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2021.04.28

Wio Terminalを買ってみた

最近流行りのWio Terminalというのを買ってみました。

Wio1

買う前からいろいろ疑問点があったのでそれを確認してみたかったという感じです。

【疑問点(買う前)】

  • 書き込みはどうやるの?
  • USBシリアルは内蔵されているの?
  • 開発環境は?自分でコマンドラインでできるの?
  • PythonとかRUSTとか言われているけど、C/++C言語で開発できるの?

 

買ってみてすぐにわかったのですが、これはArduinoの亜種でした。だからシリアル通信もUSBもWiFiもTFT液晶もみんな、Arduinoライブラリを取り込んで使うのですね。

開発はArduino IDEを使ってやるのがデフォルトのようで、Arduino IDE上からプログラムの書き込みはできます。

また、リセットスイッチをカチカチと2回スライドさせるとUSBドライブとして認識されるようになって、uf2ファイルをここに放り込めば、そのイメージで起動するようになります。UF2ファイルはbinファイルをbossacというアプリで変換して作るようです。

USBシリアルはソフトウェアで実現されていて、TeraTermがあればほかに何もいりません。ArduinoのSerialでprintlnとかすれば、USBシリアルとしてTeraTermで通信できます。

開発環境はArduino IDEがなかなか使いづらいのですが、arduino-cliというツールがあるので、それを使えばコンパイルや書き込みなど、Arduno開発環境でできることがコマンドラインでできるようになります。神ツールだわー。

arduino-cli compile --fqbn Seeeduino:samd:seeed_wio_terminal --additional-urls https://files.seeedstudio.com/arduino/package_seeeduino_boards_index.json

Arduinocli

ソースでも配布されていますがWindows版のビルドされたexeを探して持ってきて使っています。

arduino-cliをドキュメントも読まずに使ってみているのですが、Arduinoスケッチを対象にしているので、コンパイルされる対象のファイルの拡張子は.inoのようです。<プロジェクト名>/<プロジェクト名>.inoというファイルを強制的にビルドしてしまうようです。

arduino-cliが呼び出しているコンパイラはarm用のgccなので、拡張子をcやcppにしたり、ライブラリを追加できるようなやり方を調べてみたいですね。 

 

結論を言うと、Wio TerminalはC/C++言語で開発可能なマイコンボードとして使えそうです。

私がいま構想中のプロジェクトでは、ネットワーク接続ができてスマホから操作できるハードウェアをたくさんの人に低価格で配布したいのですが、そういったプラットフォームとして最適と言えると思います。

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