Cosmo-Z MiniでCICフィルタを実装する
Cosmo-Z Miniは4chのADCを持ちますが、FPGAの中ではデータはAXI Streamで流れています。
そのAXI StreamにCICフィルタを挟めば、受信した波形をCICフィルタに通した効果というのを確認することができます。
実際にやってみましょう。Cosmo-Z Miniのソースコードを開き、SignalProcessingブロックの中のFilterブロックに下記のような構造のBlock Designを作ります。
Cosmo-Z Miniではデータは14bit×8chのAXI Streamなので112bitありますが、それを1chごとにバラバラにするのがcosmoz_data_sliceとうIP、結合するのがcosmoz_data_combineです。
ダウンロード - cosmoz_data_combine.zip
ダウンロード - cosmoz_main_cic_compiler_0_0.xci
下の波形のような信号を入力して、それをCICフィルタに通してみました。
すると、このようにカクカクながらも正弦波に近い波形となりました。
CICフィルタはデシメーションがセットで行われるので、このようにサンプリングレートが下がってカクカクしてしまいます。
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