14bit ADCのノイズのヒストグラム
ADCの無信号時のヒストグラム表示時に、標準偏差から求めたガウシアン曲線を同時に表示できるようにしました。
14bitのADCの生データは、12bitの場合よりも大きくなります。
このヒストグラムを取ってみると、だいたい±2~3本くらいかなという感じになります。
リアルタイムに平均と標準偏差を計算し、滑らかなグラフを同時に表示できるようにしてみました。
ノイズのヒストグラムはだいたい正規分布になっているのですが、少し左に寄ったり右に寄ったりするのは、ADCのINLやDNLというやつなのでしょう。出やすい値、出にくい値というのがあるのです。
標準偏差は1.99~2.4LSBと幅があるのですが、なぜでしょうね。
今回のADCは14bitなので1LSB=61μVです。よってADCの計測した値の誤差はチャネルによっても異なりますが、間を取って2.2LSBとすればだいたい±0.13mVといえます。
なんと!
12bitのADCの場合も誤差は0.13mVだったので、ビット数が増えても誤差は変わっていないのです。
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