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2018.01.27

電気電子・組み込み経営者交流会を開催しました

第1回、電気電子・組み込み系の経営者交流会を開催しました。

お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

遠方から新幹線でお越しいただいた方など、本当にありがとうございました。

sun

この会は、経営者ならではの悩みをざっくばらんに語り合う会です。売上戦略だけではなく、人材の失敗談や成功談、家庭との両立、資金繰り、税金・社会保険などについて語り合おうというものです。

初めての企画だったので不安はいっぱいだったのですが、なんと7名もの方がお越しいただきました。

メインとなる会場は、ホテルマイステイズ御茶ノ水コンファレンスセンターのRoomVでした。

Roomv

休日は料金が2倍ほどになります。

いかにも重役会議という雰囲気の会議室で、テンションが上がります。プロジェクターを持ち込んで、自己紹介などをしました。

その後、向かいのビルにあるワテラス8890に移動して、懇親会です。

Waterasu

開放的でおしゃれな空間とおいしい料理で、とても良いお店でした。

経営者ならではのお話がいっぱいできました。

sun

次回は、「みんなの見積もりはいくら!?」というテーマで数人のグループを作って、あらかじめ決められた架空の案件に対する見積もりを作って、その見積もり適正か、利益が出るのか、というのをお互いに考える、そういうワークショップ型の勉強会を考えています。

人数にもよりますが、マイステイズのRoomVでいきたいと思います。

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2018.01.26

Cosmo-ZのPythonライブラリのマニュアル

Cosmo-ZのPythonライブラリのマニュアルを作りはじめました。

http://www.tokudenkairo.co.jp/cosmoz/cosmoz-pydoc.html

pydocというツールで作っています。Doxygenのようなものでしょうか。

Cszpydoc

現在はC言語の関数をPythonでラッパしたもので、ここに挙げただけの関数しかありませんが、作り方の手順が確立してきたので、内容もマニュアルもどんどん充実させていきたいと思います。

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2018.01.24

HDMIミキサー

2つのHDMI入力をアルファ・ブレンディングで混ぜて、1つのHDMI出力を作る回路を作っています。

Blend

動作させたようすは下の動画のとおりです。

ノートPCの出力と、Zynqberryの画像出力を混ぜて、1秒ごとに交互に表示させています。全体の画面サイズは1920×1080ですが、Zynqberryのほうは720pなので、余った領域にはDRAMの初期値が見えています。ノイズっぽいざらざらしたのが、DRAMの初期値です。

この回路はアルバイトさんが、Vivado HLSを使ってさくっと書いてくれました。

構造はこんな感じになっています。

Blend2

実際にアルファブレンディングで混ぜる回路は、8画素単位で並列に処理しています。DRAMの読み出しはバーストなので、1画素ごとに処理すると効率が悪いためです。

これでDDR3メモリの帯域はほぼ100%使い切っているそうです。帯域の3分の1くらいしか使わないんじゃないかなと思っていたのですが、意外と使うようです。

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2018.01.23

PCI Experssのカードを挿したPCが再起動してしまう

あるPCで、PCI Experssのカードを挿したPCが再起動してしまうという問題が発生しています。具体的に言うと、ASUSのK20CDというPCに、Cosmo-Kを挿した場合に再起動してしまいます。

Cosmo-Kを挿しておくと、FPGAに何も書いていなくても、電源が切れない(勝手に再起動する)という問題が起きています。ただし、EXPARTANでは置きません。

おそらくACPIの何かが悪さをしているのだと思いますが、原因は不明です。

再起動した後、システムのイベントビューワを見ると、「システムは正常にシャットダウンする前に再起動しました。このエラーは、システム応答の停止、クラッシュ、または予期しない電源の遮断により発生する可能性があります」と書かれています。

Kp41

Kernel-Power41というエラーなのですが、Cosmo-Kの電源をPCI ExpressのバスからとらずにACアダプタから供給するとこのエラーは起きません。

したがって、マザーボードがPCI Expressのバスの電力を監視していて、PCI Expressのコンフィグレジスタで申告している以上の電力を消費しているのかと思っていますが、よくわからないです。

