DAC8基板の改版を始めます
過去にDAC8基板というのを作ったのですが、いよいよ改版を行います。
スペックは、125MHz 14bit 8ch。いままでは出力段にTHS4041を使っていたので、周波数特性を優先すると±0.5Vくらいの振幅しか出せませんでしたが、今回はTHS3491を使うことで最大±5Vで40MHzの波形を作れることを目指します。(電波になって飛んでいきそう)
また、DAC+OPアンプの後にLCフィルタを入れて、システムで使っている125MHzのクロックが出力に乗らないようにしたり高調波を抑制することにします。
THS4520+THS4041があった部分を削除した領域に、新しい部品を乗せようと思います。
真ん中にある青い四角に丸が空いているのがTHS3491です。左側の抵抗みたいな部品がたくさんあるのは、7次チェビシェフフィルタ・ノッチ付きです。
最初に1CHだけ丁寧に配線したら、あとはコピペで8CHを作り上げます。
なんと、電源を含めて4層で収まってしまったのですが、一緒に作ろうと思っているADC基板が6層なので、もう2層を電源として使うことにします、
右のほうにDC-DCモジュールが4個も並んでいるのがかっこ悪いですね。。
THS3491は最低動作電圧が±7.5Vなので、市販のDC-DCが扱いにくい電圧となります。±12Vにすると損失が大きいし、±5Vでは足りません。また、±12Vのモジュールは80mAくらいしか取り出せません。
大電流が取り出せて±8V程度の電源となると、自分で作るしかありませんね。
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