事業再構築補助金(第6回)の交付申請差戻が来た
第6回事業再構築補助金の交付申請の結果がまだ来ないので、事務局に問い合わせてみました。
要点は3つ
Q1 審査状況は?
Q2 交付決定が長引いて事業期間が短くなった場合どうなる?
Q3 11月15日~17日に行われる展示会に出展した場合に経費にできるか?(採択日は2022年9月15日)
この件に関して明確な解答が得られました。
A1 審査は次の段階に進んでいる(複数の人が見ているらしい)
A2 もし交付決定が遅くなって事業期間が短くなってしまった場合は個別対応となる(救済措置はありそうだ!)
A3 展示会期間と事業期間が一部重なっている場合は不可。採択日から14カ月後は2023年11月14日になるので15日からの展示会はそもそも不可。
どうやら交付決定が遅くなって事業期間が延びればこの限りではないそうです。採択日から14カ月後よりも交付決定に記載された事業期間のほうが優先されるので、記載された事業期間が延びていれば11月15日からの展示会も経費にできそうです。EdgeTech+の出典料を経費にできる可能性はワンチャンありそうです。
夕方に事務局から電話が来ました。電話の内容は交付申請の差し戻しに関するものだったのですが、7つほど修正してほしいことがあるということでした。
① 別表1のエクセルのシートが新しいものがあるので、そっちを使ってほしい。
② 自社製品で半導体検査装置を作るとのことだが、他社で似たような類似品があればその相見積もりを作ってほしい
③ X線検査装置に相見積もりが必要
④ K社の検査機器と静電気対策機器を購入するが静電気対策機器が50万円を超えているので相見積が必要
⑤ ネットメディアの広告が50万円を超えているので相見積もりが必要
⑥ 展示会の出店料が50万円を超えているので相見積が必要
⑦ クラウドサービス利用料が見積と800円ちがっている。事業実施期間を書いてほしい。クラウドサービス利用料の価格表が添付されているが見積依頼がない。
ということでした。
ほとんどが相見積もりに関するものだったのですが、電話で即時反論しました。
② 世の中にないものを作っているわけであるから類似のものはない。しいていうなら半導体工場が導入する半導体検査装置があるが、値段が決まっているわけではなく相見積を取るためのいわゆる冷やかし行為はできない。
③ 理由書に書いたとおりX線検査装置はメーカー直販で購入しており同一商品では最安値である。事前に問い合わせた際には、相見積は同一商品を様々な購入ルートで購入する場合の最安価格を比較するものなので、他のX線検査装置と比較することは意味がない。
④ 区分が異なれば50万を超えていても相見積もりは不要であると、事前に問い合わせたときにそう聞いた
⑤⑥ 手引きによれば、建設費と機械設備には相見積は必要だが、広告宣伝費には相見積が必要とは書いていない。事前の問い合わせでもそう聞いた。そもそも展示会で相見積を取ることはおかしい。
⑦ もう面倒くさいのでクラウドサービス利用料は削除でいいや
と回答しました。
交付申請の状況はどうですかと聞いたら、すぐに差し戻し連絡が来たので、やはり、つっついてみるのは重要ですね。
| 固定リンク
コメント