« TE0808の使い方(4) TE0803/07/08の相違点 | トップページ | TE0808の使い方(6) UltraScale+でUSB3.0を使う回路の設計 »

2021.07.29

TE0808の使い方(5) TE080xの型番の規則性

TE0808シリーズにはTE0803、TE0807、TE0808がありますが、昨年の型番の更改によりわかりにくくなったので、解説します。

Trenz社の公式WebサイトにはTE080xの型番についての解説はありませんが、全商品の仕様を見比べてみたところ以下のような規則になっていると推測されます。

Te0808ordering

TE080xの数字はシリーズを表し、3は比較的小規模なシリーズで、GTHがないか少ないタイプです。オンボードPLLは4chです。

7と8は中規模~大規模ですが、8はすべてEGタイプ。7はCG/EG/EVタイプがあります。PLLは高機能な10chのタイプです。

 

ハイフンの次の数字は基板のリビジョンを表します。

 

その次の5桁の英数字の最初はFPGAの規模を表します。これはXCZU●の数字と一致します。ただしXCZU15はTE0808-05-Bとなります

 

2つ目の数字はFPGAのタイプとスピードグレードです。

傾向を分析したところ、

  • C・・・CG(2xAPU, 2xRPU, 汎用)、スピードグレード1
  • E・・・EG(4xAPU, 2xRPU, 1xGPU 汎用)、スピードグレード1 
  • D・・・EV(4xAPU, 2xRPU, 1xGPU ビデオ用)、スピードグレード1
  • G・・・EG(4xAPU, 2xRPU, 1xGPU 汎用)、スピードグレード2
  • N・・・EV(4xAPU, 2xRPU, 1xGPU ビデオ用)、スピードグレード3

と、なっているようでした。

3番目の数字は温度グレードでIまたはEです。これはFPGAの温度グレードと一致しています。

4番目の数字は、おそらくDDR4メモリの容量と思われます。1ならば2GByte、2ならば4GByteです。

5番目の数字は、すべての製品で1なので、わかりません。

最後のAかLかは、Aが通常版、Lがロープロファイルの意味だと思われます。

 

製品の型番とバリアントの一覧を以下の表に示します。

製品型番 FPGA型番 GTH DDR4
TE0803-04-2AE11-A XCZU2CG-1SFVC784E 0 2GB
TE0803-04-2BE11-A XCZU2EG-1SFVC784E 0 2GB
TE0803-04-3AE11-A XCZU3CG-1SFVC784E 0 2GB
TE0803-04-3BE11-A XCZU3EG-1SFVC784E 0 2GB
TE0803-04-4AE11-A XCZU4CG-1SFVC784E 4 2GB
TE0803-04-4BE11-A XCZU4EG-1SFVC784E 4 2GB
TE0803-04-4DE11-A XCZU4EV-1SFVC784E 4 2GB
TE0803-04-4DE21-L XCZU4EV-1SFVC784E 4 4GB
TE0803-04-4GE21-L XCZU4EG-2SFVC784E 4 4GB
TE0803-04-5DE11-A XCZU5EV-1SFVC784E 4 2GB
TE0803-04-5DI21-A XCZU5EV-1SFVC784I 4 4GB
TE0807-03-4AI21-A XCZU4CG-1FBVB900I 16 4GB
TE0807-03-4BE21-A XCZU4EG-1FBVB900E 16 4GB
TE0807-03-7AI21-A XCZU7CG-1FBVB900I 16 4GB
TE0807-03-7DE21-A XCZU7EV-1FBVB900E 16 4GB
TE0807-03-7DI21-A XCZU7EV-1FBVB900I 16 4GB
TE0807-03-7NE21-A XCZU7EV-3FBVB900E 16 4GB
TE0808-05-6BE21-A XCZU6EG-1FFVC900E 16 4GB
TE0808-05-6BE21-L XCZU6EG-1FFVC900E 16 4GB
TE0808-05-9BE21-A XCZU9EG-1FFVC900E 16 4GB
TE0808-05-9BE21-L XCZU9EG-1FFVC900E 16 4GB
TE0808-05-9GI21-A XCZU9EG-2FFVC900I 16 4GB
TE0808-05-BBE21-A XCZU15EG-1FFVC900E 16 4GB

 

|

« TE0808の使い方(4) TE0803/07/08の相違点 | トップページ | TE0808の使い方(6) UltraScale+でUSB3.0を使う回路の設計 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« TE0808の使い方(4) TE0803/07/08の相違点 | トップページ | TE0808の使い方(6) UltraScale+でUSB3.0を使う回路の設計 »