MPSSEなJTAGケーブルを作りました
FTDI社のUSBインタフェースチップにはMPSSEというモードがあり、このモードを使うとJTAGの信号を出すアダプタが簡単に作れます。
ただし、おそらくFTDI社のチップは中で何かのマイコンが動いているのか、電源投入時に端子に変な信号が出たりすることもあります。
そこで、FT2232Hの先にLatticeのCPLDを付けて、電源投入から一定時間は信号を出さないようにブロックしました。またLatticeのCPLDは電圧変換バッファとしては極めて優秀なので、1.2~3.3Vまでの様々な電圧に対応できるJTAGケーブルとなりました。
こういうJTAGケーブルを3台ほど作り、タカチのケースに収めてみました。
なお、これは非売品です。
受託開発でJTAGのソフトウェアを作ったのでその付属品として納品するためのものです。
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