任意のピンからJTAGを出す回路
IC真贋判定装置を作るため、任意のピンからJTAGの信号を出す回路を作っています。
10月31日時点の回路
本日の回路
あまり変わっていないように見えるかもしれませんが、内層の配線をいっぱい引いています。
右側に45個並んだICはアナログスイッチで、FPGAの端子とターゲットICとの間の電圧をクリップして保護するために入っています。
FPGAは2個使っていて、左側のFPGAがJTAGの信号を作るもの、右側のFPGAがアナログスイッチのON/OFFをするためのものです。
真贋判定装置では最大2340ピンのICを検査しますが、任意の端子からJTAGの信号を出せるように45chのこのようなモジュールを作って、52個並べて、任意の端子からTCKやTDIを出せるようにしています。
つまり、4ch-2340chのマトリックスというか、クロスバースイッチを作ろうというわけです。
DUTの2340個のピンはどのような電圧になるかわからない(VCC 3.3Vかもしれないし、1.0Vかもしれない)のですが、JTAGのロジック電圧も何Vになるかわからないので、FPGAに何Vが加わってもよいようにしなければなりません。
ここまで設計していてふと不安になりました。
- アナログスイッチで本当に電圧クリップができるのか?
- この基板のFPGAは秋月のLattice MACHXO2-256だけど、入るのか?
このあたりを検証していかなければなりません。
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