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2022.04.03

株の勉強

積み立てNISAを始めたことから株の勉強をすることにしました。

株の初心者向けの解説ではチャートがどうのというのが出てきますが、「チャートを読む」というのは読む人の主観が入り込みます。上がってほしいと思う人には株価が上がるサインを見つけてしまうし、下がってほしいと思う人には日々の値動きを株価が下がるサインだと思いたいからそう見えてくるのではないかと思うわけです。

人間的な感情が入ると絶対に勝てないのだろうなと思い、機械的に売ったり買ったりするような統計学的なやり方はないのかと思い調べてみました。

そういうのを「テクニカル解析」というようです。

その手の本を2、3冊買って読んでみました。

なお、テクニカル解析の対義語としてファンダメンタルズというのがあって、ファンダメンタルズは財務諸表などから分析して現在の株価が割高か割安かを判断して投資するやり方で、数字と計算式で判断するものであれば信頼できると思います。

そういった、数学的で統計学的で人間の判断の入らないような売り方買い方ならばいいのだろうと思います。

逆に、「上がるチャートのサインだ」とか「出来高が増えてきた」みたいな読む人によって主観が入り込めるやつは×です。

 

テクニカル解析で計算できる指標はMACDとかバンドとか様々な手法を全部合わせると20種類以上ありそうです。まず、銘柄ごとに1年分くらいのデータを集め、5~10種類くらいの指標を試してみて、銘柄ごとに有力そうな指標の候補を選びます。そして、指標のパラメータ(例えば平均日数)を変えながらバックテストを行い、最適な値を探ります。

変動する値の背後に隠れるアルゴリズムを推定し、最も良い成績が出せるようなパラメータを見つけるというやり方は、ノイズに埋もれた信号を計測するのと似ているのではないかと思われる次第です。

 

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