Raspberry Pi 5が届きました
Digikeyに注文していたRaspberry Pi 5が届きました。
箱にはFCCとCEのマークがあります。
USB Type-Cケーブルをつないで電源を入れるとLEDが赤から緑に変わります。この電源USBをパソコンから取ったとしても、パソコンには何かのデバイスとして認識されることはなく、ただの電源コネクタとして使われているようです。
Linuxにシリアル通信でコンソールでログインがしたかったのですが、Raspberry pi debug probeが必要であることに気が付いたので今日は動作のテストはできませんでした。
その代わり、X線CTスキャンを使って観察してみました。
スケスケーで見えていますね。
基板は管電圧100kVで見るのがよさそうです。メタルなパッケージのICの中まで透けています。
右下の部分は無線モジュールですがアルミ缶の中まで見えています。BGAのピッチは0.4mmでしょうか。細かいですね。
3Dに再構築してもあまり面白いことはありませんでした。
一番気になるのはこのアンテナの部分です。
上が反射器で下のGND間の2つのコンデンサの部分で八木アンテナみたいな構造なのかと思ったのですが、もっと洗練された凄いしくみのようです。
裏面にはAbraconによってライセンスされた技術であることが書かれています。
このアンテナはどうやら2GHz~6GHzくらいまで使えるアンテナで、詳しい記事は下記のページにあります。
https://antennatestlab.com/antenna-examples/raspberry-pi-model-3b-antenna-evaluation-gain-pattern
どういう原理かわかりませんが、解析してみたいですね。
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