Trenz ElectronicsのTE0720を大量入荷しました
ZYNQモジュール TE0720-04-61C33A と高機能ベースボード TE0701-06 を入荷しました。
TE0720-04-61C33Aは、GigaZee(ギガジー)と呼ばれるFPGAモジュールで、4cm×5cmのサイズにZYNQ XC7Z020、1GByteのDDR3メモリ、8GByte eMMC、ULPI USBトランシーバ、ギガビットイーサネットPHY、QSPIメモリ、リアルタイムクロックを搭載しています。また、152本のユーザ用I/Oを取り出すことができます。
DDR3 SDRAMのほかeMMCも搭載しているので、このボードひとつでZYNQの組み込みLinuxのシステムが構築できます。ギガビットイーサネットのPHYも搭載されているので、イーサネットのコネクタを外付けするだけでネットワーク対応もできます。
しかも、基板上にオンボードのスイッチング電源が搭載されているので、3.3Vの単一電源で動きます。
これ1台で組み込みシステムが完結するのに、非常に高密度でコンパクトにまとまっている大変使いやすい基板です。
Trenz Electronci社の中でもTE0720シリーズは絶大な人気があり、次回の入荷はいつになるかめどが立っておりません。ぜひこの機会をお見逃しなく...。
GigaZee TE0720-04-61C33A の製品ページ
また、高機能ベースボード TE0701-06 は、RJ45のギガビットイーサコネクタ、ホストにもデバイスにもなれるUSB MicroBのOTGコネクタ、SDカードソケット、pmod、HDMIなど、ZYNQで使える標準的なすべての周辺ペリフェラルが揃っています。
HDMIのコネクタもありますが、ZYNQのI/Oポート直結ではなく、ADV7511というHDMIトランスミッタが間に入っているため質の高い信号を生成可能です。
TE0720と組み合わせてZYNQのシステムを開発し、本番稼働時はコンパクトさを活かしてTE0720のモジュールをお客様の装置に組み込むという使い方がベストです。
TE0701-06の製品ページ
在庫切れの場合は次回の入荷は未定ですので、ご興味がございましたらお急ぎください。
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