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2019.01.04

AD9717の出力バッファの周波数特性改善

綺麗な正弦波が出せるようになったので、次に、周波数特性の改善を図ります。

周波数特性を下げている原因はOPアンプの性能と、帰還抵抗に並列に入ったコンデンサです。

THS4520を使ったCosmo-Z Miniの本番機を何とか用意し、帰還抵抗の並列コンデンサを1.5pFに交換しました。

そして、AD9717からLFSR(疑似乱数)を出しました。

LFSRの値が2bitや3bit続く部分と1bitで切り替わる部分の振幅を見ると、振幅は出ているので周波数特性は足りていると思われますが、若干、リンギング気味であることがわかります。

Scope_5

最終的な出力ではなく、完全差動アンプの出力を見てもリンギングが出ているので、出力アンプではなく、初段の完全差動アンプの問題なのでしょう。

Scope_7

一方、ゲインを変更せずに499Ω//3pFにしているほうは、高周波でのゲインが不足気味です。

Scope_6

最適な値は1.8pFくらいではないかと思うのですが、手元に1pFのコンデンサしかなく作れないので、今日のところはここまでにしておきます。

最終的に出した綺麗な正弦波は、

Clean_sinwave

です。

やはり振幅が大きいと高調波が-70dBくらいになるので、振幅をめいっぱい出さずに0.5Vくらいにしたところ、高いところまで伸びた周波数特性と、-80dBの歪率を達成できました。

Last_spec

100MHz程度であっても簡単ではないですね。

特性の良いDACやADCを作るのはかなり試行錯誤が必要です。

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