« 倉庫の片付け完了 | トップページ | ADC→FPGA(ZYNQ)→DACの遅延時間を測ってみた »

2022.01.29

Cosmo-Zの16bit版を2台製造

今まで、Cosmo-Zのアクリルケースとアルミケースのネジ穴とかコネクタの位置がわずかにずれている感じがしていたので、今回はケースの設計をやり直しました。

両方のケースのパーツが届いたので、Cosmo-Zを組み立ててみました。

Csz2

アルミケースに関しては前後の位置はぴったり合った感じがするのですが、

Csz4_20220129170701

あれだけ念入りに設計したのに、どうも基板の高さが1mmずれているような感じです。

Csz4

設計を見直してみると、ケースの中床を支えているタカチのMSCL-23というL字型金具の図面は、

Mscl23

↑のようになっていました。

穴の位置は中床を支えない方の辺から6mmなのですが、ケース設計時には中床を支える側から6mmにしてしまったようです。

Machigai

これが原因で基板の高さが1.4mm低くなってしまったようです。

ところが、前のケースは今より穴の位置が2.3mm高かったので、適正値より0.9mm高かったことになります。いったい何が原因で上にいったり、下にいったりするのか・・・。タカチのケースは私には難しすぎる。

 

一方、アクリルケースのほうは完璧に近い仕上がりでした。

厳密にいえばアクリルではなくポリカーボネートです。アクリルは割れやすいのでポリカーボネートにしたのですが、アクリルやさんから買っているので・・

今回はシルク印刷を入れました。ポリカーボネートというと黒っぽい色かと思って白いシルクにしたのですが、実際にはアクリルとほとんど変わない透明感でした。透明に白いシルクになってしまったで文字が見にくいかなと思ったのですが、これはこれでおしゃれかもしれません。

Csz1

あと、アクリル屋さんが、頼んでもいないのに各穴を角丸にしてきました。少し大きめの穴をあけているので無事にコネクタは入ったのですが、ぎりぎりで空けていたら入らなかったでしょう。くわばらくわばら。あと、ACアダプタの穴も大きくしたのでコネクタの黒い部分もずっぽりと入ります。これで電源コネクタの接触不良の懸念は解決。

LEMOコネクタの位置もぴったり。

Csz3

アクリル(ポリカーボネート)ケースの出来栄えとしては、いままでで一番良くなりました。

Csz5_20220129171301

 

肝心の性能はというと、無信号時の入力のヒストグラムはこのとおり綺麗なガウシアンになりました。16bit ADCなので無信号でも変換値は常に揺れていますが、そのゆらぎは6.4LSB程度です。12bit ADCの場合は0.5LSBなので、16bitのほうがノイズ性能としては上回っています。

Hist

単一の正弦波を入れたときのひずみ率も-80dBをクリア。

Spec_20220129171501

問題ありませんでした。

部品難の時期でいくつかの部品を代替品にしたので検査する場所が増えましたが、問題なく製造できました。

 

|

« 倉庫の片付け完了 | トップページ | ADC→FPGA(ZYNQ)→DACの遅延時間を測ってみた »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 倉庫の片付け完了 | トップページ | ADC→FPGA(ZYNQ)→DACの遅延時間を測ってみた »