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2021.05.25

Trenz社製品の情報をデータベースに入れて在庫と納期を検索できるようにした

TrenzElectronic社のWebショップの在庫を検索して、現在の在庫数、おおよその納期、世代交代前の型番、後継機種の型番を一括で表示するプログラムを作りました。

Trenz社のWebサイトは重いのでひとつひとつのページを見るだけで時間がかかるのですが、実は、特電では3年以上前からTrenz社の製品情報を毎日自動的にクロールして、在庫数や納期などの情報を取得して、独自のデータベースに入れていました。

このデータベースをもとに高速に検索して、現在の在庫数などを表示できるようにしました。

例えば、TE0712という製品の在庫情報が知りたいというときには、zaikocheck.phpというプログラムを走らせると、

Trenzsearch1

というふうに、「TE0712」という文字列を含む製品すべての在庫と、予定納期、それから製品の新旧型番が一瞬でわかるようになりました。

Gigazee 「TE0720」という大ベストセラーな産業用FPGAモジュールのファミリがあるのですが、これは供給が追い付いていないので、現時点で在庫が全くありません。ですが、TE0720で検索すると、

Trenzsearch2

と、次回製造のロットで納期が早いものは、TE0720-03-2IFC3、TE0720-03-62I33FL、TE0720-03-62I33FAあたりだなということが分かります。

 

また、TrenzElectronic社のFPGAボード製品は、最近の改版によって名前が不規則に変化しています。

例えば、TE0720-03-2IFC3はTE0720-03-62I33FLに変わったのですが、旧製品の型番に含まれる-03は基板のリビジョンで、2IFC3は2Iがスピードと温度グレード、C3はコネクタが短いもの、という意味です。しかし、62I33FLになって、さっぱり意味が分からなくなりました。6はおそらくFPGAのサイズ、2Iが温度とスピード、33Fは不明。

型番の意味はわからないのですが、データベースを検索して製品型番のチェーンを自動的に調べるツールを作りました。TE0720についての型番の変化を調べてみると、

TE0720-03-14S-1C     => TE0720-03-31C33FA
TE0720-03-1CF => TE0720-03-1CFA => TE0720-03-61C33FA
TE0720-03-1CF-S => TE0720-03-1CFA-S => TE0720-03-61C33FAS
TE0720-02-1CR => TE0720-03-1CR => TE0720-03-61C530A
TE0720-02-1QF => TE0720-03-1QF => TE0720-03-61Q33FA
TE0720-03-1QFA => TE0720-03-61Q33FA
TE0720-02-1QF => TE0720-03-1QFL => TE0720-03-61Q33FL
TE0720-02-2IF => TE0720-03-2IF => TE0720-03-62I33FA
TE0720-03-2IFA => TE0720-03-62I33FA
TE0720-02-2IFC3 => TE0720-03-2IFC3 => TE0720-03-62I33FL
TE0720-03-2IFC8 => TE0720-03-62I12GA => TE0720-03-62I33GA
TE0720-03-L1IF => TE0720-03-64I63FA
TE0720-02-L1IF => TE0720-03-L1IF => TE0720-03-64I63FA

と、なりました。

このツールはWebサイトに組み込んだので、Trenz製品の一覧と、型番の変化を知りたい場合は

trenz.jp/chain.php

のページを見てみてください。

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