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2018.01.22

1Gsps ADCボードの新基板設計

いままで2種類の1Gsps ADCボードを作り、ノウハウをためてきました。

このボードと

Np1089_2

このボード

Np1094_impd_2

です。

前者のボードは40Gbpsの光ファイバで変換結果を送信することができますが、ノイズが多かったり、周波数特性が悪かったりしました。

後者のボードはCosmo-Zの拡張ボードですが、アナログ性能が改善されていて理想的な特性が出ます。

これらのボードの良いところを統合し、新たなADCボードにします。

Np1111

いずれのボードも発熱が問題でしたので、今回のボードは、タカチの放熱性の良いアルミケースに入れられることを前提として設計をすることにしました。

1月中に生基板を作ることを目指します。

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2018.01.20

FPGAをLinuxからコンフィグするxdevcfgの使い方

ZYNQ用に作ったLinuxでは、/dev/xdevcfgというデバイスドライバがあります。このデバイスドライバを使うとLinuxのコンソールからFPGAを再コンフィギュレーションできます。この使い方を調べました。

基本的な使い方はXILINXのAnswer Record 46913に書かれているのですが、

cat ビットファイル > /dev/xdevcfg

で、単純に流し込めばFPGAがコンフィグされるようなのですが、バイトオーダーをスワップしなければならない(?)らしく、単純にbitファイルをcatで流し込んでもうまくいかないようです。

一番簡単なやり方としては、bootgenを-process_bitstreamオプションを付けて使うのがよさそうですが、その設定ファイルをいちいち作るのが面倒なので以下のようなバッチファイルで処理します。

@if "%1"=="" goto ERR
@echo all:{%1} > all.bif
D:\Xilinx\SDK\2017.2\bin\unwrapped\win64.o\bootgen.exe -image all.bif -w -process_bitstream bin
move %1.bin %~dp0
pause -1
exit /b
:ERR
@echo "ビットストリームファイル名が必要です"
@echo "Usage: bootgen.bat <bit_file_name>"
pause -1

これをbit2bin.batなどというファイル名で保存し、

bit2bin.bat ファイル名.bit

とすると、ファイル名.bit.binが出来ます。

Bit2bin_1

出来上がった.binファイルをLinuxに転送してcatで流し込めばコンフィグできます。

さて、このバッチファイルはBIFファイルを生成して、bootgen.exeを呼び出して、できあがったbinファイルを移動させるという動作を行っていますが、これだけでは中で何をやっているかわからないので、bitファイルとbinファイルを比較してみました。

まずはオリジナルのBitファイルの先頭部分です。ファイル名やデバイス名、生成時刻のあとにFFFFFFFFで続く領域があったあと、AA995566の同期ワードが見えます。

Orig

次は、bootgenで変換したBinファイルの先頭部分です。

Swap_2

ヘッダ部分がざっくり削られた後、同期ワードが665599AAにスワップされているほか、4バイト単位で入れ替わっています。スワップというのは4バイト単位で[b0 b1 b2 b3]を[b3 b2 b1 b0]に入れ替えればよいということです。

これを、Windows上で変換するのではなく、BitファイルをLinuxに転送して、Linux上で変換しつつxdevcfgに流せば使い勝手はよいはずです。

そこで、こんなプログラムを作りました。

#include <stdio.h> #include <sys/types.h> #include <sys/stat.h> #include <fcntl.h> #include <unistd.h> int main() { unsigned long val = 0; const int FILESIZE = 1048576*16; // とりあえず16MBとする while(!feof(stdin)) { // FFFFFFFFが見つかるまで読み飛ばし unsigned char uc = fgetc(stdin); val = (val << 8) | uc; if(val == 0xffffffff) break; } unsigned long *buf = new unsigned long [FILESIZE]; int bssize = fread(buf,1,FILESIZE,stdin); printf("Bit stream size = %d\n",bssize); for(int i=0;i<bssize/4;i++) { val = buf[i]; buf[i] = ((val & 0xff) << 24) | ((val & 0xff00) << 8) | ((val & 0xff0000) >> 8) | ((val & 0xff000000) >> 24); if((i < 20) && (val == 0x665599aa)) printf("Found magic word %lx\n",val); } int xdevcfg = open("/dev/xdevcfg",O_RDWR); if(!xdevcfg) { printf("Can not open /dev/xdevcfg.\n"); return 1; } write(xdevcfg,buf,bssize); close(xdevcfg); printf("Bit stream send\n"); }

