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2018.08.11

MITOUJTAGからMAX10に書き込む方法

XILINXとALTERAのデバイスが同一のJTAGチェーンにつながっている場合に、MITOUJTAGから書き込む方法を紹介します。

まず、Qualtus PrimeでMAX10のデザインを作ります。

Qp_1

QualtusのToolsからProgrammerを起動します。

Qp_2_2

QualtusのProgrammerが起動したら、いちど、まっさらな状態にします。

Qp_20

Add Fileを押して、MAX10の出力したファイルを選択します。

MAX10の内蔵ROMに書き込みたいならPOFを選び、揮発性のコンフィギュレーションをしたいならSOFを選びます。

Qp_8

下の図はPOFを選んだ場合の状態です。

Qp_6

次に、同一チェーン上にあるXILINXデバイスを追加したいのですが、当然ながらALTERAのツールはXILINXデバイスを認識しません。

そこで、Add Deviceボタンを押します。

どのデバイスを追加するかを聞かれるので、Importボタンを押します。

Qp_3

ファイル名を入力するダイアログが出るので...ボタンを押します。

Qp_4

D:\Xilinx\Vivado\2018.1\data\parts\xilinx\spartan7\public\bsdlディレクトリを指定し、中にあるxc7s25_csga225.bsdを指定します。

Qp_5

XC7S25が使用できるようになりました。

Qp_7

下の図のように、XILINXとALTERAがJTAGチェーンでつながります。

もし、順番が逆になっている場合にはUpボタンを押します。

Qp_9

次にMITOUJTAGから書き込むために、SVFというファイルを作ります。SVFを作るにはProgrammerのFileからCreate JAM JBC、SVF or ISC Fileを行います。

Qp_12_2

デフォルトでは、下の図のようにjamファイルになっているので、

Qp_14_2

これを選択して、

Qp_11_2

SVFファイルに変更します。また、TCKを1MHzに変更します。(これを行わないと遅くなる)

Qp_13

OKを押します。

Qp_16

これでSVFファイルができました。SVFファイルというのはこのような感じのテキストファイルです。

Qp_10

この中に、Spartan-6とMAX10がチェーンになった場合のMAX10書き込みシーケンスが入っていて、そのまま実行すれば書き込まれるようになっています。

そうしたら、MITOUJTAGを起動して、[ツール]→[SVFプレイヤー]を起動します。

Qp_17

先ほど生成したSVFファイルの中身を貼り付けます。

Qp_18

ここで開始ボタンを押すと、SVFが実行されて、MAX10に書き込まれます。

Qp_19

無事に書き込みが行われ、MAX10が起動しました。

Max10_write_success

下の図は、MAX10につないだシリアルADCを操作して、半固定抵抗の値やマイクで拾った音声を、JTAGロジアナで波形として表示しているようすです。

Max10_adc

Max10_adc2

特にWindowsのソフトウェアを組むことなく、FPGAのピンからバイナリの値を出せば、MITOUJTAGのロジアナでそれを拾って、アナログ波形として表示できます。

このやり方は、FPGAやWindowsのソフトを作らなくてもよいので楽ですよ。

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