本郷の石川ビルの原状回復で保証金が返ってこない
特電が一昨日まで入居していた本郷の東大赤門前の石川ビルですが、契約書には明け渡し後、速やかに保証金を返金すると書かれているのにも関わらず、返金される気配が全くありません。
昨日、1階の不動産屋に返金を求めたら、「物理的に不可能です。なぜなら、お金が用意できていません。いつ返すかも決まっていません。返す日程のその目途も立ちません。」とのこと。
契約書は3か月前に予告して、明け渡し後速やかに返還という良識的なものだったので、当然お金は用意できているはずでしょうが、それができていないようです。おい
不動産屋によれば、保証金から原状回復費を差し引いて返金するのでその見積をとるのに時間がかかり、それが終わってから返金とか。速やかの定義は1か月くらいだとかなんだとか。
いや、それは、明らかに速やかではない。
で、今朝原状回復の見積を急いで取りました、とのこと。カーペットとかで内装工事の見積をとったら75万円とかってぽろっと言いだしたので、思わず「ふざけるな」って言ってしまいましたよ。
確かに、カーペットは汚れていますよ。
でもね、この床の汚れは雨漏り(壁の通気口かひび割れによるもので、全くこちらに非はない。外壁工事したら直った。)によるものなのです。それは不動産屋も知っていたはず。
内装屋の見積がボッタク リなのか。
あと、多少汚れているところはあるけど、それは歩いたことや、座っていたことで足がそこにあったから。
これは通常の使用による汚損。それとも、空中浮遊しろとでもいうのでしょうかね。
「一部だけ取り換えると色むらが出るから全部取り換えよう」というパティーンが見え隠れします。
保証金から家賃の2か月(約70万円)を無条件で償却しておいて、さらに75万円を請求しようとしているのでしょうか。
結局のところ、不動産屋やオーナーというのは、保証金を返す気なんてさらさらないのかもしれません。最後くらい綺麗にしてほしいものです。
さらに、最終月は日割り家賃であるはずなのに、家賃の約36万円を1か月分全額引き落とししてきました。だから、過払いの状態になっているのですが、その返金も「原状回復が済んでから」とか言ってきました。
過払いと原状回復とは関係ないでしょう。さすがに論理的におかしい。
既に明け渡しを済ませているので、保証金はこちらがオーナーと不動産屋に無保証で貸している金銭賃貸借の状態に入ったわけです。
確かに保証金は無利子ですが、明け渡しが完了して賃貸借契約は終了したので、本来は保証金を返すはずだが返さないという契約書にない状態に突入しました。
だから、無利子の保証金ではない、遅延するなら利子を払えと言っておきました。
さあどうなることでしょう。
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コメント
たぶん、「もめない人」には返す気はさらさら無いと思います。
※日割りと、敷金を合計して、それより少し高い修繕費を請求してきます、それで、少しだけもめて、+-0になるのが「オチ」だと思います。
このような問題に詳しい弁護士を雇って、裁判する準備をお勧めします。
「修繕費」も、相手が請求する金額が妥当なものなのか、利害関係が全く無い業者(複数)で見積もりを取れば判ると思います。
投稿: | 2018.12.25 00:18