これをfpgacfg.cppというファイル名で保存し、ZYNQ Linux上で

# g++ fpgacfg.cpp -o fpgacfg.elf

でコンパイルできます。

使い方は、

# fpgacfg.elf < ファイル名.bit

です。

このプログラムは最大16MBまでのビットストリームのバイトオーダーをスワップして、/dev/xdevcfgに流し込んでくれます。本当はビットファイルのヘッダを解析して本体を抽出するべきなのですが、このプログラムでも十分です。

Xdevcfg

XC7Z030のコンフィギュレーションに1秒かからないので、JTAGよりもはるかに高速です。その上、LinuxをリブートせずにFPGAだけ再起動できます。boot.binを作り直さなくていいのも楽ですね。

仮のビットストリームで起動しておいて、状況に合わせてFPGAを再コンフィギュレーションしたり、パーシャルリコンフィギュレーションとかできるとすごく便利かもしれませんね。

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2018.01.19

FPGAカンファレンス2018に出展しました

FPGAカンファレンスというセミナー&展示会に出展しました。

Fpgac2018_1_2

今回のセミナーでは、IoTとFPGAということで、FPGAでWiFiを使うまでの経緯を講演してきました。

セミナーの後は、お昼休憩とコーヒーブレークの間の展示タイムでは

Fpgac2018_2_2

多くの方にTrenz製品のZynqBerryやUltraScale+ボードとスタータキットなどを見ていただきました。

Fpgac2018_3_2

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2018.01.18

ZYNQ LinuxのGigabitEtherのMACアドレスはどのように設定されるのか(後編)

LinuxのデバイスツリーはU-Bootが読み込んでいますが、実は、U-Bootはdevicetree.dtbをそのままメモリに展開しているのではなく、改変しています。

具体的に言うと、./common/fdt_support.c のvoid fdt_fixup_ethernet(void *fdt)でデバイスツリーの書き換えが行われています。

この関数は、まず、/aliasesの中を探して、ethernetで始まるプロパティを探します。

この値が

ethernet0 = "/amba@0/ps7-ethernet@e000b000";

だったとしましょう。

そうしたら、do_fixup_by_path()という関数が、

/amba@0の中のps7-ethernet@e000b000"のパスに、mac-addressとlocal-mac-addressという2つのプロパティを設定しようとします。

local-mac-addressは存在しない場合でも新規に作成するので、デバイスツリーにlocal-mac-addressが無くてもお構いなしです。それどころか、デバイスツリーで書いたlocal-mac-addressの値も無視して上書きします。

優先順位

MACアドレスの採用される優先順位の高い順に並べると、

  1. uEnv.txtの追加設定
  2. zynq-common.hに書かれたethaddr
  3. EEPROMの情報
  4. U-Bootが生成する乱数
    ----------- 越えられない壁 --------
    (U-Bootがデバイスツリーを書き換えるから)
  5. Linuxのデバイスツリーに書かれたプロパティ
    1. mac-address
    2. local-mac-address
    3. address
  6. ハードウェアレジスタの内容
    1. U-Bootが設定
    2. FSBLで設定した値
  7. Linuxの生成した乱数

となっています。

U-Bootがデバイスツリーを書き換えているのは、./common/fdt_support.cのfdt_fixup_ethernet()の中にある

do_fixup_by_path(fdt, path, "mac-address", &mac_addr, 6, 0);
do_fixup_by_path(fdt, path, "local-mac-address", &mac_addr, 6, 1);

の部分です。

Modify_devicetree

これをコメントアウトしてしまえば優先順位5以下のものが使用できるようになります。

なお、FSBLで設定した値を使うには、U-Bootのdefconfigで

#CONFIG_ZYNQ_GEM=y

とコメントアウトしてください。

最後の最後はLinuxが生成した乱数が使用されます。

Linuxrandom

LinuxからはMACアドレスを変更できないのか?

