« ZYNQ LinuxからのUSBメモリ書き込み速度 | トップページ | 自宅近くでマンションを探してみたけれど »

2018.12.06

Intel(ALTERA)のMAX10キットを試す

MITOUJTAGでMAX10がどう見えるかを試してみたくてIntelのMAX10評価ボード「10M50 Evaluation Kit」を購入しました。

Max10_kit_top

このボードは、MAX10の最大クラスである10M50DAF484C6GESを中心に、1G ビット(64Mx16)LPDDR2 SDRAMや、HDMI出力、CSI入出力が搭載されています。

Max10_kit_bot

HDMI出力はAnalogDevicesのADV7513を使って作られていて、I/O直結にはなっていないようです。

Max10_kit_block

MAX10のほか、MAX2も乗っていて、MAX2とCypressのEZ-USB FX2によりオンボードのUSB Blaster2を構成しています。

このボードをUSB給電で動かす際のポイントを書きます。

  • 付属する赤と黒のコネクタが付いた変なUSBケーブルは、黒いコネクタを使う
  • USBから給電する際には、J11を2-3のほうに差し替える

さて、電源を入れると動き出してLEDが点滅するわけですが、MITOUJTAGから認識しようとしても残念ながらUSB Blaster2を認識しませんでした。

Usbblaster2

どうやらUSB BlasterとUSB Blaster2は全く別物のようです。

そこで特電のUSB-JTAGケーブルをつなごうとしたのですが、それでもデバイスを認識しません。

MAX10キットの回路図を見たところ、2番ピンがUSB_DISABLEとなっていました。外部からUSB Blasterをつなぐ場合はGNDとショートされるはずです。ここをLレベルにするとオンボードのUSB Blaster2が無効になります。

Jtag_connector

というわけで、Pocket JTAG Cableの青い線をつないで、MITOUJTAGでLに設定しました。

Max10_usbjtag_disable

これでMAX10が認識されるかと思ったら、今度は不明なデバイスが2個見つかりました。

Max10kit_unknown

1つ目のデバイスのIDCODEは0620A1BB、2つ目のデバイスのIDCODEは020D10DDでした。この020D10DDというデバイスはUSB Blaster2を構成しているMAX2の中に存在する仮想的なデバイスだそうです。

読み解いた感じでは下の図のようになっています。

Vtap

最初のデバイスのIDCODE「0620A1BB」というのは正しくはMAX10のIDCODEで031050DDのはずです。

何かがバグって1bit左にシフトしているようです。VTAPのIDCODEレジスタが33bitあるのかな??

なお、Qualtusのプログラマでは次のように見えます。

Qpro1

sun

SW2.4をONにすると、MITOUJTAGでも普通のチェーン構成として見えるようになります。

Sw24

これでようやくMITOUJTAGで普通にMAX10がスキャンできるようになりました。

Max10_bscan

|

« ZYNQ LinuxからのUSBメモリ書き込み速度 | トップページ | 自宅近くでマンションを探してみたけれど »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ZYNQ LinuxからのUSBメモリ書き込み速度 | トップページ | 自宅近くでマンションを探してみたけれど »