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2021.08.15

ZYNQ Ubuntu 18でELECOM WDC-433SU2M2(5GHz)を動かす

手元に5GHz帯に対応したUSB-WiFiのELECOM WDC-433SU2M2があったので、ARM版Ubuntu 18.04で動かないかどうか試してみました。

Wdc433

もちろんLinuxのカーネルに最初からこのUSB-WiFiのドライバが入っているわけではないので、有志が作ったものをダウンロードして自分でビルドすることになります。このUSB WiFiのドライバは下記のURLからgitcloneしてきます。

git clone https://github.com/gnab/rtl8812au/

ビルドするには

export CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf-

で環境変数を設定して、

cd rtl
cd rtl8812au/
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- KSRC=<Linuxカーネルのパス>

でできます。

出来上がった8812au.koをターゲットマシンにscpか何かでコピーして、insmod 8812au.koでインストールできます。

このときに、Linuxのカーネルを構築したときのフォルダ(数ギガバイトある)を指定しなければならないので、USB WiFiドライバだけをターゲット上でビルドするというわけにはいきません。

さて、WDC-433SU2M2のドライバはRealTekのRTL8812というものなのですが、このようにしてビルドしてもそのままでは動きません。なかなかハマったのですがlsusbで見てみるとWDC-433SU2M2のUSBであるVID 0x056E、PID 0x400Eの組み合わせが登録されていないようでした。

0x056E 0x400Eで検索すると、このページがみつかりました。

GitHub gnabのrtl8812au driverには2019-07に更新があった

rtl8812au/os_dep/linux/usb_intf.cの305行目付近に

{USB_DEVICE(0x056E, 0x400E),.driver_info = RTL8821}, /* ELECOM - WDC-433SU2M2 */

を追加すればよいようです。

これでビルドしてできた8812au.koをinsmodしたら、全くハマることなくインストールできて無線LANを認識できました。

 

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