eMMCを使う基板を設計してみた
eMMCというのがあります。簡単に言えばSDカードを表面実装のICにしたようなものだと思います。
昔はメーカーとNDAを結ばないと買えないしデータシートも見られなかったような気がするのですが、今見たら、Digikeyで小売りされていてデータシートもダウンロードできました。
eMMCの規格には100ピンのBGAと153ピンのBGAがあり、100ピンは14mm×18mm、153ピンは11.5mm×13mmです。両方ともほとんどのピンはNCピンで、信号や電源ピンはごくわずかです。
153ピンのほうがサイズが小さくてよいのですが、0.5mmピッチのBGAなので、各プリント基板メーカーの0.1mmルールでは作りにくいのも事実です。
下の図は、ZYNQの225ピン(0.8mm)と153ピンeMMC(0.5mm)を配置して配線してみたところです。
ZYNQもかなりの狭ピッチですがeMMCはさらに狭ピッチであることがわかります。
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