Cosmo-Zからパルスを出力する基板
8chのマルチチャネル等価サンプリングを行うために、下の図のような基板を考えています。
HMC987LP5Eの1:9バッファを使って信号を分岐させた後、HMC788Aでバッファします。
この基板をCosmo-Zの本体とBNCコネクタの間に入れて、
パルスを送信して、戻ってきたパルスをCosmo-Zに送るというしくみです。
こういうことをやりたいのですが、高周波対応のスイッチというのもあるようで、例えばRenesas F2976なんていうのがあります。
スイッチを使えば、反射測定するときだけ送信アンプとBNCコネクタをつないでおいて、通常の測定時はパルス送信回路を切っておくことができます。
こういう最近出てきた高周波デジタル・アナログ・ミックスド・デバイスは絶対最大定格で入力パワーが30dBm付近に設定されていますが、1Vの電圧が50Ωのインピーダンスに加わると20mWですから、6dBmになって、だいたい1Vくらいの振幅の波までしか通せないことになります。
送信機並みのパワー用でなくて、受信用あるいは基板間接続用なのですね。
同軸ケーブルをドライブするにはちょっと心細い感じがします。送信のパワードライブにはやっぱりトランジスタかな。
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