Cosmo-Z 32ch ロックインアンプの動作確認
特注機器として作成してきたCsomo-Z 32ch ロックインアンプの調整を行いました。
32chのロックインアンプですが、こんな感じで32ch分の交流電圧が測れます。
それで、やはりチャネルごとの誤算というのは、抵抗やコンデンサの精度で生じてきてしまうので、キャリブレーションできるようにします。
まずは、ファンクションジェネレータからの出力電圧を0V~1mVまで増やしていって、それをCosmo-Zで何Vとして測定されるかを記録します。
最小二乗で直線にフィットさせて、その係数とオフセットを引き、真の電圧を推定します。
そうすると、±2uV以内の誤差で交流電圧を計測できます。
しかし、キャリブレーションをする端からどんどんずれていくのですね。
どうやら、人の手が同軸ケーブルの外皮に触れているかどうかとかで容易に変動してしまうようです。
1mVを作るために1VのFG出力を抵抗で1/1000にしているから外乱に弱いというのもあると思います。
人がいない深夜に7時間ほど測ったらそれなりに安定していました。
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