« Linuxカーネル3.17と4.9 | トップページ | GigaZeeでLinuxを動かす方法 »

2017.12.10

セミナー資料3章 Trenzボードの使い方

13日に開催するZYNQ&Trenzセミナーの資料 第3章を公開します。

■ ZYNQ&Trenz製品セミナー第3章 PDF

Sec3

要約します。

この手順を試すために必要なものは、

  • XILINX Vivado 2017.1または2017.2 (2017.2が推奨)
  • Trenz社のプロジェクトファイル

です。

USB-JTAGとVivadoからの認識

まず、Trenz社のZYNQボードにはUSB-UART兼USB-JTAGが乗っています。このUSBのドライバは、パソコンに挿すだけでWindowsが勝手にドライバを探してインストールしてくれます。したがって、最初に挿したら1分ほど放置します。

USB-JTAGのソフトウェアはDigilentからライセンスされているものを使用しているので、動作させるにはDigilent AdeptのRUNTIMEが必要です。Digilent AdeptのRUNTIMEは、

<Vivadoをインストールしたディレクトリ>¥data¥xicom¥cable_drivers¥nt64¥di gilent

にあります。

Sec3_2

Vivadoを起動して、Hardware Managerから認識されれば、成功です。xilinx_tcf/digilent の文字が出て、 ZYNQが認識されているはずです。

Sec3_3

もし、うまくいかない場合は、

  • Degilent adeptがインストールされていない
  • Vivadoのhw_server.exeがゾンビになっている
  • Vivadoよりも先にUSB-JTAG用のCOMポートを先に開いてしまっている

という原因が考えられます。

Vivadoプロジェクトの作成

これができたら、Trenz社のプロジェクトをダウンロードします。

Trenz社のプロジェクトは、Vivadoプロジェクト(xpr)ではなく、ソースコードやXML、Tclなどで与えられています。これを謎スクリプトを使って処理して、Vivadoプロジェクトを生成するというスタイルです。

プロジェクトは、ZynqBerryGigaZee にあります。

プロジェクトファイルをダウンロードし、解凍したら

_create_win_setup.cmd

を実行します。DOSプロンプトが現れるので、1を押します。

様々なコマンドファイルが生成されるので、•design_basic_settings.cmdを開き、XILINXディレクトリへのパス、Vivadoのバージョン、を変更します。

Sec3_4

ボードの型番は、ZynqBerryは3、Gigazeeの1CFは5、GigaZeeの2IFは1です。それから、@set SWAPP=NAを@set SWAPP=u-bootにしておきます。

Vivadoプロジェクトの作成

また、Trenz社のプロジェクトは2017.1用に作られているので、 block_design¥zsys_bd.tcl を開き、25行目の

set scripts_vivado_version 2017.1

set scripts_vivado_version 2017.2

に変更します。

そして、vivado_create_project_guimode.cmdを実行すると、Vivadoのプロジェクトが生成されます。

TclやVHDL、XMLのソースからバッチファイルでプロジェクトを自動生成して、GUIモードで開くさまは圧巻です。

また、こういうボードの写真入りのプロジェクトを作るとか、芸が細かくてニクいですね。

Sec3_5

書き込み

ZynqBerryやGigaZeeに書き込むには、program_flash_binfile.cmdを実行します。

設定が正しければ、下の図のように書き込みが行われます。

Sec3_6

なお、Flash Operation Successfulと出ていれば、そのあとでエラーが出ていても問題ありません。

そうでない場合の原因と対処法については、記事先頭のPDFファイルをご覧ください。

|

« Linuxカーネル3.17と4.9 | トップページ | GigaZeeでLinuxを動かす方法 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Linuxカーネル3.17と4.9 | トップページ | GigaZeeでLinuxを動かす方法 »