できません。

ドライバの中では、構造体に入っているlp->ndev->dev_addrという値がMACアドレスとして採用されますが、

この値は、probe時にデバイスツリー(あるいはU-Bootが書き換えたデバイスツリー)から設定されるほか、xemacps_update_hwaddr()という関数で書き換えられます。しかし、xemacps_update_hwaddr()もprobe時にしか呼び出されないので、

結局のところ、起動時に設定された値から変更することはできないのです。

結論

ボードごとに個別のMACアドレスを持たせたいなら、eEnv.txtにethaddの設定を書くのが簡単です。

ethaddr=02:11:22:33:44:55
uenvcmd=fatload mmc 0 0x03000000 uImage && fatload mmc 0 0x02A00000 devicetree.dtb && bootm 0x03000000 - 0x02A00000

ただし、ボードごとではなく、SDカードごとになってしまいます。

ボードごとにMACアドレスを振りたいならば、I2CのEEPROMを接続して、U-Bootで環境変数ethaddrを無効にし、EEPROMのアドレスとオフセットを指定したU-Bootを再構築してください。

I2CのEEPROMではなく、SPI ROMの値を使うにはどうしたらいいでしょうね・・

まぁ、ZYNQのボードにはI2CのEEPROMやIDチップを乗せておくのが無難です。

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2018.01.17

ZYNQ LinuxのGigabitEtherのMACアドレスはどのように設定されるのか(前編)

ZYNQ Linuxを作ったとき、何も考えずに作るとeth0のMACアドレスが00:0a:35:00:01:22になってしまいます。

ボードをたくさん並べたい場合や、ボードを販売したい場合に、このアドレスはどのように変更すればよいのでしょうか?

ifconfig eth0 hw ether 02:11:22:33:44:55

のように設定する方法はうまくいきません。自動的に戻ってしまうからです。

そんなZYNQ LinuxのMACアドレスを変更する方法をついに解明しました。

まず、Linux起動時に、MACアドレスの設定には以下の3つのプログラムが関わっています。

① FSBL

② U-Boot

③ Linux

順番に見ていきましょう。

●FSBL

FSBLではXEmacPs_GetMacAddress()とXEmacPs_GetSacAddress()という関数が使えます。

unsigned char mac_addr[6];
mac_addr[0] = 0x02;
mac_addr[1] = 0x03;
mac_addr[2] = 0x04;
mac_addr[3] = 0x05;
mac_addr[4] = 0x06;
mac_addr[5] = 0x07;
EmacPs_SetMacAddress(&Emac, mac_addr, 1);

のようなプログラムを書けば、確かにPSの中のGigabitEtherモジュール(XEmacPsという)にMACアドレスをセットすることができます。

しかし、後段のU-Bootで上書きされてしまうので、通常は効果を持ちません。

●U-Boot

U-Bootのソースで、include\configs\zynq-common.h というファイルがあります。

このファイルに

#ifndef CONFIG_EXTRA_ENV_SETTINGS
#define CONFIG_EXTRA_ENV_SETTINGS \
        "ethaddr=00:0a:35:00:01:22\0"           \
        "kernel_image=uImage\0" \
        "kernel_load_address=0x2080000\0" \
        "ramdisk_image=uramdisk.image.gz\0"     \
        "ramdisk_load_address=0x4000000\0"      \
        "devicetree_image=devicetree.dtb\0"     \

で定義されたethaddrがあるため、このMACアドレスになってしまいます。ethaddrが

U-BootがどのようにしてMACアドレスを設定しているかを追ってみると、

① net/eth-uclass.cにおけるeth_post_probe()での処理

  • 環境変数のethaddrが設定されているなら、環境変数を使う。
    pdata(EEPROMのデータ)もあるなら、表示だけは一応する。
  • 環境変数がなくて、pdataがあるなら、pdataを使う。
  • pdataがなくて、環境変数も無効な値なら、乱数を使う

