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2018.03.01

18bit 20chデータロガーが動き始めた

ようやく18bit 20ch AD変換ロガーの「AD360」新バージョンが動き始めました。

今回新しく作ったのはメイン基板で、5ch分のADCが乗っています。

Ad360a_top

本当は火曜日ごろには検査して、調整して出荷するつもりだったのですが、なぜかSDRAMが正しく読み書きできなくなっていたため、時間がかかってしまいました。

SDRAMのモードレジスタの設定(MRS)も、マイコンの設定も正しいのに、SDRAMがCASレイテンシ3として動作するのです。旧基板はCASをストローブした次の次のクロックでデータが出てくるのに、新基板はCASをストローブした次の次の次のクロックで出てきます。しかし、たまに動くときもあります。

RX63Nのクロック出力波形に問題があるのか、AS4C16M16SA-7TCNに問題があるのかわかりません。

sun

気を取り直してアナログ的な特性を測ってみました。

まず、無信号時の波形を見てみましょう。

Noise_wave

次はノイズのヒストグラムです。

Noise

ガウス型にならず、ギザギザしていますが、それはADコンバータのDNLが見えているためです。

±1Vの入力電圧範囲で18bitの分解能があるので、1LSB=2÷262144=7.6μVとなります。半値幅が約6LSBなので、ノイズレベルは±22.5μVということになります。

sun

また、オーディオアナライザという機械を使って歪率も測ってみました。オーディオアナライザというのは、極めて綺麗な正弦波を出す装置です。

すると、二次高調波も三次高調波も、入力信号に対して-100dBという結果でした。

Spec

歪率は十分によさそうです。

この機械を今夜調整して、オフセットやゲインの誤差を測ったら、ようやく出荷です。

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