« 鋭いパルスを作る回路 | トップページ | 96倍速の等価時間サンプリング »

2021.11.21

等価サンプリングを別のCosmo-Zで試す

高速ADCの前のアナログフロントエンドを改良してアナログ周波数帯域を伸ばしたCosom-Zで、等価サンプリングの実験を行ってみました。帯域は600MHz~1GHzくらいまで伸びているはずです。

まずディジタルでパルスを作り、LVCMOS18の信号としてFPGAの外に出し、抵抗で減衰させたあとアナログ入力で取り込みます。また、適当な終端抵抗をつないで反射を少なくします。

 

今回使用したCosmo-Zの2つの水晶のクロックの周波数差は4ppm。

信号の等価的なサンプリング速度は最大で2.5GHzで、等価サンプリング間隔は400psでした。

Eqs11

ずれが4ppmだと25倍速まで可能・・・なんだか法則が見えてきました。100÷周波数差[ppm]が最大の倍率になるのでしょう。

波形の全体を見てみると、矩形波の反射まで見えますね。

Eqs10

信号の立ち上がり時間は約1.8nsと測定することもできました。

 

繰り返し波形を長い周期でサンプリングして、送信周波数と受信周波数のわずかな差を利用して波形を再構成するという等価サンプリング方法は、周波数の差が小さいほど倍率が高くなることがわかりました。これだと偶然に左右されてしまうので、確実性がないこともわかってきました。

 

 

 

|

« 鋭いパルスを作る回路 | トップページ | 96倍速の等価時間サンプリング »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 鋭いパルスを作る回路 | トップページ | 96倍速の等価時間サンプリング »