となっています。つまり、環境変数 > EEPROM > 乱数という優先順位です。

なお、U-Bootのデバイスツリーの読み込みでは、iobase、emio、phyaddr、phy_mode、interface、int_pcsというプロパティは読み出されますが、MACアドレスは設定されません。つまり、u-bootのデバイスツリーでMACアドレスの設定はできません。

② zynq_board_read_rom_ethaddr()での処理

同じファイルの中で定義されているzynq_board_read_rom_ethaddr()によってboard/xilinx/zynq/board.c の中にあるzynq_board_read_rom_ethaddr()が呼び出されます。

この関数は

int zynq_board_read_rom_ethaddr(unsigned char *ethaddr)
{
#if defined(CONFIG_ZYNQ_GEM_EEPROM_ADDR) && \
    defined(CONFIG_ZYNQ_GEM_I2C_MAC_OFFSET)
         if (eeprom_read(CONFIG_ZYNQ_GEM_EEPROM_ADDR,
                           CONFIG_ZYNQ_GEM_I2C_MAC_OFFSET,
                            ethaddr, 6))
         printf("I2C EEPROM MAC address read failed\n");
#endif
    return 0;
}

つまり、CONFIG_ZYNQ_GEM_EEPROM_ADDRと、CONFIG_ZYNQ_GEM_I2C_MAC_OFFSETというマクロが定義されていれば、zynq_board_read_rom_ethaddr()によってROMから読み込んだMACアドレスが設定されます。

Ubootrandom

それゆえ、EEPROMを使いたいならば、config.hに以下の2行を加えます。

#define CONFIG_ZYNQ_GEM_EEPROM_ADDR     0x57
#define CONFIG_ZYNQ_GEM_I2C_MAC_OFFSET  0xF2

なお、これはMCP79411という、RTCチップとMACアドレスチップを兼ねているICを使った場合のアドレスです。

Ubooteeprom

③ drivers/net/zynq_gem.cにおけるzynq_gem_setup_mac()での処理

最後にzynq_gem_setup_mac()が呼び出され、MACアドレスをXEmacPsのレジスタに書き込まれます。ここで実際にI/OのWriteが行われます。

U-Bootの中での優先順位は「環境変数 > EEPROM > 乱数」なので、環境変数を設定すればよいわけです。

環境変数ethaddrは、実はuEnv.txtで変更できます。

●Linuxにおける扱い

LinuxでMACアドレスの設定は以下のようにして行われます。

(1) xemacps_probe()の中で、of_get_mac_address()を呼び出し、デバイスツリーから以下の順序で情報を探します。

  1. mac-address
  2. local-mac-address
  3. address

(2) xemacps_probe()関数はデバイスツリーからMACアドレスが見つかれば、その値をMACアドレスとして採用します。そして、xemacps_set_hwaddr()を呼び出し、I/Oレジスタを操作してMACアドレスを設定する。

(3) デバイスツリーに有効なMACアドレスが見つからなければ、xemacps_update_hwaddr()を呼び出します。xemacps_update_hwaddrは、I/Oレジスタを操作して現在のMACアドレスを読み出し、それが有効なものだったら採用し、有効でなければランダムなものを使います。

なお、xemacps_update_hwaddrはxemacps_probe()でしか呼ばれません。

つまり、デバイスツリーにmac-addressやlocal-mac-addressが無ければ、ハードウェアレジスタにすでに設定されたものが採用されるはずです。

確かに、デバイスツリーに

ps7-ethernet@e000b000 {

  local-mac-address = [00 0a 35 00 01 22];

というのがあるかもしれません。

しかし、これを消しても、書き換えても、MACアドレスは変わりません。

実はここには深いからくりがあるのです。

(続く)

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※このようなZYNQ Linuxの深い部分の構築や実験は、ZynqBerryオリジナルスタータキットでの楽しむことができます。

