Spartan-7ボード30台の実装が上がってきた
お待たせしました!
Spartan-7ボード30台の実装が上がってきました。
基板の表面には、FPGA、DDR3メモリ(512Mbit)、USB2.0コントローラ、MIPI CSIのコネクタが乗っています。
裏面にはSDカードコネクタが乗っています。
SDカードを使う場合は、MicroBlazeやRISC-VなどのソフトコアのCPUを使ってください。
RaspberryPiカメラをMIPI CSIにつないで最大解像度で画像を撮ることもできるようになりました。最大解像度にすると1レーンあたりの伝送速度が900Mbpsを超えます。Spartan-7ボード試作機ではうまく受信できませんでしたが、今回の本番機ではCSIの配線を改善して、最大解像度でもノイズなく画像が撮れるようになりました。
USBは2.0 HighSpeedなのでOUT方向27Mバイト/秒、IN方向42Mバイト/秒くらいです。USBのコネクタはType-Cなので現代的になったかなと思います。
さて、いきなり残念なお知らせなのですが、半導体不足のため今年度で製造できるのはこれがすべてです。しかも、15個は販売先が既に決まっています。どんなに、どんなに営業を頑張っても売ることができる枚数は15枚しかないので、Spartan-7ボードについては営業を頑張らないことにします。
製品情報ページも、ゆっくり更新します。
https://www.tokudenkairo.co.jp/sp7/
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