DAC8基板のデバッグ
恐れていたことが起きました。
DAC8基板で出力している波形をみると、どうも汚いのです。
DACから矩形波を出してみると、途中で鋭いパルスがたくさん見えます!
どうやら74AUC125のバッファとDACの間のダンピング抵抗の値が大きすぎて正しい値を読み取っていないようです。
この抵抗値を調整すると綺麗な矩形波になりました。
ん?右端、少し丸くなってない?
さて、ADCから入力した信号をDACから出力することもできるようになりました。
ADC→DACパススルーで遅延時間は11μ秒ほど。
-120dBの歪率の信号をADCに入れてDACから出てきたのは-80dB。これはDACとOPアンプの性能そのものです。
当たり前のことですが、FPGAの中ではどんなふうに信号を通しても歪率は悪化しません。
綺麗な信号を綺麗なままディジタルで処理できる研究用プラットフォームが出来ました。
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