● Zynqberryオリジナルスタータキット

https://www.trenz.jp/product/zbstart/

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2018.01.16

展示会・FPGAカンファレンスに出展します

急ではありますが、今週末、お台場にて1月19日(金)に開催されるFPGA専門のセミナー&展示会『FPGAカンファレンス』に出展することになりました。

なひたふが『IoTのためにFPGAで無線LANを使う方法』と題した講演をさせていただきます。

また、特殊電子回路㈱で取り扱っているドイツTrenzElectronics社のZynqBerryやUltra Scale+など、ZYNQ関連ボードの展示などを行います。

ZYNQで無線LANを使う方法や、ニューラルネットワークなどに最適な大規模UltraScale+ボードにご興味をお持ちの方は、ぜひご来場いただければ幸いです。

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■□■          東京FPGAカンファレンス2018          ■□■
□■  with プログラマブルデバイスプラザ開催について   ■□   

『FPGAカンファレンス』はFPGAコンソーシアムの主催する展示会・セミナーです。

20回目となる本年のテーマは「FPGA設計はどのように変化すべきか」と題し、FPGA/プログラマブルデバイスの最新動向や技術をご紹介致します。

さらに製品展示やデモなど最新情報満載の1日ですので是非ご来場下さい。

  • 主催:特定非営利活動法人 FPGAコンソーシアム
  • 共催:地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター
  • 日時:2018年1月19日(金)10:00~17:30
  • 会場:東京都立産業技術研究センター本部 5F (お台場)
  • 定員:150人

Fpgac2018

参加は無料ですが、事前登録制となっておりますので、

ご来場に際してはホームページより事前登録をお願い致します。

<ホームページ> http://www.fpga.or.jp/FPGAC20/tokyo2018.html

※まだ若干のお席がございますが、定員になり次第締め切りますとのことですので、お早めにご登録をお願いします。

多くの皆様のご来場をお待ちしております。

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2018.01.13

MITOUJTAG Pro 3.2をリリースしました

約1年半の更新点をまとめた、MITOUJTAG Pro 3.2をリリースしました。

まず、各社の新しいデバイスを認識できるよう、デバイスデータベースが更新されました。

XILINXはSpartan-7や、UltraScale+が認識できるようになりました。

Mj32_xil

この他にはRenesasのRX64、RX65、RX710、RZ。ALTERAではMAX10、Cyclone10。CypressはPSOC6に対応させました。しかし、PSoC6はファイル名はBGAなのにQFPのパッケージの絵が出るのでBSDLファイルが間違っている可能性があります。

Mj32_oth

それから昨日、Spartan-7のFPGAボード、Arty S7を秋月で買ってきて、バウンダリスキャンを試してみました。

Arty-S7はUSB-JTAGがDigilent製なので、MITOUJTAGから使うにはISE14.7が必要ですが、無事にバウンダリスキャンができました。

その他、ISSI製SPI ROMへの書き込み対応など細かいアップデートや、波形のエクスポート、ファイルの保存ボタンが押せないバグの修正などが行われています。

MITOUJTAG ProはこちらのURLからダウンロードできます。

MITOUJTAG BasicとLightのアップデートは来週中に行う予定です。

https://www.tokudenkairo.co.jp/login2/getfile.php?target=MJPro320

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2018.01.10

第2回 Trenz&ZYNQセミナーを開催しました

第2回、Trenz&Zynqセミナーを開催しました。

今回の出席者は16名でした。

Zbsemina2

ZynqberryかGigazeeをお持ちの方だけに絞りました。

事前に資料URLをお伝えし、事前学習と重複する部分は説明を端折って、作業を行う時間を確保しました。

おかげでゆっくりと説明することができたのですが、それでも3時間だと足りません。

FSBL、U-Boot、Linuxカーネル、デバイスツリーの説明くらいでいっぱいになってしまいました。

皆様からのアンケートを集計した結果、次回からは1万円くらいの有料のコースにし、1日かけられるようにしたいと思います。

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2018.01.09

小冊子「ZYNQのLinuxが動くまで」ができました

小冊子「ZYNQのLinuxが動くまで」の印刷と製本が上がってきました。

午前4時に入稿してお昼には出来上がってきました。早い!

