが、逆に考えれば6Gbps時に37%も開いているということは、それ以上に周波数を上げられると考えてよいと思います。

4.5Gbpsのときに50%開いていたので、単純に考えれば9Gbpsだと0%になるから、やはり8Gbpsくらいが限界なのかなとも思えます。

また、使っている同軸ケーブルが安物なので、信号品質が劣化している可能性も十分に考えられます。差動信号を同軸ケーブル2本で送るということは、差動インピーダンスがずれるから気持ちの良いものではありません。

この続きは、高級な同軸ケーブルを買ってからにするか、基板上で直接配線をつなげて試してみたいと思います。

Ibert3

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