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2018.05.28

Cosmo-Zで時間を指定してエネルギースペクトラムを作る機能

今週水曜日にCosmo-Zセミナーというのを開催するので、放射線解析機能の機能を強化しています。

Nai

Cosmo-ZにNaIシンチレータをつないで、NaIのそばに塩化カリウムの試薬を置いて、取った波形がこれです。

40k_0

1分間に何回のイベントが発生するかのカウントレートの変化をグラフにしたものを次の図に示します。

トータルで4時間測りましたが、75分経過したころに塩化カリウムの試薬を外したので、そこでカウントレートががくっと減っています。

40k_1

本来なら条件が変わったら別のファイルにするべきなのですが、1つのファイルで途中から条件が変わるということになってしまっています。

パルスの高さと頻度のヒストグラム(いわゆるスペクトラム)を作る際、Webインタフェースの簡易的なものですが、時間を指定して解析できるようにしました。

まずは0分から71分までのものです。

40k_2

次は120分目~191分までのものです。

40k_3

どちらも72分間のヒストグラム(エネルギースペクトル)を取っています。横軸はパルスの高さなのですが、240と360の間にあるピークの高さが変わっているのがわかりますでしょうか?

わかりにくいので画像編集ソフトで色を付けてみました。

40k_4_2

カリウムのおそらく1460keVのピークと思われるものがはっきりと見えています。

sun

どこからどこまで、と時間を指定してエネルギースペクトルを作ることができるというのは、放射線を監視するような用途に便利かもしれません。

24時間何かを監視していて、異常なことが起きた時間帯の状況をオンラインで手早く解析できるとか、そういう用途に使えるのではないかと思います。

手始めに、次に雨が降ったときのラドンを見てみたいと思います。

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