Zb1

くるみ製本で84ページ。10冊作りました。

見た目がいかにも同人誌です。

Zb2

目次と前書きはこんな感じ。

Zb3

Zb4

ZYNQ Berryスタータキットの付属品です。スタータキットをお買い上げの方にプレゼントいたします。

http://www.trenz.jp/zbstart

Zynqberryスタータキットには、この本のとおりに作ったLinuxがインストールされたSDカードが添付されているのでSDカードをさせばすぐに起動します。

この本を読めば、そのLinuxがどうやって構築されたかを知ることができ、自分でリッチなLinuxを作ることができるようにもなります。

Linuxの構築をPetaLinuxやYoctoLinuxに任せてしまうのではなく、自分で行うことでいろいろな知識を身に着けることができます。また、新しいアーキテクチャが出たときや、変わった構成のハードウェアを作った際にも応用が利くようになります。

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2018.01.06

「電気電子組み込み系・経営者交流会(新年会)」を企画しました

第1回「電気電子組み込み系・経営者交流会(新年会)」というイベントを企画しました。

Keieisha

このイベントは、組み込み、電気電子、FPGA、マイコンなどの分野で日々戦っている経営者同士の横のつながりを深め、広く情報交換し、お互いの商売の繁栄を目指すためのものです。

仕事の受注戦略、販路拡大、売上向上、人材確保、運勢、家庭との両立など、経営者にしかわからない悩みを、同じような境遇の人と語り合える場にしたいと思います。

ネットには書けば炎上必至の裏の話も、オフレコなら話せるかもしれませんし、実は他社さんも同じことをしているかもしれません。そういう会にしたいと思います。

参加お申込みは「こくちーず」のページからお願いします。

http://kokucheese.com/event/index/502884/

  • 日時 1月27日(土) 16:00~19:00
  • 場所 秋葉原のどこか
  • 会費 3000円~5000円程度

参加資格

経営者または個人事業者

スケジュール案

  • 16:00~17:00 自己紹介 (一人5分程度)
  • 17:00~19:00 懇親会 (ケータリング)

※何か発表をしたいことがある人は、ぜひ発表してください

参加費用

懇親会を含めて3000円程度。人数と場所が決まり次第、最終的に決定します。

参加人数

6名以上、20名以下を想定しています。

参加人数によって場所と実施形態を臨機応変に設定します。

イベント中止に関する規約

参加希望者が5名に満たない場合や、運営上の問題が生じた場合は中止または延期となります。

場所・時間・費用について

会場は秋葉原で、ケータリングが可能で16:00~19:00ごろに利用可能な会議室を来週中(1月8日の週)に探します。

立食パーティーのような感じをイメージしていますが、見つからない場合は飲食店に変更になるかもしれません。

場所と参加費用はおおよその参加人数を見て決めますが、最大でも5000円を超えないようにします。

もちろん、希望される方には領収書を発行します。

禁則事項

知り得た秘密の情報はネットに書かない

第2回以降の予定

今後、3~4か月に1度くらいのペースで開催していきます。

  • 第2回 『ネットには書けない、私の売り上げ戦略』
  • 第3回 『会社を破壊しかねない!人材の失敗と成功』
  • 第4回 『仕事と私どっちが大事?もちろん・・・家庭との両立問題』
  • 第5回 『風水、方位、日選び、運勢、神頼み、本当に効くのか?』

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2018.01.05

仕事始め

今年の仕事はじめは、横須賀にある某研究機関。

携帯電話関係ではありません。

壮大なプロジェクトになりそうで、楽しみです。

久しぶりに京急に乗りました。

J2

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2018.01.01

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今年の目標は、

one 自分が輝くのではなく、誰かを輝かせるようになりたい

two 秋葉原にFPGAの専門店を出店する

three セミナーを開いたり、参加したり、を積極的に

です。

では、皆様、今年も1年よろしくお願いします。

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