Mobile JTAG Cable高速化
Mobile JTAG Cableの高速化と動作安定化を目指して改良を行っています。
右の図は、いままでのMobile JTAG CableでキャプチャしたJTAGロジアナの波形です。Mobile JTAG Cableには非同期モードという動作モードがありますが、これはUSBのフレームのタイミングに合わせて送受信しているので、1msごとにサンプリングしていました。よって、毎秒1000サンプル程度が限界でした。
次の図は、改良中のMobile JTAG CableでキャプチャしたJTAGロジアナの波形です。
TCKのレートを3.1MHzまで向上させると同時にUSBの転送タイミングもそれに合わせることで、綺麗な波形が高速に取れるようになりました。XC2S100に対して使用した場合、ほぼ4倍に速度が改善されます。
拡大すると、右の図のように256μ秒で変化する波形も綺麗に見えています。
この改良では、Mobile JTAG Cableの中のFPGAの設計は変更せず、ソフトウェアのみで対応しています。(いずれFPGAの設計の改良も行うことで更なる高速化を行うことを目指しています。)
XC9572などのCPLDでは毎秒10000サンプリングほどできます。Virtex2Proなどの大きなデバイスでも順調に動作しています。
ただ、デバイスによってバウンダリスキャンレジスタ長が変わるので、USBの転送タイミングを適切に調整しなければならないのが難しいところです。
MITOUJTAGの次のバージョンでは、Mobile JTAG Cableの高速化対応と、ロジックアナライザの改良(サンプリングタイミングの指定や、時間を計るカーソル機能、操作性の向上、描画速度の向上など)を予定しています。
ご期待ください。
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