Cosmo-Z Scope v0.8.3.0をリリース
Cosmo-ZをWindowsから操作するアプリ「Cosmo-Z Scope v0.8.3.0」をリリースしました。
今回のバージョンでの更新点はいろいろあるのですが、主に放射線計測回路とMCAが使えるようになったことです。
放射線計測回路というのは、下の図のようなコントロールパネルで波形を整形する回路です
MCAというのは、下のグラフのように放射線のスペクトラムを表示する機能です。
ほかにも、過去にCosmo-Zのcaptureコマンドで取った放射線のイベント波形のファイルをインポートして、
それを右クリックでスペクトラムに変換する機能も付けました。
上の図は昨年9月にF-18を取ったときのものです。フッ素18は陽電子を放出するので511keVのγ線を出します。一緒に映りこんでいたバックグラウンドのK-40とTl-208のエネルギで荒く校正したら、F-18と思われるピークが511keV付近であることが確かめられました。
また、Webサイト上に使い方の説明を書き始めました。
ダウンロードと説明はこちらです。↓
https://cosmoz.jp/usage/cszscope/index.html
どうぞよろしくお願いします。
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