« SDSoCの使い方がわかるモータコントロールキット | トップページ | 写真スタジオで写真撮影 »

2018.06.01

MITOUJTAGでVivadoのXDCファイルを読み込めるようにした

今更ではありますが、MITOUJTAGでVivadoのXDCファイルが読み込めるようにしました。

いままでのMITOUJTAGはXDCに対して機能不足で

  • ファイルの一覧にXDCファイルが表示されない
  • -dictを使ったピン定義に対応していない

という問題がありました。

XDCファイルが表示されないというのは、下の図のような状況です。

Noxdc

XILINX用のピン定義ファイルを表示しようとしても、XDCが出てきません。ファイル名のところに*.xdcと入れなければなりませんでした。

また、-dict記述に対応していないというのは、XDCでのピン定義はset_property PACKAGE_PINという記述で行いますが、このやり方には2種類あって、

set_property PACKAGE_PIN F17 [get_ports {netic20_f17}]; #IO_L6N_T0_VREF_35
set_property PACKAGE_PIN G18 [get_ports {netic20_g18}]; #IO_L16N_T2_35
set_property PACKAGE_PIN T9 [get_ports {netic20_t9}]; #IO_L12P_T1_MRCC_13
set_property PACKAGE_PIN U9 [get_ports {netic20_u9} ] ; #IO_L17P_T2_13

という書き方と、

set_property -dict {PACKAGE_PIN Y18 IOSTANDARD LVCMOS33} [get_ports {PWM_H_OUT[0]}]
set_property -dict {PACKAGE_PIN Y19 IOSTANDARD LVCMOS33} [get_ports {PWM_L_OUT[0]}]
set_property -dict {PACKAGE_PIN Y16 IOSTANDARD LVCMOS33} [get_ports {DRV_FLT[0]}]
set_property -dict {PACKAGE_PIN Y17 IOSTANDARD LVCMOS33} [get_ports {DRV_EN[0]}]

という書き方の2種類があります。

前者の書き方は、ピンに対してIO規格とピン番号を別の行で指定する方法です。

後者の書き方は-dict {} という記述方法で1行にまとめてしまう方法です。

今までのMITOUJTAGでは前者の方法にしか対応していませんでした。

sun

これらの問題を解決したパッチを作成しました。

今回、動作テストに使ったボードは、Arty-Z7です。デバイスを自動認識させたら、右クリックして、「ピン定義ファイルの読み込み」を行います。

Artyz7_pindef1

一覧にちゃんとXDCファイルが表示されるようになりました。

Artyz7_pindef2

そして、Arty-Z7のXDCファイルを読み込んでロジアナモードを開くと、

Artyz7_pindef3

このようにピンの定義が読み込まれていることがわかります。

この機能は次回のMITOUJTAGの更新の際に取り込んでリリースしますが、パッチだけすぐに欲しいという方はご連絡ください。

|

« SDSoCの使い方がわかるモータコントロールキット | トップページ | 写真スタジオで写真撮影 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« SDSoCの使い方がわかるモータコントロールキット | トップページ | 写真スタジオで写真撮影 »